AIG OPEN 2008
AIG Japan Open Tennis Championships
予選1日目 2008/9/27(土) Vol.3  戻る トップへ


◇vol.2からの続きです。


◆12-松井俊英 (JPN) def. WC-Tsung-Hua YANG (TPE) 6-2 7-6(3)
13
2番コートの第2試合です。
2NDセットの中盤から終盤の数ゲームを見ました。
松井君がサーブとストローク、そしてボレーで試合を優勢に進めてましたね。
相手のヤンはジュニアの選手ですよね?
確か、去年のスーパージュニアの放送で見たと思います。
彼は全仏ジュニアも取ってるとか。
そう思って見ると、確かにクレイコートが上手そうなスタイルでした。
スピンボールの配球が良く、一発で逆転するショットも持ってます。
しかし、今日は高速ハードの有明です。
このコートだと、松井君のスタイルのほうが間違いなく合ってます。
ストローク主体のスタイルのヤンは、少なくともストローク戦では優位に立つ必要が有りますが、フラット気味のカウンターのようなショットを松井君に打たれ、ストローク戦でも劣勢になる場面が多かったです。
でも、見てる時は松井君が1ブレイクアップしてたように思いますが、タイブレイクまで持ち込んだんですね。
際どいパスを連続して打てたのかもしれません。
ヤンはワイルドカードですが、これは何かの大会で勝ったとかで貰えたんでしょうかね。
もしかしてスーパージュニアで勝ったから?
今日は勝てませんでしたが、、その能力(一部かもしれないけど)は見せてくれたと感じます。
パスはかなり上手い選手に見えましたからね。
松井君が2回戦に進出です。


◇David FERRER, 杉田祐一の練習
14
Bコートの端のコートで、フェレールと杉田君が密かに(?)ゲーム形式の練習をしてました。
お互いにかなり真剣モードで、まるで試合のような緊張感でした。
杉田君はトップ選手が相手なので、自分のマックスでプレイするのは当たり前ともいえますが、フェレールもかなり真剣でした。
コートに慣れるためも有るのか、フェレールは午前中からBコートで練習していました。
とにかく多くのボールを打ちたいんでしょうね。
ゲーム練習中も、自分の動きと打ったボールの行方や、コートとのフィーリングを確認するためか、とにかく色んなコースへ打ってました。
杉田君も、物凄い角度をつけてフェレールを振り回してましたよ。
それに追いつくフェレールも凄いんですけどね。
試合ではそこまで際どいところには打たないと思いますが、ここまでやるか?ってぐらいの強打と振り回しでした。
杉田君はサーブがかなり良くなりましたね。
屋外であの打球音を出すのは凄いし、コースが良くてスピードもかなりUPしたように思います。
ストロークも前よりも厚い辺りになりましたかね?
前はライジングでスパーンって感じでしたが、スパーンよりはドカーンに変わったようでした。
ただ、リターンはフェレールのが上手いですね。
まー、これは彼の専売特許とも言えるので仕方無いですが。
かなりの長時間見てましたが、なかなか終わる気配が無いので、しばらく見た後に他コートへ移動しました。
あの後、どれぐらいやってたんだろうか?
Bコートの端だったから見てる人も少なかったし、練習とは言え、間近であんなゲームを見ることが出来て良かったです。


◆3-Vania KING (USA) def. Alexa GLATCH (USA) 3-6 6-3 7-6(6)
15
8番コートの第3試合です。
うーん、それぞれの試合で書くことが多すぎて、レポートが全然終わらない。
パッと思いついただけでこの長さだから、じっくり思い出しながら書いたら、この倍以上になりそう・・・。
短い文章にしたいけど、見た時間は短時間にも関わらず、この試合も長くなりそうな要素が満載です・・・(笑)
見たのは1STセット序盤とファイナルセット終盤です。
グラッチ(で良いんでしょうか?)は面白いタイプの選手ですね。
見てる時は思いませんでしたが、レポート書きながら思ったことが有ります。
何となく、ブレンダ・シュルツ-マッカーシーに似てるなと。
プレイスタイルが似てるわけじゃないんですよ。
長身を活かした強烈なサーブと、長身なだけにちょっと不器用そうなところが似てると感じたのかもしれません。
彼女は、フットワークはそれほどよくないですが、ストロークは結構威力が有ります。
ストロークが強いと思ったのはファイナルセットを見てからですけどね。
1STセットの彼女は、バックハンドはスライスばっかり打ってました。
ファイナルセットでは両手でバック打ってたからダブルハンドと分かりましたが、最初はシングルバックハンドと勘違いしましたよ。
フォアはスピンが掛かったボールで大きく相手を振ろうとしてました。
とは言え、ヴァニアの速い展開のストロークにはタイミングが合わず、後手に回ることが多かったです。
だからスライスでペースを遅くしようとしたのかもしれません。
次に見たのはファイナルセットの中盤です。
後でスコアを見て、グラッチが1STセットを取ってて驚きました。
というか、まだ試合しててびっくり!
1STセット序盤を見た限りだと、速攻でヴァニアが勝つと思ったので。
ファイナルセットはグラッチが1ブレイクアップでリードしてました。
その時はバックのスライスはあまり使わず、バックハンドは両手がメインでした。
サーブがますます強力になり、ヴァニアのリターンを許しません。
ストロークも長身からパワーの有るショットでヴァニアを振り回し、反撃させません。
この展開ではヴァニアに勝ち目は無いなと思ったほどでした。
しかし、少ないチャンスを活かしてギリギリのところで何とかブレイクに成功。
タイブレイクに持ち込んで、こちらもギリギリの勝利でした。
いやいや、よく勝ちましたよ、ヴァニアは。
敗色濃厚でしたからね。
これ以上ないぐらい苦労したヴァニアが2回戦に進出した試合でした。


◇Mara SANTANGELO, 中村藍子の練習
16
7番コートです。
最初に見た時はボレー対ストロークなど、長めにアップしてました。
他コートを見て戻ってきたら、ゲーム形式の練習に移行してました。
この2人って、前に東レで対戦したことありますよね?
マーラのショットが伸びてきて、藍子ちゃんが苦労してたのを覚えてます。
今日は東レのカーペットコートではなくハードコートですが、その時と同じように伸びてきたボールに苦労してたので思い出しました。
東レで見たマーラはまだまだランキングが低くて、確か予選からの出場だったように思います。
(記憶違い?)
初めて見た彼女のテニスは、他に無い面白いプレイスタイルで興味深かったです。
彼女のテニスをもっと見たくなったのを覚えてます。
練習が終わった後、彼女からサインを貰いました。


◆4-Stephanie DUBOIS (CAN) def. Mashona WASHINGTON (USA) 6-1 4-6 6-3
17
9番コートの第3試合です。
毎度書いてますが、コートの回りが網で囲まれていて外から見えないコートです。
大きい柱の台に昇って写真を撮った時に、チラッと見た程度です。
マショーナは久々に見ました。
1STセットが終了した辺りだったと思いますが、何故かマショーナが怒って試合が中断。
レフェリーが登場する事態となりました。
何だったんだろう?
ラインジャッジの問題だろうか?
レフェリーが去っても、まだ主審に何か言ってましたね(笑)
結局、文句言いつつ2NDセットに入りました。
その時点では、相手のDUBOISの動きが良くて、これはストレート負けだなって思ってました。
見たのは2NDセットの初めのゲームぐらいまでで、その後は全く見てません。
後でスコアを見たら、ファイナルセットまで行ってるじゃないですか。
2NDセットの出だしでブレイクされたはずなので、そこから逆転でセットを取ったと言うことですね。
DUBOISは、ここ最近色んな大会のドローで見るようになった選手です。
彼女の姓は何て読むんだろう?
カナダって英語圏とフランス語圏が有ったはずだから、それによって違いそう。
そのDUBOISがフルセットで勝利し、予選2Rに進出です。


◇vol.4へ続きます。


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