AIG OPEN 2007
AIG Japan Open Tennis Championships
本戦4日目 2007/10/4(木)
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本戦4日目です。
今日は行くのがかなり遅くなりました。
8時近かったでしょうか。
早く行ければ、もしかしたらフラヴィアvsサーニャを見れたかもしれないのに・・・。
いや、単なる希望であって時間的にそれは無理か。
かなり楽しみな対戦でしたが・・・。
今日は3セット全てタイブレイクのリーvsカルロビッチを初め、熱戦が多いです。
残念ながらアザーコートは見れませんでしたが、センターの2試合を途中から見ることが出来ました。
早速、試合に行きましょう。
◆1-David FERRER (ESP) def. Vincent SPADEA (USA) 6-1 7-6(0)
01
試合の終盤だけ見ることが出来ました。
コロシアムに入るタイミングが悪く、チェンジエンドを逃してしまいました。
観客席に入れないので、仕方なく客席の出入口から試合を見ました。
スペイディアのサーブで5-6の場面からです。
ここは彼が先行してキープ。
すぐにタイブレイクになりました。
(相変らず出入口から見てます・・・(笑))
このタイブレイクのフェレールが素晴らしかった。
相手をバック側に釘付けにして甘くなったショットを決める。
追い出されたところからのダウンザラインでウィナーを取る。
ネットに出てきた相手に対して、走りながら強烈なパスを決める。
ほとんど彼の独壇場で7-0。
タイブレイクで7-0はなかなか無いですよね。
ベーグルセット(6-0)よりも少ないように思います。
それまでの競ったスコア展開が嘘のように、フェレールが圧倒して勝利しました。
第11ゲーム以前を見てないので、スコアだけじゃなく内容も競ってたのかは分かりませんが。
最後のタイブレイクを見ると、前夜祭でのプレイが思い起こされます。
あの時も凄かったけど、今日はもっと凄かった。
明日以降の彼の試合が非常に楽しみになってきました。
◆3-Richard GASQUET (FRA) def. Rainer SCHUETTLER (GER) 6-2 6-2
02
ガスケの試合を生で見るのは初めてです。
テレビでも真剣に見た記憶が無いから、ほとんど初めて見るに近いですね。
今年は彼に限らず、初めて見る機会が出来た選手が多いです。
あくまで見る機会で、実際に見れないのは残念ですが・・・。
今週休み取れてれば、他にも見れた選手が多かったんだけど。
シュトラーの試合は何回か生で見てます。
歴代優勝者だし、その時の準決勝、決勝と生で見ました。
今日は彼が悪いプレイをしたわけではないのですが、勝てるとは感じませんでしたね。
シュトラーは全力でプレイしてたと思いますが、ガスケには余裕を感じました。
これはポイントを取るとかゲームを取るとはまた別の話です。
今日のシュトラーは、回り込んで上から叩くフォアが多かったです。
序盤はほとんどバックハンドを打ってないんじゃないかな。
何でそんなにフォアばっかり打てるんだろうと思ってよく見たら、ガスケのショットにスピンが掛かっていてかなり弾んでました。
だから回り込む時間が出来たんだと思います。
シュトラーに上から叩き込まれましたが、ガスケはほとんど慌てた様子は有りませんでした。
いつも相手にやられてるんでしょうね、きっと。
それに、序盤はそんなに大きく相手を振ってなかったように思いますね。
シュトラーがいくら足が速くても、全部が全部回りこめるわけないし。
上から叩かれたガスケですが、ベースラインからちょっと下がった位置から、更に回転を掛けたスピンを打ってきます。
このトップスピンは、後半に行けば行くほど回転量とコースが厳しくなっていきましたね。
ある程度ラリーをして、シュトラーの弱点を見つけたのかもしれません。
あるいは、今日はこの作戦で行くと決心したのか。
多く使ってたパターンは、最初はシュトラーのフォア側ばかりにボールを集め続けて、最後にバック側のほとんどコーナー付近に大きく弾ませます。
顔ぐらいまで弾んでましたよ、あれは。
このパターンは非常に有効でした。
いきなりバックの遠いところに打たれるので、シュトラーはバックハンドのスライスでの返球が多かったです。
しかし、高い打点のスライスは非常に打ちにくいです。
それでも途中までは上手く返球してたんですけどね。
同じパターンを何回もやられて疲れてきたのか、試合後半は大きくアウトしたり、ネットの下のほうにかかったりとミスが多くなってきました。
ガスケのフォアハンドは巻き込むようなスピンが多いですね。
そして時々高い打点から早いショットを打つのです。
この落差も有効だったと思います。
片手のバックハンドも強力ですね。
後半はスライスも結構打ってました。
シュトラーがライン際へ配球してきたからだと思います。
シュトラーは2NDセット序盤にゲームプランを変更してきました。
それまでガスケのバック側を重点に攻めていたが、フォアに切り替えました。
そして最後にバック側という具合です。
球種は違えど、ガスケと同じ作戦ですね。
これが上手くいき、2NDセットの序盤は互角の展開になります。
しかし、前述したように、除々にガスケのスピンが効いてきました。
あの展開力は素晴らしいです。
相手の強打に対する耐性(表現おかしいか?)もかなり高いです。
シュトラーも色々やってきましたが、全てを受け止めて跳ね返しました。
守備力+展開力+攻撃力の3拍子揃った内容で、元TOP10のシュトラーを圧倒しました。
フェレール同様、次のラウンド以降が楽しみです。
会場に着くのがかなり遅くなりましたが、ガスケの試合を丸々見れてよかったです。
明日はセンターコートと1番コートの2コートだけになります。
センター6試合に対して、1番はダブルス2試合だけなので、ほとんどセンターのみと言ってもいいですよね。
今日からGAORAの中継が有りません。
夜まで仕事して、その後は会場で試合見てるから、当日に録画を見る余裕は全然無いですけどね。
後で録画を見れないのは痛いなー。
明日はヒューイットvsカルロビッチが楽しみです。
ヒューイットがウィンブルドン優勝した翌年、初戦敗退したのがカルロビッチでしたよね、確か。
時間的にたぶん見れないだろうけど・・・。
彼のサーブはとにかく異色です。
あの上から降ってくるようなフラットサーブは、スピード云々よりも角度が脅威です。
数年前の横チャレで見て度肝を抜かれました。
名前だけは聞いたことが有るセラやベルダスコも見たいです。
最初の3試合は無理でも、何とか4試合目以降を見れないものか。
競った試合が多くなることを祈ろうと思います・・・(笑)
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