カンガルーカップ2009
ITF Women's Circuit $50K / Kangaroo Cup 2009
本戦5日目 2009/5/2(土) Vol.2
戻る
トップへ
◇vol.1からの続きです。
◆土居美咲 / 奈良くるみ (JPN/JPN) def. Q-Zarina DIYAS / 高岸知代 (KAZ/JPN) 6-2 6-2
03
A1コートの試合です。
試合は13時から開始でした。
今日、アザーコートで行われる試合はこれだけです。
13時半ぐらいにコートに行ったら、土居/奈良ペアが3−1でリードしてました。
ディヤス/高岸ペアがブレイクバックして1ゲーム返しますが、その後にまたブレイク。
その後は土居/奈良ペアが連取してセットを先取しました。
ディヤス/高岸ペアは、二人ともサービスというアドバンテージを活かせなかったですね。
サーブが弱いと、オムニコートでは特に狙い打ちされてしまうようです。
リターンから強打されるので、後衛のストローク戦で優位に立てません。
競ったゲームも有りましたが、そこを取りきれずに先行を許してしまいました。
2NDセットは序盤の4ゲームぐらいを見ましたが、同じ展開だったように思います。
後でスコアを見ると、このセットも6−2だったんですね。
土居/奈良ペアが勝利し、決勝に進出しました。
◆1-Sophie FERGUSON / 中村藍子 (AUS/JPN) def. 3-Alison BAI / 浜村夏美 (AUS/JPN) 6-0 1-6 [10-1]
04
センターコートの第3試合です。
スコアを見てお分かりと思いますが、流れが極端な試合でした。
と言っても結果がそうなっただけで、雁行陣の打合いがメインということもあって、内容的にはそこまで一方的でも無かったように思いますね。
1STセットは、ソフィーと藍子ちゃんのショットの威力が活きました。
見てる時はそれほど感じませんでしたが、2NDセットを見た後、そうだったなと思いました。
後ろの打合いで相手を守勢にさせて、最終的にミスを引き出してポイントしてましたね。
逆に2NDセットは、先にミスをすることが多くなり、それがあまり出来ませんでした。
第1ゲームでバイ/浜村ペアが始めてゲームを取ったのも大きかったんでしょう。
これで緊張が解けて、リラックスしてショットを打てるようになったのかもしれません。
序盤はまだ競い合いの状態でしたが、中盤以降は彼女達がゲームを連取してセットオールになりました。
ファイナルセットのマッチタイブレイクは、ファーガソン/中村ペアに1STセットの勢いが戻ってきました。
リードすることで攻撃的にプレイ出来るようになり、その結果、更にリードを広げるといった感じでした。
途中で1ポイント許しただけで(序盤だったような?)、ポイントを連取。
10−1の大差でマッチタイブレイクを取って勝利しました。
ファーガソン/中村ペアは2人ともデュースサイドでリターンしたいはずだと思いますが、今回はソフィーがデュースサイド、藍子ちゃんがアドサイドでした。
ソフィーのシングルバックよりは、藍子ちゃんの逆手の両手バックって感じなんでしょうか。
まー、ダブルスだから、そこまで深く考える必要もないでしょうけど。
ソフィーはシングルバックだからか、スライスのタッチが良いですね。
特にバックボレーが素晴らしい。
角度を付けたボレーやドロップボレーなど長短自在だし、数は少なかったけどポーチも効果的でした。
それと、藍子ちゃんに笑顔が多いからか、ポイント間に2人とも笑顔だったのが印象に残りました。
プレイ中も、藍子ちゃんがポーチミスした時とか、ソフィーがグッドトライ!(だったと思う)と言ってるのが聞こえました。
ミスが有っても、お互いに励ましながら楽しくプレイしてたように思います。
ファーガソン/中村ペアがシードを守り、決勝に進出しました。
今日はこんなところです。
この後、美濃そばの吉照庵に行ってみようと思って、会場から歩いて向かいました。
久留米に行った時はラーメン食ったけど、岐阜でそういった地域名産みたいなのが有るとは知りませんでした。
伊達ックのブログ(コメント欄?)で知ったんだっけ?
行ってみると、11時〜15時、17時〜20時が営業時間とのこと。
時計を見ると4時ちょっと前ごろで、ちょうど休みの時間帯です。
場所は調べたけど、営業時間までは確認してなかったなー。
まー、そもそも観光がメインってわけじゃないので、時間が有ればって感じでしたけどね。
やってないものは仕方ないと諦めて歩き始めると、5月一杯まで岐阜の善光寺でご開帳って看板(旗だっけ?)が有るのを発見しました。
限定版とか時間限定とかに弱いので(・・・笑)、せっかくだから見て行くことにしました。
本堂でご本尊を見た後、帰ろうとすると、5/2がご開帳の中日で火渡りが有るとの貼り紙が見えました。
「火渡り」って、あの火の上を歩くやつですよね。
そんなの生で見たことないので、これは是非見たい。
開始は7時からと書いてありました。
昼飯をまだ食ってなかったから、一旦ホテルに帰って食事とかしてから出かけようと思いました。
写真の整理とかシャワー浴びたりとか色々やってると、時間が経つのは早いです。
時間はたっぷりあると思ってのんびりしてたら、あっという間でした。
まー、いきなり火の上を渡ったりしないだろうと思って、のんびり歩いて向かいました。
善光寺に着いたのは7時ちょい過ぎでした。
ちょうど火をつけた辺りでしたかね。
昼間見た時に葉付きの木の枝がたくさん用意してあったから、あれを燃やしたんでしょう。
あれは何の葉だっけか?
子供も頃によく見た木だったけど、松や杉はないし、うーん名前が出てこない・・・。
気を取り直して・・・(笑)
既に辺りは暗く、燃える火が周辺を明々と照らし始めました。
火はどんどん強くなり、炎が何メートルも巻き上がります。
本堂の近くだったし、間近の旗に燃え移るかと思いました・・・(笑)
火の粉が火の点いた状態のまま地面に落ちてきたりして、かなりの炎でしたよ。
辺りは読経と法螺貝や太鼓の音で満たされ、夜だからってのもありそうですが、なんか別世界のようでした。
お寺の人たち(?)は、お坊さんとおぼしき人は袈裟でしたが、他の人たちは修行僧のような格好でした。
なんというか、天狗のような格好?というか。
しばらくすると、火が治まってきました。
見えなかったけど、火が小さくなるように何かしたのかも。
治まってきたとは言え、まだまだ燃え盛ってます。
それらを平らになるように分けて、火渡りの準備に入ったようでした。
その準備中に見物客たちにアナウンスがあり、岐阜の善光寺のご開帳は戦後初めてとのことでした。
どこかの善光寺(どこって言ってたか忘れた・・・)のご開帳と時期を合わせて、岐阜でも行なうことになったと話してました。
アナウンスの間に火渡りの準備は進みます。
燃えてる火を両側に分け、真ん中には割り箸のような細い木を敷き詰め始めました。
4人の修行僧の格好をした人達が周りを回って、しばらくは儀式のようなものをしてました。
敷き詰めた細い木に火が点き、次第に燃えてきました。
儀式が終わり、その上を裸足になった修行僧の人たちが何回も渡っていきます。
まだ火が燃えてるわけだから、あれは確実に熱いはず。
しばらくしてから、今度は一般人の火渡りに移りました。
歩く部分の火は既に消えたようで、その両脇の部分だけに火がある状態でした。
参加権は火渡りの券を持ってる人だけとのこと。
若い人もいましたが、大半はおじいちゃんおばあちゃんです。
さすがに火傷させるわけにはいかないでしょう。
何回も渡って熱くないのを確認した後に一般人という流れのようでした。
渡ったひとは何人ぐらいだったろうか。
100人以上は居たような?
かなりの時間が経ち、券を持った人たちの火渡りが全て終わった後、チケットが無い人もOKとのアナウンスがありました。
こんな機会は当分無さそうだし、これは参加するべきでしょう。
裸足になって火渡りに挑戦してきました。
渡る前に、塩みたいな粉末の上を通るように言われました。
あれは何だったんだろう?
実際に渡ってみると、全然熱くなかったです。
あれなら、おじいちゃんおばあちゃんでも安心です。
一般人がやる火渡りは、修行の代行みたいなもんなんでしょうね。
詳しくは覚えてないけど、昔見たテレビで(今年の正月に見たんだっけ?)、初詣や拍手とかそういったものは、実際の修行を簡略化したものってやってような気がします。
熱いかどうかの問題ではなく、言わば擬似体験でしょうね。
貴重な体験が出来て良かったです。
終ったのは9時ちょっと前だったでしょうか。
この時間になると、ちょっと寒くなってきました。
腹減ってきたので、またまた歩いてホテルに帰る途中、飲み屋兼ラーメン屋みたいなところで飯を食いました。
美味かったけど、客は満員なのに従業員が少なくて、料理がなかなか出てこない。
30分ぐらい待ったような気がする。
食い終わったら既に11時近かった。
今日はレポートをまとめる時間がたっぷり有ると思ったんだけどなー。
さて、明日は単複決勝が行なわれます。
どんな試合になるのか、楽しみです。
戻る
トップへ