ダンロップ ワールドチャレンジ 2008
DUNLOP World Challenge Tennis Tournament 2008
ITF Women's Circuit $75K+H
ATP Challenger Series $35K+H
本戦6日目 2008/11/29(土) Vol.1
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本戦6日目です。
昨日は比較的しっかり寝たせいか、いつもよりも爽快です。
眠いと試合見ても頭に入ってこないことが多いですが、今日は大丈夫そうかな(笑)
試合開始は昨日同様に10時半、会場に着いたのもそれぐらいの時刻でした。
天気は昨日と違って良かったです。
インドアだから雨は関係ないですが、会場に行くまでに結構歩くので、雨降らないに越したことはないですからね。
さて、試合に行きましょう。
◆2-森田あゆみ (JPN) def. 4-米村知子 (JPN) 7-6(4) 6-1
森田あゆみちゃんは、一時の不調を脱し、ここ最近好調のようですね。
まー、不調と言っても、今年はWTAの大会に多く参戦してましたからね。
次のステージに上がるための必要な試練と考えるべきでしょうね。
試合前は、そんなあゆみちゃんが有利だと思ってました。
しかし実際に試合を見ると、よねともちゃんが全く引けを取ってませんでした。
いや、序盤は逆に有利なラリーが多かったですね。
先にブレイクしたのも彼女だったしね。
その後は一進一退を重ね、タイブレイクになりました。
この辺りでは隣のコートのリー対DE CHAUNACを見てたのですが、主審の「大丈夫?」との声にこのコートを見ると、よねともちゃんがコートに座りこんでました。
どうも足首を挫いたか捻ったかしたようでした。
そのままメディカルタイムアウトを取って試合が中断しました。
しばらくして試合が再開されましたが、やはり足の影響が有ったみたいですね。
タイブレイクを取ったあゆみちゃんがその後もゲームを重ね、6−1でセットを取って勝利しました。
これで3大会連続優勝に王手です。
来年はGSでも4大会全てで本戦ストレートインと行きたいところでしょう。
しばらくはWTAツアーに挑戦+ITFでポイント稼ぎというツアーの回り方でしょうか。
勝負強くなってきた彼女の今後に期待です。
◆2-Hyung-Taik LEE (KOR) def. Sebastien DE CHAUNAC (FRA) 7-6(2) 3-6 6-4
隣のコートを見てる時に目を転じると、DE CHAUNACが主審に抗議してました。
試合コントロールのひとつでしょうけど、彼はかなり多いです、これ。
昨日も何回も目にしましたからね、こういう場面は。
じっくり見たのは、1STセット終盤辺りから2NDセット終了までです。
6オールまでもつれた1STセットですが、タイブレイクは序盤からリーが先行しました。
攻撃する時は際どいコースに打ってくるのに、そうではない時はミスが少ないリーに対し、DE CHAUNACの自滅気味のエラーが多かったです。
2NDセットに入ると、逆にリーにミスが多くなってきます。
DE CHAUNACが時折打つスライスが効果的だったようでした。
スライスに対して、詰まったようにネットするエラーが多かったです。
彼もそれに気づいたらしく、無理攻めが少なくなってエラーがかなり減りました。
リーはリターン以外の時は結構前めのポジションでストロークを打ってました。
先週の慶応CHでは後ろ気味だったので、プレイを変えてるんだなと思いました。
やっぱりサーフェスが違うからでしょうか。
スライスを返すためにポジションが前になって、それによってスライス以外の返球でもエラーが出てしまったんでしょうか。
詳しくは分かりませんが、守備が良い彼とは思えないほど簡単にミスしてたという印象です。
その流れで、DE CHAUNACがセットを取り返しました。
スコアは6−3ですが、確か2ブレイクアップだったはずです。
ファイナルセットは近くで見てませんが、終盤でDE CHAUNACが大声を上げた時が有りました。
あの時にブレイクされたのかも。
リーが6−4でファイナルセットを取り、2週連続の決勝に進出しました。
◆1-添田豪 (JPN) def. WC-鈴木貴男 (JPN) 7-6(5) 6-3
じっくり見たのは1STセットのタイブレイク以降です。
タイブレイクは一進一退でした。
序盤は添田君が先行、途中で貴男君が追いつく展開だったかな。
最後は5−6から貴男君が打った2NDサーブがフォルトと判定され、添田君が7−5でセットを先取しました。
アドサイドからセンターへのスライス気味のサーブで、確かにフォルトと判定されやすい軌道ですよね、あのコースは。
貴男君はボールを落下地点に置くパフォーマンスで抗議。
叫ぶまくるよりも、このほうがより効果的なのでは?
実際のところは分かりませんが、線審は自分の信じたジャッジをして、選手は納得行かなければ抗議をすればいいと思います。
まー、それ以外に無いですけどね・・・。
2NDセットは添田君が序盤でブレイクに成功しますが、終盤に貴男君にブレイクバックのチャンスが有りました。
4−2で添田君のサーブの時でしたかね?
このゲームの添田君は、ほとんどのポイントで2NDサーブを打ってました。
その流れで0−40になりました。
結果的に、添田君はここをキープしたのが大きかったです。
2NDサーブが良い所に入って、貴男君に攻撃を許しませんでした。
ブレイクされてそのままセットを落としたりしたら、どうなってたか分からないですからね。
1ブレイクアップを守った添田君が6−3でセットを取って勝利しました。
リーに続き、添田君も2週連続の決勝に進みました。
◇vol.2へ続きます。
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