AIG OPEN 2008
AIG Japan Open Tennis Championships
本戦6日目 2008/10/4(土) Vol.2
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◇vol.1からの続きです。
◇Tomas BERDYCHの練習
05
7番コートでベルディヒが練習してました。
相手は伊藤竜馬君です。
彼はデルポトロに続いてトップ選手との練習ですね。
あまり長時間見てませんが、その時はベルディヒがサーブを打って伊藤君がリターンをしてました。
◆1-Lukas DLOUHY / Leander PAES (CZE/IND) def. Robert KENDRICK / Jarkko NIEMINEN (USA/FIN) 6-4 7-6(4)
06
1番コートの第1試合です。
センターコートは試合開始が10時でしたが、1番コートは11時開始でした。
既に陽は高く昇り、かなり暑かったです。
ダブルスを見たい客が多かったせいか、観客席は超満員でした。
もうちょっと行くのが遅かったら、入場規制に引っ掛かるところでした。
何ゲームか観客席の端で見てましたが、しばらくすると席を立つ人が結構いたので、観客席に座って観戦することが出来ました。
見たのは、1STセット序盤から2NDセット序盤です。
(それ以降は、センターコートのキャロラインvsジャルミラの終盤を見に、センターコートに戻りました。)
記憶の中で前日の試合と混じってる可能性も有りますが、やはりパエスの動きが凄かったです。
緩急を巧みに使い分け、自分の展開の時は観客が思わず声を上げてしまうようなポイントも有りました。
しかし、相手はシングルスプレイヤーです。
ということは、一発のショットを持ってます。
特にサーブですね。
相手の1STサーブの時は、なかなか思うようにはポイント出来ませんでした。
ニエミネンは、俺が最初に見た試合はダブルスでした。
だから、ダブルスプレイヤーかな?と最初は思ってたんですよね。
かなりダブルス上手かったしね。
まー、ダブルスプレイヤーにしてはリターンとかで強力なショットを打つなとは思ってたけど。
最近のダブルスらしく、1STサーブの時はサーバー側がほとんどポイントしてました。
今は、遅いけど弾むスピンサーブでネットに出て行くとか、1STサーブではほとんど無くなりましたよね。
昔はスライスリターンで足元に沈めるとかも有ったように思いますが、今は全て強打でリターンです。
数年前のエントリー方法の変更(シングルスプレイヤーが参戦可能になった)で、ダブルスがより攻撃的になったのかもしれません。
シングルス以上にサーブだけでポイントするという展開になってきてるように思います。
サーブだけと言っても、全てのポイントでエースを取るということではなく、リターンを浮かせてボレーで簡単に決めるという展開ですね。
もちろん、エースが一番簡単なのは言うまでもありませんが。
そんな展開で、サービスゲームはお互いに簡単にポイントを重ねてキープしてました。
しかし、時々ミスが重なることが有ります。
これはどちらのペアにも有りました。
そういう時に、如何にキープに繋げるか。
他の試合もですが、男子ダブルス見てると、そこが勝負の分かれ目ですね。
1STセットは、そういう場面を取ったドロウヒィ/パエスペアが僅かな差で取りました。
2NDセット序盤はどうだったかな?
パエス/ドロウヒィが先行したような気もするし、ケンドリック/ニエミネンが先行した気もする。
それか、オールキープだったか?
これじゃ全部の選択肢になっちゃいますね(笑)
微かに残ってる記憶によると(?)、ケンドリック/ニエミネンが序盤でブレイクに成功したような気がします。
2NDセット中盤以降は見てませんが、スコアを見るとタイブレイクまでもつれてますね。
そのタイブレイクをパエス/ドロウヒィが取り、ストレート勝利で明日の決勝に進みました。
◆5-Juan Martin DEL POTRO (ARG) def. 4-Richard GASQUET (FRA) 6-3 4-6 7-5
08
センターコートの第3試合です。
この文章は翌週になってから書いてます。
仕事復帰した月曜日からいきなりの激務で記憶が飛んでいく・・・。
4日前の記憶は既に忘却の彼方へ・・・。
というわけで、今のところ、スコア展開など細かい部分はほとんど記憶に無いですが、書いてるうちに思い出すことも有るので書き出すことにします。
見たのは、2NDセットとファイナルセットです。
と言っても、途中でダブルス見たり食事したりと会場をフラフラしてたので、全部を通して見たわけではありません。
ファイナルセットの終盤の印象が強くて、他の部分の記憶は今ひとつ鮮明じゃないです。
試合前のウォームアップの写真を撮ってるので、もしかしたら1STセット序盤も見たかもしれません。
(記憶に無いけど・・・。)
2NDセットは、第3ゲームのデルポトロのサーブがブレイクゲームとなりました。
その後は2人ともオールキープ。
ガスケが1ブレイクを守り、セットを取り返してセットオールとしました。
ファイナルセット序盤は、どちらかというとデルポトロが有利な展開だったと思います。
確か、彼が1ブレイクアップでリードしてました。(記憶違い?)
しかし、次第にガスケが優勢になってきます。
彼は元々、立ち位置が後ろ気味です。
その位置からデルポトロのショットを拾いまくります。
ただ拾うだけではなく、スピンを駆使して広角に相手を振っていきます。
これは見事なほどでしたよ。
デルポトロもかなり良いショットを打ってるんです。
それにも関わらず、劣勢なラリーを強いられる。
ガスケのポテンシャルの高さを感じました。
その流れでブレイクバックに成功し、タイに戻します。
って、この展開で合ってるんだろうか?
もしかしたら、1STセットはデルポトロ優勢、2NDセットはガスケ優勢、ってのをファイナルセットだけの流れと勘違い?
ファイナルセット終盤は鮮明に記憶に有るのですが、その前が今ひとつ自信が無い・・・。
まー、合ってるとして・・・(笑)
ファイナルセット終盤は、お互いにチャンスとピンチが交互に訪れる展開でした。
ガスケには、勝つチャンスがかなり多く有りました。
マッチポイント、もしくはそれに準ずるポイントが有ったはずです。
4オールか5オールの後のデルポトロのサービスゲームでポイントを先行し、ブレイクチャンスが有りました。
大チャンスが有ったのは、5オールの時だったと思います。
このゲームはデルポトロのサーブでしたが、ガスケのブレイクポイントが何本か有りました。
撮った写真のスコアを見ると、15−40の2ブレイクポイントです。
デュース後にもブレイクポイントが有りました。
スコアをリードしてるのもガスケ、展開力を発揮しているのもガスケ。
つまり、その時点の勢いはガスケだったわけです。
デルポトロにとっては綱渡りのようなゲームでした。
実際、1STサーブが入らないポイントが多く(だったはず)、ストローク戦でガスケに振られまくります。
そのポイントは確かブレイクポイントだったと思いますが、デルポトロがフォア側に大きく振られたポイントが有りました。
かなり広角にショットは打たれ、普通のラリーだったらデルポトロも諦めてたと思います。
ブレイクピンチだったから、走りまくって何とか返球したんでしょう。
あそこはガスケが間違いなくブレイクすると思いましたよ。
しかし、何とか返球したデルポトロが結果的にポイントを取りました。
ガスケが更に強打で振ろうとしたショットがアウトになったんじゃなかったっけ?
バックハンドのクロスのサイドアウトだったように思います。
スコア展開は忘れてる部分が多いですが、このポイントだけは鮮明に覚えてます。
そんなポイントも有って、デルポトロが何とかキープして6−5とリード。
次はガスケのサービスゲームです。
チャンスの後にピンチ有り、とはまさにこのことです。
このゲームは、ガスケがミスを重ねて15−40になりました。
流れは特に変わったようには感じませんでしたが、やはりさっきの大チャンスだったゲームの影響でしょうか。
デルポトロのショットがベースライン際に深く入ったのも有りますね。
このゲームがブレイクゲームとなり、7−5でデルポトロが取って勝利。
明日の決勝に進みました。
今日はコートエンド側のCS席で見たのですが、手に汗握る大熱戦で息詰まる展開でした。
やはり、スタイルが違う選手同士の試合は面白いですね。
全体的には、ガスケの展開力と柔軟さが光りました。
これは去年も感じた点です。
そして、それを押さえ込む好調さを見せたデルポトロの勢いも特筆物です。
だって、試合後半はガスケの勝ち試合と言ってもいい内容でしたから。
勢いに乗ってる選手は強いです。
この時点では決勝の対戦相手は決まってませんでしたが、どちらが来ても優勝する可能性が大と感じた内容でした。
◇vol.3へ続きます。
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