東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
予選2日目 2009/9/26(土) Vol.3  戻る トップへ


◇vol.2からの続きです。


◇公開練習(センターコート) Vera ZVONAREVA, Victoria AZARENKA 13

誰が公開練習するかチェックしてなくて、その上、かなり遠くから見たせいもありますが、ベラは最初誰だか分かりませんでした。
上はノースリープで下もピチピチの真っ赤なウェアでした。
何となく彼女のイメージと違ったので、余計分からなかったのかも。
普段は分からないけど、こういう格好するとスタイルの良さが際立ちます。
アザレンカの声はやはりデカイです。
彼女は遠くからでもすぐ分かりました(笑)
短時間しか見てませんが、ボレー対ストローク、ロブ対スマッシュ、サーブ対リターンなど基本的なことをやってました。


◇サイン会(東側ロビー) Sybille BAMMER 14

東側ロビーで15時15分からバマー母さんのサイン会が行なわれるとアナウンスがあり、どんな感じか見に行きました。
彼女は左利きだけど、握手は右手でした。
まー、右利き社会(?)だから当然なんだけど。
サインは左手でしたかね、たぶん。
左右使えて効率的なのかなーとか思いましたが、左利きの苦労を知らない者の意見ですよね、きっと・・・。


◆1-Kateryna BONDARENKO (UKR) def. 11-Anastasija SEVASTOVA (LAT) 6-3 6-3
15
1番コートの第4試合です。
終盤の数ゲームを見ました。
ボンダレンコのサービング・フォー・ザ・マッチをセバストバがブレイクバックしたけど、次のサーブでまたブレイクされた、と言う展開でしたかね?
もう終わりそうなスコアで急いで写真撮ろうと思ってたから、試合自体はそれほど詳しく見てないですが、強打の応酬だったかな。
カテリナは初めて見ましたが(たぶん)、お姉さんのアローナとはプレイスタイルも体格もあんまり似てないと思いました。
強打より動きで勝負するタイプのアローナに対し、カテリナはよりハードヒットするスタイルのように見えました。

試合後、カテリナはかなりの長時間サインしてました。
しかも、1人1人の目を見て丁寧にサインに応じてました。
そこまでする外国人選手(特にアジア選手以外)はそれほどいないので、勝ったことがかなり嬉しかったんでしょう。
移動用の専用車(ゴルフ場にあるようなやつ)に乗って発車を待つ間も、一緒に写真撮ってと観客にせがまれて笑顔で応じてました。
姉のアローナが本戦ダイレクトインなので、これで姉妹そろって本戦入りとなりました。


◇公開練習(センターコート)
杉山愛, 森田あゆみ 16
Marion BARTOLI 17

愛あゆみの師弟ペアの練習です。
見たときはサーブ対リターンでした。
サーバーがリターナーに対して打つコースを指定してからサーブを打ってました。
その後はゲーム形式の練習に移行。
観客の拍手が有ったからか、かなり試合っぽくやってましたね。
何ゲームかやると2人がチェアに戻って休憩するのですが、その度にサインキッズたちが大挙してコート際に押し寄せてきます。
人数多いし、凄い勢いです・・・。
その度に会場の笑い(失笑か?)を誘い、係員に何回も戻されてました(笑)
いつも思うのですが、子供達はこうやって貰ったサインをどうするだろうか?
市販されてるデカイボールに貰った人とかもどうするだろう。
あのボールって広い会場で見ても結構大きいから、家に持って帰ったらもっと大きく感じると思うんだけど。
置き場所に困るから、結局は外の物置きとか押入れの奥のほうに行ってしまうんだろうか?
まー、子供達は貰ったサインがどうこうよりも、貰う行為自体が楽しいんでしょうね。
20年前のサインをいまだに綺麗に保管してる俺みたいな人は少数派かもしれない。
思い出せば(これまでも何回か書いてるかもしれないけど)、初めてサインを貰ったのは、1989年に有明で開催されたフェデレーションカップ(現フェドカップ)で伊達ックからでした。
彼女は井上悦っちゃんと一緒にセンターコートと1・2番コートの間のメーカーブースらしき場所の前にいました。
(たぶん、ちょっと立ち寄ったって感じだったはず)、
そこで、確か何人かの客と一緒にサインを貰いました。
当時は今ほどサイン欲しいって人は少なくて、日本のエース(悦っちゃん)と次代のエース候補(伊達ック)が一緒にいても、数人ぐらいしか人が群がったりしてませんでした。
もう20年も前の出来事だけど、初めてサイン貰ったってこともあって、その時の状況とか結構覚えてるんですよね。
まー、若かったから、記憶に残りやすかったってのも有るんだろうけど。
今となっては、昨日の昼に何食ったか覚えてない時も・・・(笑)
なんか話が飛びまくってますが、このとき貰った2枚を初め、今まで貰ったサインは全て大切に取ってあります。
まー、サイン帳を保管してるってだけなんですけどね。

昔話が長くなりました。
話を戻して・・・。
愛ちゃんとあゆみちゃんの練習の途中で、マリオンがコーチのパパと共に現れました。
その後、コートサイドのイスに座ってかなり長時間見てましたね。
もしかして自分の練習開始時刻を間違えた?
別に文句とか言ってなかったみたいなので、単に見学してただけかもしれないけど。
マリオンが現れてから、かなり時間が経ってからの練習開始です。
彼女とヒッティングパートナーのラリーを少し見て、センターコートをあとにしました。


◆5-Andrea PETKOVIC (GER) def. 9-Julie COIN (FRA) 6-4 6-2
18
2番コートの第3試合です。
(しつこいようだけど、オーダー上は第4試合です。)
2NDセット中盤以降を見ました。
クワンは日本のITFのどこかで見た記憶があります。
確か、その時はコインと日本語表記されてたと思いますが、主審のコールを聞くとクワンと発音するようですね。
HENINがエナン、OUDINがウダンになるのと同じで、フランス語の発音ですよね。
ITFで見た時はビッグサーバーだと思いましたが、このレベルだと普通に見えました。
別の選手と勘違いしてるのでなければ、日本のITFレベルとTOP100のサーブ力にいかに差があるかということですね。
ランキングを見ると、ITFで見た時はTOP100ではなかったはずですが、いつの間にか100位に入ってます。
数年前に須玉で見たクレイバノバや、岐阜で見たデラクアなど、日本のITFで見た選手がその後、GSやWTAツアーの大会で活躍すると、他人事ながら嬉しいものです。
さて、そのクワンですが、悪くないプレイだったと思います。
しかし、それほど差は無いながら、1本のラリー、1ポイント、1ゲームを見た時、僅かながら相手のペトコビッチが優勢なのかな、という感じでした。
その僅かな差が、スコアに現れたんだと思います。
ペトコビッチは長身でキレの良いショットを打つタイプです。
彼女はリターンの時の低い構えが独特でした。
頭の位置が低すぎて、逆に動きにくいような気もしますが、あの姿勢が彼女にとってはプレイしやすい体勢なんでしょうね。
競ったゲームは有りましたが、どちらかと言えば彼女が先に展開するポイントが多く、競り勝ちました。


◇練習 Cara BLACK 19

10番コートです。
コーチと2人での練習で、カーラはかなりの長時間サーブを打ってました。
状況的には、Agnieszka(ラドワンスカ)と同じですね。
カーラはサーブの練習の前、左手でストロークやってました。
左手のフォアに、左手のシングルハンドのバックハンドスライス、両手バック(当然サウスポー版)も打ってました。
Agnieszkaもやってたけど、左手使うのは最近の流行?
サーブは、もしかしたらフォーム改造に取り組んでるのかも。
細かいチェックがコーチから入り、長時間話し込んだりしてました。


◇公開練習(センターコート) Daniela HANTUCHOVA 20

18時開始になってた
ダニエラの公開練習は18時開始になってました。
既に陽は落ちて、観客はかなり少なくなってました。
コーチとヒッティングパートナーと3人での練習でした。
ヒッティングパートナーは、マリオンの時の同じ人のようでした。
日本人ではないようでしたが、WTA専属なんでしょうか?
ここでも愛あゆみの時と同様に、ダニエラがベンチに戻る度に大量のサインキッズ達が最前列に移動。
もういいかげんにしろって感じ(笑)
同じサインコレクターとして恥ずかし過ぎる・・・。


今日はこんなところです。
今週は仕事がちょっと忙しかったためか、かなり眠い・・・。
ダニエラの練習を最後まで見たかったですが、7時になる前に会場をあとにしました。
さて、いよいよ明日から本戦です。
56ドローとドロー数が大きい女子の大会は初めて見ます。
1回戦からかなり楽しみです。


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