AIG OPEN 2007
AIG Japan Open Tennis Championships
予選2日目 2007/9/30(日) Vol.2
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◇vol.1からの続きです。
◇公開練習 森上亜希子、中村藍子、鈴木貴男、添田豪、Simone BOLELLI(ITA)
ホントに練習でした(笑)
フェレールと錦織君は、練習+タイブレイクマッチというところを、フェレールの好意で1セットマッチになりました。
今回は人数が奇数だから、待ち時間が出来てしまう試合は難しかったでしょう。
しかも男女混合ですからね。
試合形式をどうするかがまた難しそう。
選手達の様子を見ると、そもそもダブルスやるつもりは無かったようだし。
この時間は公開練習ということになってましたが、観客へのサービスというよりも、日本人選手に対するサービスでしょうね、これは。
(イタリア人のボレリもいたけど。)
外は雨で他の選手は練習出来ないわけです。
前夜祭の後も残りの予選がセンターコートに組まれてたから、どっちみち今日は全く出来ないはずです。
もちろん、他へ行けばコートでの練習は出来るでしょうね。
でも、そこは有明のサーフェスとは違います。
他の選手も練習したかったはずですが、ここは日本ですから、ファンサービスと共に日本人選手が優先されたのだと思います。
と言ってもファンサービスっぽい場面は全く無かったですが、これはこれで良かったと思います。
選手達は自分の調整を優先し、観客はそういう真剣な練習を見る。
遊びのような練習を見るよりも、ピリピリした練習のほうがよっぽど良いです。
まだまだやりたいないはずですが、さっきも書いたように6時から予選の試合が入ってました。
予選の選手達が入場しても、時間ぎりぎりまで練習を継続。
選手達は最後に大量のサインをしてコートをあとにしました。
◆8-Phillip KING (USA) def. David SKOCH (CZE) 6-1 6-7(4) 6-4
前夜祭の後、センターコートで予選の3試合が組まれました。
女子は荏原SSCでやってるので、3つとも男子の試合でした。
いきなりこれを見れば凄いと思ったでしょうけど、やはりトップ選手を見た直後だと見劣りしてしまいますね。
比べようと思ってたわけじゃないけど、直前に見たシングルスの試合ってことで、無意識の内にフェレールとかと比べちゃいますからね。
まー、練習試合と本番の試合は違うとは思いますが。
キングはアジア系のアメリカ人のようでした。
アメリカ国籍のアジア系っていうと、女子のヴァニア・キングが浮かびますが、彼女と関係有るんでしょうか?
兄妹、もしくは姉弟?
試合のほうは、スコフ(と言われてような?)は攻撃は良いけどミスが多かったです。
ロングラリーの最後でミスをするのは彼でした。
相手がそうだったからか、キングは粘っこく返球し、ミスを少なくしようとしてましたね。
序盤はそれほど使ってなかったですが、フォアもバックも遠いボールにはスライスを多用してました。
相手のプレイスタイルが分かってくるにしたがって、真っ向から打ち合うよりはラリーを長くしてミスを引き出したほうが良いと考えたんでしょう。
スピンボールが浅くなって打ちごろになってしまうのは、避けたかったに違いありません。
そんな感じで、試合序盤はそれほどスタイルの違いは感じませんでしたが、終盤に行くにしたがって違いが出てきました。
スコア的にはキングがストレートで勝てそうだったんだけどなー。
2NDセットの終盤、スコフのダウンザラインが入りまくり。
この辺りでは、ミスがほとんど無かったように思います。
ファイナルセットに入ると、キングがまたリードする展開に。
そのまま6−4でセットを取って逃げ切りました。
◆9-寺地貴弘 (JPN) def. Guilherme OCHIAI (BRA) 6-3 6-4
落合君は地道にランキングを上げて、自力で予選に入ったんですね。
ブラジル国籍だからワイルドカードが貰えないだろうし、日本で活動するのはちょっと不利でしょうけど。
彼は試合序盤はスピンボールでラリーを展開しようとしてました。
かなり回転量が多いトップスピンを打ってましたから。
これに対して寺地君は、高い打点から広角に打って相手をコートの外に出すようにしてました。
この展開では、落合君は自分が不利になってしまいます。
途中からドライブ系の強打で押してくように変更したようです。
彼の試合をそれほど多く見たわけじゃないですが、日大時代の彼はスピンよりこっちのスタイルだったように思いますね。
寺地君はカウンターから展開してくのは得意だと思います。
なのでラリーのスピードがどんどん早くなって、凄いショットの打ち合いでした。
落合君はネットにも結構出てましたね。
ダイビングボレーで飛びついて転んだポイントも何ポイントか有りました。
ストロークラリーでも、サイドに走ってスポンサーの看板?にぶつかって転んだポイントが有りましたね。
2NDセットの終盤辺りだったかな、確か。
息詰まるストローク戦でしたが、攻守ともに有利に展開した寺地君がストレートで勝利しました。
◆5-Ti CHEN (TPE) def. Oh-Hee KWON (KOR) 6-3 6-2
昨日の続きです。
2NDセットの第1ゲームから再開です。
前に見た時も思いましたが、KWONは小さいテイクバックからのストロークが特徴ですね。
あれで鋭いストロークが打てるんだから、打球感が良いのかもしれません。
ボールを引き付けて打つからあーなるんでしょうかね?
CHENのほうは安定して攻撃的なストロークを打ってました。
差が有るとしたら、やはりその安定感ですかね。
柏フューチャーズに出てる頃からCHENの試合は何試合見てますが、かなり強くなりましたね。
あれ?、同じ台湾のルーと印象が混じっちゃってるかも(笑)
でも早稲田フューチャーズや今大会を見ると、着実に上昇してるようです。
二人とも会場近くのコンビニで見かけましたが、間近に見るとスポーツ選手だけにやっぱり大きいですね。
テニスコートでは他の選手も大きいからそれほど感じませんが、それ以外の場所で一般人と混じるとかなりデカく感じました。
CHENが予選2回戦に進出した試合でした。
最初に書いた通り、見たことが無い外国人選手の予選参加が少なかったから、今年はあんまり荏原SSCに行こうとは思いませんでした。
どんな感じでやってるのか、1回は見てみたいとは思いますけどね。
いよいよ明日から本戦です。
予選もかなり残ってるので、アザーコートに多くの試合が組まれてます。
見に行きたいですが、平日はナイトマッチしか見に行けません。
遅くまでやって欲しいけど、あまり遅いと翌日がツライ・・・。
何はともあれ、誰が勝ち上がるのか楽しみです。
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