ダンロップ ワールドチャレンジ 2008
DUNLOP World Challenge Tennis Tournament 2008
ITF Women's Circuit $75K+H ATP Challenger Series $35K+H
本戦5日目 2008/11/28(金) Vol.1  戻る トップへ


初開催のダンロップワールドチャレンジを見に行ってきました。
関東から豊田市まではるばる(ってほどじゃないけど)遠征です。
ここのところ睡眠不足だから、朝がキツイ・・・。
試合見てる最中に睡魔が襲ってきて、ついウトウトしてしまいました。
会場のスカイホール豊田は、去年のフェドカップ(ドイツ戦)でも見てます。
その時は1コートだけでしたが、今回はコートが4つ作られてました。
入り口から遠い1番コートが練習用のコート、それ以外の2〜4番コートに試合が組まれてました。
試合開始は10時半、会場に着いたのは11時半ぐらいでした。
家を出るときはかなり雨が降ってましたが、新幹線に乗ってる途中で晴れ間が出てきました。
まー、インドアだから天気は関係ないんですけどね。
さっそく試合に行きましょう。


◆WC-Ksenia LYKINA (RUS) def. 1-Melanie SOUTH (GBR) 6-3 7-5

4番コートの第1試合です。
ホール中央に位置する2〜3番コートは明るいのですが、ここはかなり暗いです。
選手から不満が出ないんだろうか?
まー、言ったところでどうにもならないと思いますが・・・。
ツアーの規定は満たしているんですかね?
今大会は、男子はATPと言ってもチャレンジャー、女子がITFサーキットです。
ATPやWTAの世界ツアーじゃないから、開催出来てるのかもしれません。
見たときは、既に2NDセット中盤でした。
コートが速いからか、ラリーがあまり有りません。
セニアは今年の岐阜$50Kでも見てますが、その時に比べて力強くなったようでした。
早いコートのほうが得意なのかもしれませんが、若いから僅か半年でも違いは大きいんでしょうね。
スコア的には競った2NDセットですが、球質の違いが勝敗に出たように思います。
メラニーのほうがスピン量が若干多いように見えました。
というよりも、セニアがキレのあるショットで攻撃するラリーが多かったから、そう見えたのかもしれません。
昨日の伊達ック(第5シード)に続き、トップシードのメラニーを破ったセニアがSFに進出しました。


◆2-Hyung-Taik LEE (KOR) def. 5-Brendan EVANS (USA) 7-5 7-5

じっくり見たのは試合終盤の数ゲームです。
エヴァンスは前週の慶応CHのダブルスを見ました。
あの時はサーブ&ボレースタイルでしたが、シングルスでも基本的には同じスタイルですね。
コートが速いし、ストローク戦で勝てる相手じゃないと思ってたというのもありそうだけど。
リーは丁寧にプレイしてたように見えました。
相手が攻撃的なプレイスタイルだから、そう見えたのかもしれません。
5オールになった2NDセット、そこでブレイクに成功したリーが、6−5からのサーブをキープして勝利しました。


◆3-中村藍子 (JPN) def. Sophie FERGUSON (AUS) 6-4 6-7(3) 7-6(9)

第1試合(10時半開始)の3試合のうち、一番最後まで試合してました。
隣の2番コートの第2試合(DE CHAUNAC vs ウドムチョク)が終わっても試合してましたからね。
この試合に限りませんが、コートが速いからか、2人ともエラーが結構多かったです。
先に攻めないとポイントが取れないので、余計にその傾向が強くなるんでしょう。
コートが滑るみたいで、踏ん張りずらくてフットワークが活かせないのもあるのかも。
今日の試合で意外に思ったのは、ソフィーがネットに詰めることが多かった点です。
ストロークラリーでは分が悪いと思ったんでしょうか。
彼女のストロークでのポイント源は、フォアの逆クロスでした。
これを出せたゲームはリードすることが出来てました。
藍子ちゃんはサーブでもストロークでもソフィーから遠いところ、もしくは逆を突いたようなショットが有効でした。
ソフィーがスライスでやっと返球する場面は、フォアもバックも数多く見ました。
セットを先取されたソフィーですが、2NDセットは常にリードしてました。
しかし藍子ちゃんが1−4から追いついてタイブレイクへ。
ここもソフィーが4−2リードでチェンジエンド。
そのままタイブレイクを取りました。
ファイナルセットもタイブレイクまでもつれました。
ソフィーが4−0リードと優位に立ちますが、藍子ちゃんが挽回して追いつきます。
一進一退のタイブレイクでしたが、最後は11−9と僅差で藍子ちゃんが取り、長い試合を勝利しました。


◆1-Frederik NIELSEN / Aisam-Ul-Haq QURESHI (DEN/PAK) def. 3-Harel LEVY / Noam OKUN (ISR/ISR) 6-3 6-4



◇vol.2へ続きます。


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