AIG OPEN 2008
AIG Japan Open Tennis Championships
予選1日目 2008/9/27(土) Vol.4  戻る トップへ


◇vol.3からの続きです。


◆Kai-Chen CHANG (TPE) def. Milagros SEQUERA (VEN) 7-6(5) 6-3
18
4番コートの第3試合です。
見たのは1STセット中盤辺りです。
セクエラはテレビでは見たこと有りますが、生で見るのは初めてかも。
テレビ中継で見たのは、確か、愛ちゃんペアと対戦したダブルスだったかな?
予想に反して、愛ちゃんペアが負けたんですよ。
だから覚えてるんだと思う。
愛ちゃんが誰と組んでた時だろう?
カタリナ?
いや、リーゼルかダニエラだったか。
覚えてない・・・。
セクエラのファーストネームは、そのまま読んでミラグロスですかね。
彼女はファーストネームもラストネームもテニス界では珍しいですよね。
そういえば、南米って珍しい名前が多いような気もします。
珍しいというか、正確にはその地域特有の名前ってことでしょうね。
移民とかで世界各地に散らばれば、珍しいとは感じなくなるだろうし。
日本人の姓も、何か変って思われてますね、きっと(笑)
そのミラグロスですが、彼女はほとんど強打を打ちません。
コントロールショットがメインです。
でも、ボールがゆるいわけではないです。
強打を打たないというのは見た目のフォームだけで、コート深くにペースの有るショットを打ちます。
相手のKai-Chenがハードヒットしても付き合わないので、ロングラリーをしてもそれほど疲れないようでした。
ロングラリー後のKai-Chenとの疲労度の差はかなり有ったように感じましたからね。
そんな展開だったので、ミラグロスが有利かなと思ってました。
後で結果を見て、Kai-Chenが勝っててちょっと驚きました。
集中して攻め勝ったんでしょうね、きっと。
Kai-Chenは久留米で優勝した試合を間近で見ました。
その時は遅めで弾むコートが得意そうに見えたので、有明の速いハードコートは慣れるのが大変だったのかもしれません。
Kai-Chenが2回戦に進出です。


◆6-米村知子 (JPN) def. Maria KONDRATIEVA (RUS) 6-4 6-0
19
3番コートの第3試合です。
見たのは2NDセットの初めから数ゲームです。
コンドラティエワ(で良いんだろうか?)はロシアですが、速いコートはあまり得意ではないように見えました。
フラット系の強打者が多いロシアの中では、どちらかといえばクレーで強いスヴェタやディナラの系列でしょうか。
まー、彼女達はスピード有るショットを持ってるし、クレー限定ではないですけどね。
コンドラティエワはフラット系よりはスピン系が得意で、どちらかというと粘りながら強さを発揮するタイプに見えました。
ということで、この試合は、有明の速いコートにどちらがより合ってるか。
その差が、試合が進むにつれて大きくなってったように思います。
試合を見た方は分かると思いますが、このコートに有ってるのは明らかにヨネトモちゃんです。
相手のマリアは、有明の速いハードコートにあまり順応してないように見えました。
相手がそれほど左右のフットワークがよくないこともあり、ヨネトモちゃんのキレのあるショットがコート左右に決まりまくってました。
ウィナーや、相手のラケットを弾くようなウィナーに準ずるストロークでポイントを連取。
2NDセットはあっという間に彼女がリードしました。
2NDセット初めしか見てないと思ってたけど、今思い出すと最後まで見たかも。
途中で抜けるつもりだったけど、その間が無いほどサクサク進んでましたから。
よねともちゃんが予選2Rに進出です。


◆WC-近藤大生 (JPN) def. 10-Rohan BOPANNA (IND) 6-3 4-6 7-6(4)
20
1番コートの第4試合です。
最初は1STセット中盤辺りを見ました。
お互いにサーブ&ボレーをする、最近では珍しい試合でした。
ボパンナの試合は何試合か見てますが、ハードコートで見たのは初めてかも。
これまで見たのは、生で見たインドアの試合が数試合と、グラスコートの試合(テレビで見たインド開催のデ杯)かな、たぶん。
速いコートばかりで見たこともあり、彼の印象はサーブが早い、これにつきます。
その時と同様に、今日も相変わらずサーブが早かったです。
近藤君はリターンにかなり苦労してました。
ほとんど相手コートに返らなかったですから。
でも、自分のサーブはしっかりキープしてました。
と思ってたんですが、写真に撮ったスコアボードを見ると、1STセットは3−2→4−2とリードしてますね。
他のサービスゲームはノーチャンスでも、数少ないチャンスを活かして1ブレイクに繋げたのかもしれません。
次に見たのは、ファイナルセット中盤以降です。
スコアボードを見ると、5−3(5−4かも?)で近藤君がリードしてのサービスゲームでした。
つまり、サーヴィング・フォー・ザ・マッチです。
何回もデュースを繰り返しますが、ここはボパンナがブレイクバック。
近藤君はチャンスを逃がしたわけですが、外から見た感じだと、淡々とプレイしてたようでした。
もちろん悔しいはずですが、外にはほとんど出してなかったです。
最終的には、この落ち着きが勝利に繋がったのかもしれませんね。
このセットはそのままタイブレイクまでもつれます。
そのタイブレイクは、中盤以降、ポイントを重ねた近藤君が7−4で取って勝利しました。
よく勝ちましたよ、近藤君は。
とても長い試合でしたが、俺が見た時は集中を切らさずにプレイしてました。
ワイルドカードで出場の近藤君が予選2回戦に進出しました。


◆8-Ti CHEN (TPE) def. Hyun-Woo NAM (KOR) 7-6(2) 6-4
21
9番コートの第4試合です。
このコートは何回も書いてるように、網で囲ってあって見えないコートです。
柱の上から何とか写真だけは撮りました。
1STセット中盤をちょっと見ただけですが、凄い打ち合いでした。
アジア系同士の試合に共通してる点かもしれませんが、ラリー戦になることが多いです。
欧米の選手達と違って、サーブだけは凄い、みたいなビッグサーバーが少ないからかもしれません。
この時点では、どちらが有利か分からない展開でしたね。
後で結果を見ると、際どいスコアながらCHENがストレートで勝利でした。


◇練習
22


◇vol.5へ続きます。


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