東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
予選2日目 2007/1/28(日) Vol.1   戻る  トップへ


予選2日目です。
今日も試合開始は10時です。
平日がかなり疲れ気味で起きられず、会場に着いたのは1時ぐらいになってしまいました。
それだけ遅れると、さすがに最初の試合は終わってました。
翌日の予選ファイナルは、どういうわけか毎年観戦禁止です。
なので、その結果も交えて書こうと思います。


◆Meilen TU (USA) def. 7-Emma LAINE (FIN) 4-6 7-6(6) 6-4

メイリンの大逆転勝ちでした。
1STセットを落とし、確か2NDセットもリードされてたはずです。
ロングラリーが続き、両者とも1ポイントを取るのに苦労していて、メンタルが試される展開でしたね。
メイリンが2NDセットをタイに戻した上にタイブレイクも小差でもぎ取り、競ったファイナルセットも取って勝利しました。
さて、予選ファイナルですが。
メイリンは、今日の第一試合でカミーユ(パン)にフルセット勝ちしたベサニー(マテック)に敗れました。
[ Bethanie MATTEK def. Meilen TU 64 16 63 ]
フルセットでの敗退なので、今日と同様に渾身の打ち合いだったのかもしれませんね。


◆3-Nicole PRATT (AUS) def. Vera DUSHEVINA (RUS) 6-4 3-6 6-2

ニコルの粘り強さと勝負強さが現れたような試合でした。
記憶の中で、本戦初日のメガン(ショーネシー)との試合と混じってる可能性有りますけどね。
1STセットはスコア以上にニコルが有利でした。
去年も思いましたが、彼女は早いコートが得意のようですね。
プレイスタイルからして、遅めのコートのほうが得意かなって気がしてましたけど。
彼女は自分が攻めるというより、相手に攻めさせないのが上手いのかもしれません。
今日の序盤もヴェラに攻撃させないプレイをしてました。
低く遠い打点で打たせる感じでしょうかね。
2NDセット序盤まではニコルのペースで進みました。
しかし、ヴェラが先にブレイクに成功し、そのままセットオールにします。
プロの試合を見ていていつも思いますが、相手のプレイに慣れてくると展開が変わるんですよね。
素人には分からない様々な駆け引きもきっと行われてるんでしょう。
ファイナルセットは序盤にブレイクに成功したニコルが再びリード。
そのリードを守って勝利しました。
予選ファイナルでは、下で書いた岡本聖子ちゃんにストレートで勝って本戦に進出しました。
[ Nicole PRATT def. Seiko OKAMOTO 63 60 ]


◆岡本聖子 (JPN) def. WC-Brenda SCHULTZ-MCCARTHY (NED) 6-3 6-4

ブレンダはミスが多すぎですね。
聖子ちゃんが上手く展開したのも有りますが、あれでは勝てません。
特にリターンでエラーが多かったです。
ライジングでブロックリターンしてネットダッシュ、というのが彼女の意図でしょう。
でも、ほとんど相手コートに返りませんでした。
聖子ちゃんはブレンダの1STサーブに弾き飛ばされながらも、2NDサーブでは効果的にポイント取ってました。
1STセットはあまり見てませんが、2NDセットは1STサーブの確率があまりよくなかったです。
2NDサーブでダッシュするパターンが多く、聖子ちゃんが打った足元に沈んだリターンをボレーミスするポイントがかなり多かったです。
そんな展開で聖子ちゃんが終始リードし、ストレートで勝利。
予選ファイナル進出は初めてですよね。
2日間とも違うタイプで難しい相手だったと思いますが、よく勝ちきったと思います。


◇vol.2へ続きます。


戻る
トップへ