AIG OPEN 2007
AIG Japan Open Tennis Championships
本戦2日目 2007/10/2(火)
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本戦2日目です。
今日は試合進行がかなり早いです。
何回も書いてるように、平日はナイトマッチしか見に行けません。
残ってる試合が少なくなるので、出来るだけフルセットマッチの連続にして欲しかった・・・。
午前中は雨が残ったようで、10時開始の1〜3番コートは試合開始が遅れたようです。
リアルスコア見てたら、初めから12時開始の4、8、9番コートとそれほど変わらない時間に試合が始まってました。
そのおかげも有って(?)、今日もアザーコートの試合を見ることが出来ました。
早速、試合に行きましょう。
◆Ivan NAVARRO (ESP) def. 13-Sam QUERREY (USA) 7-5 6-3
1番コートの最終試合です。
当初は3番コートの最終試合の予定でしたが、各コートの進行具合で変更になったようです。
男子の中堅どころの選手はかなり疎いですが、サム・クエリーの名前は覚えてました。
綴りは違うけど「Sum」と「Query」。
IT産業(もしくはマイ○ロソフト?)の回し者かって思いましたよ(笑)
見た時は、ナバロが1ブレイクアップしてたはずです。
昨日も書きましたが、攻撃型の男子の試合で、1セットダウン1ブレイクダウンから勝つのは至難の業だと思います。
リターンが上手かったりすれば別ですが、それでもキツそう。
夜だから余計サーブが速く見えそうだし。
そのままキープが続き、ナバロが6−3で勝利しました。
◆Q-Elena BALTACHA (GBR) def. Zi YAN (CHN) 2-6 6-2 6-4
9番コートの最終試合です。
ここは金網越しで写真が撮りにくいコートです。
そういうことも有り、あまり詳しくは見てません。
観客は結構いましたね。
20〜30人ぐらい?
コートサイドとコートエンドから少し見ましたが、激しいストローク戦が展開されてました。
ファイナルセットは途中までキープが続いてたんじゃないかな。
しばらくコートを離れて、再び見に行ったら最後の第10ゲームになってました。
勝った瞬間の信じられないというBALTACHAの表情が印象的でした。
嬉しさを隠しきれないという感じで、見てるこっちまで思わず熱くなるような表情でした。
予選からチャレンジした彼女が、本戦1回戦も突破した試合でした。
◆5-Virginie RAZZANO (FRA) def. Tamarine TANASUGARN (THA) 6-3 6-1
3番コートの最終試合です。
4番コートの予定でしたが、こちらの試合もコートが変更になったようです。
2NDセット中盤から試合終了まで見ました。
いつも女子選手はファーストネームで書いてますが、ラザノの場合は何て発音するんでしょう?
AIGのHPやNHKの放送ではビルジニーになってますね。
WTAのHPの発音は「ver-ZHEE-nee」になってるから、そのまま読むとヴェルジーニーですかね?
覚えにくくて書く時によって違う表記になりそう(笑)
ちょっと違うけど、ヴァージニーにしますかね。
何となく英語っぽい発音だけど。
とりあえずそれで書くことにして・・・。
二人のストロークはベースとなる球種が違うと思います。
ヴァージニーはスピン系。(と言ってもループボールではないけど。)
タミーはフラットに近いショットが多い。
もちろん、そればっかり打ってるわけじゃないですが、基本となる持ち球が違うと思います。
この対戦の場合、フラット側はどんどん押してかないとダメだと思いますが、タミーはあまり出来てなかったですね。
とにかくミスが多かったです。
ほとんどそれでゲームが決まっていくといってもいいぐらいでした。
ヴァージニーのショットが深く入ってくるんですよね。
これで左右に振られるので、最終的にタミーがネットかアウトというのがかなり多かったです。
ロングラリーのほとんどはヴァージニーが取ってました。
タミー特有の腰を低く落として体重が後ろに掛かるようなバックハンドも、あまり有効ではなかったです。
一時期よりは復活してきたタミーですが、今日は完敗でしたね。
先週の広州(ティアV)で優勝して好調のヴァージニーが、ほとんどの面で上回って勝利。
2回戦に進みました。
◆4-Ashley FISHER / Jim THOMAS (AUS/USA) def. Scott LIPSKY / David MARTIN (USA/USA) 2-6 6-2 [10-5]
センターコートの最終試合です。
今日唯一見ることが出来たセンターコートの試合です。
当初の予定では1番コートの「Not Before 6:00 PM」でしたが、進行が早かったセンターコートに変更になりました。
去年優勝のフィッシャーと去年準優勝のトーマスが組んで、今年は第4シードでエントリーしてきました。
彼らぐらいになると、誰と組んでもある程度の成績は残せそうですね。
ダブルス専門のトップ選手はたくさんいるので、GSで上位とかは難しいかもしれませんが。
相手のマーチンは柏のフューチャーズで見た選手ですね。
あの時もダブルスだったと思います。
GAORAでやってたワールドチームテニスでも見たような?
色んなフィールドでやってるんですね。
パートナーのリプスキー(で良いのかな?)は初めて見た選手です。
彼もダブルスしかエントリーしてませんが、アメリカにはダブルス専門でこのレベルの選手がたくさんいるのかもしれません。
アメリカは昔に比べるとシングルスのトップ選手は寂しくなってきましたが、全体的にはまだまだ層は厚いようですね。
さて、試合の内容ですが。
1STセットはリプスキー/マーチンのリターンが良かったです。
特にリプスキーはパンチの効いたショットを打ちます。
サーブも威力が有りましたね。
彼らが優勢に試合を進め、2ブレイクアップの6−2で先行しました。
2NDセットは逆にフィッシャー/トーマスが先行します。
それほど流れが変わった感じはしないですが、彼らが競ったゲームを取っていく感じですね。
セット終盤はリプスキー/マーチンにミスが多くなってきます。
マッチタイブレイクも同じような流れでした。
フィッシャー/トーマスに簡単なミスが減り、ボレーで粘れるようになったのが大きいかも。
それまでは強いリターンやパスで有利に展開してましたが、相手に慣れられて1本余計に打たなくてはいけなくなったんでしょうね。
最終的には、ネットプレイでの差が出たという感じでしょうか。
マッチタイブレイクでは、フィッシャー/トーマスが6ポイント取った後、観客から何故か大きな拍手が。
マッチポイントの時に起こる拍手みたいなのです。
おいおい、まだマッチポイントじゃないんだけどって思いましたよ。
主審もタイブレイク前に10ポイントやるってちゃんと言ってたし。
但し、英語だけど(笑)
これは客の反応だから、特に問題はないと思うんですよね。
拍手したければすればいいし、したくなければしなければいいんだし。
でも、フィッシャー/トーマスが7ポイントを取った後に音楽が流れたのはいただけない。
つまり、試合終了と勘違いして音楽流しちゃったってことです。
運営側がこんな初歩的なミスを侵すってどういうこと?
この大会ってインターナショナルシリーズの、しかもゴールドだよね?
これじゃ、客に試合中に席の移動しないようにとか注意出来ないよねー。
運営側が試合中に大騒ぎ(大音量で音楽)してるんだから。
選手達は何事も無かったかのように試合してたけど、絶対いい気はしないはずです。
特に負けたって判断されてしまったリプスキー/マーチンは。
この間違いには怒りが収まらなかったけど、試合自体はマッチタイブレイクまでもつれこむ接戦で面白かったです。
第4シードのフィッシャー/トーマスが初戦を突破した試合でした。
今日はこんなところです。
会場に着いた時、センターコートでは貴男君vsベッカーがファイナルセットに入るところでした。
アザーのほうが早く進行しそうなので、そっちを見てたんですよね。
そしたら、センターコート方面から修造君の声が聞こえてきました。
それを聞いて試合が終わったって分かりました・・・。
明日は上位シードが大量に出てきます。
あー、明日は朝から見に行きたい・・・。
フルセット連続の試合をしてもらって、何とか多くの試合が見たいです。
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