第45回 島津全日本室内テニス選手権大会
SHIMADZU All Japan Indoor Tennis Championships 2009
本戦5日目 2009/3/13(金) Vol.1
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3年ぶりの京都です。
昨年末の豊田に続き、チャレンジャー大会を観に来ました。
(豊田は男女とも世界ランキングのポイントが付くオープン大会、京都は女子のみJTTってところが違うけど。)
朝早く家を出るつもりが、色々有ってかなり遅くなってしまいました。
関東は雨振ってませんでしたが、新幹線が京都に近づくにつれて天気が悪くなってきました。
京都に着くころには、雨が本降りになってきてかなり寒かったです。
会場の京都市体育館の最寄り駅は、阪急京都線の西京極です。
JR京都駅から市営烏丸線を乗り継ぎ、会場に着いたのは2時過ぎでした。
今日は10時から試合開始です。
速いインドアコートなので、サクサク試合が進む可能性が大だと思ってました。
なので、シングルスを見るのは半分諦めてたのですが、メインコート扱いのAコートとBコートとも第1試合がフルセットの接戦でした。
そのおかげで(?)、男女シングルス8試合のうち、3試合を見ることが出来ました。
さー、試合に行きましょう。
◆宮村美紀 def. 土居美咲 7-6(6) 7-5
01
コートAの第2試合です。
2NDセットの序盤から見ました。
見始めた時は土居美咲ちゃんが2−0でリードしてましたが、宮村美紀ちゃんが次のゲームでブレイクバック。
その後は第11ゲームまでオールキープでした。
(だったと思う、たぶん・・・。)
5−6の第12ゲームで美咲ちゃんのサーブがブレイクゲームとなり、美紀ちゃんが7−5で勝利しました。
見ていて感じたのは、やはりコートが速いんだろうなってことですね。
二人ともキレの有るショットを打ってたのもあるけど、予測がちょっとでも外れると、押し込まれた状態になって相手コートに返すのも一苦労って感じでした。
そんな中、美紀ちゃんの要所でのスライスとネットプレイは有効だったと思います。
美咲ちゃんもネットには結構出てましたが、終盤にミスがちょっと重なってしまいましたね。
良いアプローチで出ても、美紀ちゃんがロブやパスを混ぜて的を絞らせない返球をしてました。
だからボレーミスが出てしまったんでしょう。
宮村美紀ちゃんがSFに進出した試合でした。
◆伊藤竜馬 (JPN) def. 松井俊英 (JPN) 6-4 7-5
02
コートBの第3試合です。
会場に入った頃に、ちょうど試合を始まった辺りじゃなかったかな?
近くで見たのは終盤だけでしたが、試合の展開は隣のコート越しにところどころ見てました。
確か、1STセットは松井君の最初のサーブがブレイクされて、その後はオールキープで伊藤君の6−4。
2NDセットは松井君が序盤でブレイクして3−0とリード。
ブレイクバックを挟んで4オールとなり、次で伊藤君がブレイクに成功して5−4。
土壇場で松井君がブレイクバックして5オールに追いつきますが、再びブレイクされて伊藤君の6−5。
最後は伊藤君がキープして7−5。
そんな展開だったと思います。
(あくまで記憶+撮った写真の内容を照合した結果ですが・・・。)
全体的には、速いコートにも関わらず、伊藤君のパスがとても有効でした。
松井君はサーブやボレーで常に攻撃的なショットを打ち続けないと、その次に強烈なボールが返ってきてしまうのです。
余程深ければ別ですが、丁寧にコーナーを突いたボレーではダメなんですよ。
伊藤君に時間的な余裕を与えると、構えてパスを打たれて失点するポイントが多かったです。
なので、リターンが沈んだりパスが強烈だったりしても、攻撃的なボレーを打たなくてはいけません。
これはボレーヤーにとってキツイでしょう。
それでもビッグサーブを武器に、多くのピンチを逃れてました。
近くで見た試合終盤の印象としては、伊藤君はポイントを先行されても落ち着いてプレイしてたように見えました。
セットを先取してたのも有るでしょう。
それに加え、今日の出来だと、松井君のサーブだけを気をつければ有利に展開出来た、というのも大きかったんじゃないでしょうか。
両セットともに1ブレイク差で取りましたが、スコア以上に有利に展開してたように思います。
ストロークラリーでもパスを打つ場面でも、どちらも高確率でポイント出来てたからでしょうね。
(もしかしたら、5オールからの最後の2ゲームの印象が強いから、そういう感想になったのかも・・・。)
伊藤君がSFに進出した試合でした。
◇vol.2へ続きます。
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