楽天OPEN 2009
Rakuten Japan Open Tennis Championships
本戦4日目 2009/10/8(木)
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本戦4日目です。
フルセットの試合が多いですが、時間的には今日もサクサク進行してます。
やはり男子の試合は1ポイントが短いためでしょうか。
行ったのが8時半近くと遅めだったのもありますが、進行次第では最後のダブルスしか見れない可能性がありました。
シモンは見たい選手の1人だったので、第5試合のユーズニーvsシモンは何とか見たかった。
幸いなことに(?)1セットオールになったので、何とか最終セットだけ見ることが出来ました。
チケ売り場からコロシアムに向かうと、3番4番コート方面から、女性の「通りま〜す」とデカイ声が聞こえてきました。
目を凝らして見ると、選手移動用のカートがこちらに近づいてきたようでした。
8時過ぎてるから、既に外は真っ暗な時間帯です。
ライトが無いタイプのカートらしく、危ないから声を出してたようです。
誰だろうと思ってよくよく見ると、何と伊達ックと里華ちゃんが乗っててびっくり。
声の主は彼女たちでした。
試合直後で、その試合コートから帰ってきたところのようでした。
コロシアムの入り口で、連日生観戦中のたけぽんさんと合流。
センターコートに向かいました。
◆Mikhail YOUZHNY (RUS) def. 3-Gilles SIMON (FRA) 7-6(5) 6-7(5) 6-4
01
センターコートの第5試合です。
客席に座って見たのはファイナルセットからでした。
その前の2NDセットのタイブレイクは、ロビーのモニターで見ました。
モニターの周りには人が一杯でした。
最初はそうでもなかったのですが、途中からかなり増えてきました。
人が増えたのは、伊達ックの試合が終わって、観客が戻ってきたのもあるでしょうね。
多くの人がモニターを見て一喜一憂状態です。
もう1ポイントごとに溜息や歓声が上がってました。
当然ながら、ぞれぞれの選手の応援も有ったことでしょう。
でも、俺みたく試合が長く続いて欲しい人もいただろうし、次のダブルスを早く見たい人なども絶対いたはずです。
様々な思惑が渦巻いてましたよ、あの状況は・・・(笑)
タイブレイクは序盤から中盤までシモンリードでしたが、終盤でユーズニーが追い付きました。
これで5オールです。
ここからは1ポイントが試合を左右します。
このポイントだったかは覚えてませんが、ユーズニーはスマッシュミスが痛かったですね。
非常に緊迫した雰囲気のなか、シモンが次の2ポイントを取ってセットオールにしました。
共にタイブレイクだった2セットが終わり、試合開始から2時間近く経過してました。
ファイナルセットは、しばらくキープが続きます。
第5ゲームのシモンのサーブが15−40になりました。
ここをブレイクしたユーズニーが、1ブレイクアップの3−2とリードすることに成功。
このセットのユーズニーは、キレキレのプレイでした。
鋭いサーブとストロークでシモンを振り回します。
凌ぎとカウンターが上手いシモンですが、さすがに2セットタイブレイクの後はキツかったのかもしれません。
いや、GSだと5セットマッチだから、体力的にキツイというのは違うかな。
どちらかというと、ユーズニーのショットにキレが有って、それに抗しきれなかったという印象のほうが強いですね。
シモンは第9ゲームのサーブでマッチポイントを握られますが、苦労した末、ここは何とかキープ。
ユーズニーに鋭いショットを連発されるなか、よく凌ぎきったと思います。
次の第10ゲームはユーズニーがキープし、6−4でファイナルセット取って勝利しました。
去年に比べてそれほど好調ではないシモンですが、随所で凄いカウンターは見せてくれました。
生で見るのを楽しみにしてたので、1セットだけでも見ることが出来て良かったです。
それにしてもユーズニーの好調ぶりが光りました。
何でファイナルセットまでもつれたのか?ってプレイでしたからね。
ユーズニーが第3シードのシモンを破ってQFに進出した試合でした。
◆WC-岩渕聡 / 鈴木貴男 (JPN/JPN) def. Jo-Wilfried TSONGA / Stanislas WAWRINKA (FRA/SUI) 6-3 4-6 [10-8]
02
センターコートの第6試合、本日の最終試合です。
試合開始は9時半を回ってたでしょうか。
日本男子ダブルスの黄金ペアと、ツォンガ/ワウリンカという豪華なカードが最終試合に組まれました。
序盤はツォンガ/ワウリンカの個人技が冴えました。
ショットの威力はさすがTOP10級です。
序盤の数ゲームだけ見ると、ストレートで彼らが勝つのでは?と思うような展開でした。
しかし1STセット中盤以降、日本ペアのボレーやポーチ等の細かい技が効いてきました。
それまではパワーでやられてたのが、慣れてきて対応出来るようになってきたという感じでした。
岩渕/鈴木ペアの試合にしては静かだった会場も、徐々に沸くようになってきました。
その流れで日本ペアが逆転でセットを先取しました。
2NDセットも岩渕/鈴木ペアが有利な流れでしたが、ツォンガ/ワウリンカが逆転で奪い返しました。
だったと思うけど、11月の末に書いてるから、細かい記憶は忘れてる・・・。
他の試合は直後にメモ書いてたけど、この試合だけ探してもメモが無いので、書き忘れてたようです。
その割には結構内容覚えてるほうですけどね。
ファイナルセットのタイブレイクは、スコア通り、一進一退でした。
10−8と際どい勝負を制し、ジャパン・オープンに強い岩渕/鈴木ペアが勝利しました。
試合後半は、ジャパンオープン恒例のラストマッチサービス(だっけ?)でした。
おかげでCS席の前のほうで見ることが出来ました。
会場もデ杯のような盛り上がりでした。
ちょっと意外だったのは、ツォンガ/ワウリンカがきちんとダブルスをやろうとしてたことです。
特にワウリンカは小技も強打も上手いオールラウンダーですね。
オリンピックで金メダルを取ったのも分かります。
ツォンガは1STサーブの確率がかなり低かったです。
2NDセット以降の重要な場面では、ほとんど入らなかったと言ってもいいぐらいでした。
2NDサーブになると、リターンから攻撃されてポイントを失うことが多かったです。
それでも、ダブルスのプレイをやろうとしてたのは分かりました。
リターンとかで、ちょっとやけくそ気味の強打は有りましたが(笑)
貴男君は、やはりサーブやボレーにキレが有りました。
逆転に繋がったのは、彼のキレのあるプレイが起点でしたね。
今日は岩渕君がちょっとブレーキでしたかね。
サウスポー特有のキレのあるサーブや、タッチの良いボレーは不発気味でした。
それでも、相手ペア(特にツォンガ)にミスが多かったこともあり、競り合いに持ち込むことが出来ました。
競ったマッチタイブレイクを制した岩渕/鈴木ペアが初戦を突破した試合でした。
今日はこんなところです。
試合終了は11時過ぎでしたかね。
何とか終電に間に合う時間に帰ることが出来ました。
最終試合がシングルスだったら、間に合わなかったかも・・・。
明日の金曜日は、午後半休を取ることが出来ました。
序盤の数試合以外は見ることが出来るかなーと期待してます。
明日も楽しみです。
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