デビスカップ2007 ワールドグループ プレイオフ
日本vsルーマニア
DAVIS CUP 2007 World Group Play-offs Japan vs Romania
最終日 2007/9/23(日)  戻る トップへ


いよいよ最終日です。
初日が1勝1敗だったから、今日まで勝敗が持ち込まれることになりました。
デ杯の場合、どちらかの国が3連勝したら最終日は消化試合ですよね。
いつも思うのですが、これって興行としてどうなんでしょう?
チケット売ってるから中止ってわけにもいかないだろうし、エキジビ感覚で見るしかないのかな。
幸いにして(?)、デ杯見に行った2004年と今回は、共に最終日までもつれたけど。
今日の試合開始は11時です。
着いたのは10時50分ぐらいだったかな。
早速、試合に行きましょう。


◆Andrei PAVEL (ROU) def. 鈴木貴男 (JPN) 6-7(6) 6-7(1) 6-1 6-4 6-4

貴男君が勝てば3勝1敗で日本の勝利、パベルが勝てば2勝2敗の五分になります。
初日の内容を思い返してみると、どちらが有利か微妙なところだと思ってました。
早いサーフェス、かつホームでの試合ということを考えると、貴男君が若干有利かなって感じですかね。
4セットまでいった試合は、今までデ杯や全日本選手権で何回か見てます。
5セットをフルに戦った試合を生で見たのは初めてかもしれません。
今日は2試合で合計9セット見てます。
しかも内容が濃いセットばかりです。
頭の中の記憶容量がかなりオーバーしてるようで、記憶の混同が激しそう・・・(笑)
覚えてるかぎりですが、内容や記憶に残ったことを追っていきたいと思います。
1STセットはパベルが先にブレイクに成功します。
そのゲームはデュースの時のポイントが印象に残ってます。
貴男君が浮いてきたボールをオープンにボレーを沈めましたが、パベルが走りながらのフォアハンド・パスが決まってまさかのブレイクポイントに。
ホンのちょっとセンター気味に入っただけなんですよ、貴男君のボレーが。
オープンにチョコンと決めれば良いだけ、って感じで打ったはずです。
その後はダブルフォルトでブレイクだったかな?
あのポイントは、貴男君の頭にかなり残ったんじゃないでしょうか。
最後まで気が抜けないってことですからね。
パベルは球際が物凄く強いです。
昨日も感じましたが、今日は一層それを感じました。
決まったと思ったボールを切り返す、食い込まれたり追い込まれてるのに良いところに返球する。
そういう場面を何回も見ました。
そんなパベル相手に、貴男君はよく2セットアップしたと思いますよ。
彼もかなりキレてるプレイをしてました。
特にバック側に沈められた時のボレーが素晴らしかった。
アングルボレーなら比較的打ちやすいと思いますが、あの状態からキレとスピード有るボレーを打つというのは、かなりの高等テクニックだと思います。
こういうケースは何回も見ましたよ。
もう身体に染み付いてるんでしょうね、そういう時にどう打つのかというのが。
パベルもよく返してるなと思ったけど、貴男君のボレーって普通の人じゃ打ち返すこと自体がかなり難しいんじゃないかな。
(もちろん単に当てて返すだけとかじゃなく、パスを打つということ。)
今日は特にそう感じましたよ。
アリーナ席の近い位置で見てたからですかね。
あれじゃ、「今からここに打ちます」って言われても返球出来ないと思う。
持ち上げるのにかなり苦労しそうだし、スピード有るから空振りしそう。
1STセットのタイブレイクは、パベルにもチャンスが有ったはずです。
かなりヒヤヒヤした覚えが有りますから。
しかし8−6と接戦の末、貴男君が取りました。
2NDセットは、先にパベルがブレイクするも貴男君もブレイクバックする、という展開が2回続きます。
最終的に6オールになり、1STセットに続いてタイブレイクになります。
このタイブレイクは序盤から貴男君がポイントを連取して先行。
7−1の大差で取り、2セットアップとします。
3RDセットは逆に6−1の大差でパベルが取りました。
このセットの序盤で、貴男君はメディカルタイムアウトを取りました。
どの場所だったかな?、確か足だったような気がする。
3RDセット、4THセットは、それまでのプレイと比べてかなり調子が落ちてましたね。
とにかくリターンが返らない。
相手が反応が鈍ったと分かって、パベルがスピードよりもコースを重視したサーブを打ってたのも有るかもしれません。
サイドに切れてくスライスサーブとか、予測してないと物理的に取れないようなサーブが多かったように思います。
ボレーミスも多かった。
それまでは針の穴を通すように際どいコースに飛んでたボレーが、わずかにアウト、わずかにネット。
昨日のレポートにも書きましたが、高い集中を3セット以上連続して続けるのって、どんな選手でもかなり難しいと思います。
どこかで息抜きのゲームを入れとかないと不可能なのでは?
そういう意味では、足の不調も有ったでしょうけど、貴男君にとってはそれがこのセットだったということでしょうね。
4THセットは、やはりパベルが先にブレイクします。
確か中盤ぐらいのゲームだったはず。
何度かブレイクバックに繋がるようなポイントも有ったように思いますが、そのままパベルがキープを続けて6−4。
ファイナルセットに突入です。
セット序盤は前のセットの調子を少し引きずってた貴男君ですが、中盤以降、また1、2セットのような集中を取り戻してきます。
急にリターンが返るようになったんですよね。
それまでほとんどリターン出来てなかったのが、いきなりほとんど全ポイントリターン出来るようになったって感じでした。
この中盤以降のゲームは、お互いにチャンスとピンチの連続でした。
両者にブレイクピンチが有りながら、それを逃れる展開だったと思います。
しかし、4オールの後(だったはず)、ついに均衡が崩れます。
パベルがこのセット初のブレイクに成功。
最後のゲームも拮抗しましたが、パベルがキープ。
セットカウント3−2の大逆転で、ルーマニアが2勝2敗のタイに持ち込みました。
非常に高いレベルの試合でしたね。
とにかくテクニックが二人とも素晴らしかったです。
これがそこに返るのか?というポイントの連続で、貴男君に勝ってほしかったのはもちろんですが、試合自体はかなり楽しめました。
結果論に近いですが、昨日のダブルスに貴男君の代わりになる選手がいれば良かった。
ダブルスが含まれてるとはいえ、3日連続の5セットマッチはGSでもそうそう無いはずです。
特にツアーでも単複出場選手が異なってることが多い今の状況では。
こういう時にトミー(嶋田)のような選手がいてくれれば。
まー、ないものねだりを言っても仕方有りませんね。
勝敗は最終試合に掛かることになりました。

◇試合の様子を覗きに来たハネスクです。
 第4セットの初めごろでした。
 客席からほとんど見えない位置だったから、気づいた人はほとんどいなかったのでは?

◇試合の直後です。
 左から、お互いを労う貴男君とパベル、ルーマニアチームとハイタッチのパベル、四方の観客に挨拶をする貴男君です。


◆Victor HANESCU (ROU) def. 添田豪 (JPN) 6-3 5-7 7-6(6) 7-6(3)

最終試合です。
主審はGSでもおなじみのアリソン・ラングさんです。
大舞台の雰囲気が漂ってきますね。
いよいよ、この試合で勝負が決まります。
消化試合で久々に杉田祐一君を見たい気もちょっとしましたが、真剣勝負はもっと見たいです。
どんな試合になるか、始まる前から楽しみでした。
大会前は、この対戦はハネスク有利だと思ってましたが、初日の試合を見た後にちょっと変わりました。
負けはしましたが、添田君はTOP20経験者のパベルに対して、自分のプレイを出せてました。
これって結構重要だと思うんです。
相手のペースのポイントは仕方ないですが、攻撃態勢に入った時は自分のパターンでポイントを取ることが出来てました。
言葉にするとこんな感じですが、何だろう? ちょっと言いたい事と違うような気がする。
まー、ぶっちゃけいうと、勝てる可能性が有るかどうか見りゃ分かるよ、ってことなんですが・・・。
どうやっても勝てないように見えるというのと、やりようによっては可能性が有ると感じるというのは大きな違いですから。
まー、あくまで観客として見た場合の話ですけどね。
昨日の試合のハネスクのプレイは、攻守の「攻」が大きく「守」は小さく見えました。
「守」の部分も良く、ハネスクに比べればバランスの良いタイプの添田君にもチャンスがあると思いました。
(後から考えれば、ハネスクの「守」が悪く見えたのは、貴男君の有無の言わさぬ攻撃のためだったのですが。)
さて、話を今日の試合に戻して。
1STセット序盤は、添田君がリターンから先に攻撃することが出来て、ブレイクチャンスが有りました。
確か、最初のハネスクのサービスゲームでしたかね。
そこをビッグサーブで逃れたハネスクは、その後もサーブが好調でした。
彼はとーっても背が高いです。
プロフィールを見たら、1m98cmとなってます。
ほとんど2m!!
背が高い上に手足が長くてリーチが長いから、サービスはほとんど上から打ち下ろす感じです。
サービスエースがかなり多く、返ってきても次で決めてましたね。
序盤のゲームを見た限り、添田君もそんなに悪くないと思いましたが、中盤にサーブをブレイクされます。
ポイントをリードしながらサーブが入らなかったりで、結果的にブレイクゲームとなってしまいました。
そのままキープが続き、6−3でハネスクがセットを先取しました。
2NDセットはキープが続きます。
添田君のサービスゲームはブレイクポイントが有ったりして、相手にリードされるゲームが多かったように思います。
その度に良いショットやハネスクのエラーで何とかキープ。
特にセット後半は1STサーブが入りませんでした。
ほとんどのポイントで2NDサーブを打ってたような印象が有ります。
(もしかしたら3RDセットと勘違いかも・・・。)
しかしその後の展開が良く、キープに繋げてました。
ハネスクのサービスゲームの添田君は、リターン出来るゲームと全く出来ないゲームの差が激しかったです。
こういうことはビッグサーバー相手だと多いんでしょうか。
相手のリズムとこっちの読みがマッチする時はリターン出来るけど、そうじゃない時は全然ダメとかね。
競ったゲームも有りましたが、オールキープの5−6でハネスクのサーブになりました。
このゲームはリターン出来たゲームでしたね。
添田君はストローク戦から果敢に攻撃をしかけてブレイクに成功。
ブレイクポイントは、確か1本だけだったと思います。
デュース後のアドバンテージだったかな?
サーブが速い相手だと、1本のブレイクポイントを逃すと厄介ですからね。
それまでのゲームでは同じような展開でキープされてましたから。
1チャンスを活かして1セットオールとしました。
3RDセットは、更に添田君のストロークの調子が上がってきます。
但し、1STサーブが相変わらず入らない。
さっきも書いたけど、ほとんど2NDサーブを打ってたと思います。
それでもスコア的に互角に戦ってました。
これは何気に凄いことだと思う。
1STサーブ無しのハンデで試合してるのと同じですから。
もしかしたら「ここで1STサーブ来い!」って俺が思ったポイントで入らなかったから「全然1STが入らないなー」って感じたのかな。
下手すると、全ポイントで2NDサーブを打ってたような印象さえ有るんですよ。
デ杯のHPにはスタッツが無いみたいですが、まー、これは後でテレビで見れば分かりますね。
ハネスクはフォアの打ち合いで添田君をフォア側に寄せて、バック側にビッグショットを打ち込むパターンを多用してました。
両手打ちバックハンドの添田君に遠い打点で打たせようという作戦だと思います。
もっとも一般的な作戦だと思いますが、これが試合の序盤はかなり有効でした。
添田君がブレイクされたゲームでは、必ずこれでポイントを失ってたと思います。
しかし、少しづつ対応出来てきます。
彼は高い打点のバックの打ち込みも得意ですが、低い打点も思ったほどは苦にしないですよね。
これは昨日も感じたことです。
基本的に両手バックは低く遠い打点は打ちにくいと思いますが、そのわりには良いショットを打ってました。
スライスをあまり使わないことからも、それが分かります。
あまり使わないというよりも、ほとんど使わないと言ったほうが正しいですね。
フォアハンドは、試合の中盤以降、上から叩いて打ち込むショットと、振られた時に距離を出す(深く返球する)ショットの使い分けがよく出来てました。
精神的に余裕が無いと、何でも強打の一本調子になりがちだと思うので、余裕が出てきたのかもしれません。
3RDセットは添田君が取るチャンスが何回も有りました。
特にタイブレイクですね。
このタイブレイク、序盤は3−0とリードします。
しかし追いつかれて3オールでエンドをチェンジ。
その後もリードしては追いつかれる展開に。
セットポイントで自分のサーブというポイントも有りましたが、そこを落とします。
ここでも1STサーブが入らなかったなー。
なんかそればっかり言ってるけど(笑)
ハネスクは、タイブレイクで初めてきた自分のサービスでのセットポイントを取って8−6。
際どく3RDセットをものにしました。
そして4THセットに入ります。
セットに入る前、ハネスクがメディカルタイムアウトを取りました。
足(膝か腿?)に相当きていたようですね。
治療の少し後のゲームで、リターンの時に突然声を上げて足を押さえたことが有りました。
たぶん痙攣ですよね、あれは。
添田君も足にきたのか、多少球際が弱くなりますが、見た感じではハネスクのほうが重症でした。
セット後半はもう、お互いに死力を尽くしたという内容でしたね。
それまでのセットに比べれば一発でウィナーを取るようなポイントは減りましたが、両者とも最後まで諦めずにボールを追いかけてました。
ここに至るまでのゲームが凄かったですからね。
相手のパワフルなショットを3セット続けて受けてきてるわけです。
オフバランスな体勢の時も多かったでしょう。
その状態で、自身も身体を目一杯使ったショットを打ち、更に走り回る。
これを3セットも続ければ、身体のどこかにガタが来ても全然おかしくないと思います。
アリーナの間近であの打ち合いを見てたので、余計にそう感じました。
あまり走れないハネスクは、4THセット中盤からスライスを多用してきます。
身体の負担を減らす目的も有ったとは思いますが、添田君に上から叩かれないようにということでしょうね。
これ以上身体をストレッチしながらの打ち合いはヤバイと感じてたと思います。
上から打たれた角度のついた強打を深く返球するには、下半身を使って身体を伸ばした状態になるわけですから。
自分がオフバランスになる打ち合いは避けて、出来るだけ省エネで効果的にポイントを取りたいと考えてたはずです。
添田君のバック側にスライスで浅く配球するケースが多かったですね。
添田君がスピンで返球したところを自分が打ち込む。
または、アプローチしてネットに出てきたところをパスで抜く。
そういう作戦に見えました。
いずれもポイントを短くして、長くなったとしても負担を少なくということでしょう。
これはかなり有効でした。
そんな感じで各ゲームでは一進一退が有りましたが、オールキープでタイブレイクに入ります。
タイブレイクの前、ハネスクは2回目のメディカルタイムアウトを取りました。
やはり足だったでしょうか。
同じ箇所で2回は取れないと思うから、別の場所だったかもしれません。
タイブレイクは、序盤は競い合いでしたがハネスクがリードしていきます。
3オールぐらいからポイントを連取したように思います。
マッチポイントになったポイントは、激しい振り回し合いから最後は添田君のフォア側に鋭いショットを打ち込み、エラーを誘ったんだったと思います。
これで6−3になったんだよな、確か。
そしてそのままハネスクが7−3でタイブレイクをものにし、セットカウント3−1で勝利。
ルーマニアが1勝2敗の劣勢から逆転で勝利しました。
勝ったと同時にハネスクはコートに倒れこみ、そこにルーマニアチームがなだれこんできました。
彼はしばらく立ち上がれませんでした。
歩き出しても片足を引きずってましたね。
添田君は負けたけど、ATPで活躍する2人の選手相手に大接戦の試合でした。
もちろんチャンスは有るとは思ってましたが、大会前はここまでやるとは思いませんでした。
彼の試合は、数年前から何試合か見てきました。
その時とは相手が違うということも有りますが、今回の試合が一番レベルが高い内容でした。
特にフォアハンドで圧力を掛けまくる場面は、今まであまり見なかった点でしたね。
3RDセットか4THセットのどちらかを取れてれば、勝つチャンスはかなり有ったと思うんだけどなー。
ハネスクはもう1セットはプレイ出来なかったでしょう、きっと。
ファイナルセットに入って入れば、添田君が圧倒してたかもしれません。
まー、たらればを言っても仕方有りませんが・・・。
今回の敗戦は、もしかしたら後々まで言われてしまうかもしれません。
それは次回同じ状況の時が来た時に挽回すれば良いんですよ。
このまま経験を積んでメンタル的に安定し、相手に振られた時のカウンターを強く出来れば、もっともっと上に行けると思います。
それは大いに有り得ると感じた今回の試合でした。

◇左の2枚は、1回目のメディカルタイムアウトを取ったハネスクです。
 トレーナーじゃない人が周りを囲んで、何事かと最初は思いました。
 その後、トレーナーからの治療(マッサージ?)が有りました。
 2回目の時も同じ順番でしたね。
 右は、こちらもマッサージを受ける添田君です。
 お互いにギリギリのところで勝負してたんだと思います。

◇左は勝利直後のハネスクです。
 しばらく自力で立ち上がれず、駆け寄ってきたチームメイトに抱えられて、ようやく起き上がりました。
 中央はパベルとハイタッチするハネスクです。
 この直後が今回の表紙にした感動的な抱擁のシーンです。
 右は日本チームです。
 こういう時ってどう声を掛けるんでしょう?
 ここまで頑張っての負けだから何も言えないと思う・・・。

◇勝利に興奮したのか、ルーマニア応援団がコートに雪崩れ込んできました。
 これぐらいの人数だからいいものの、この10倍とか居たら大騒ぎになってそう(笑)

◇観客に挨拶する日本チームです。
 盛田会長と竹内監督のマイクでの挨拶も有りました。
 盛田会長の「選手を褒めてやってほしい」というのが印象に残りました。
 間近で試合を見たほとんどの人がそう思ったんじゃないでしょうか。
 竹内監督が言ってましたが、なみはやドームで負けるのは初めてなんですね。
 相手に比べてわずかにスピリットが足りなかった、とも言ってました。
 監督という立場として、様々な要素や感情気持ちなどを込めた一言といった感じでしたね。

◇写真撮影に応じるルーマニアチームです。
 ハネスクは何度か控え室に戻りかけましたが、その度に呼び戻されてました。
 肉体的には疲れて休みたかったことでしょうね。
 この写真を撮ったのは何回目に呼び戻された時だったかな。
 3回目ぐらいかな?(笑)
 結局戻れずに、最後はコート裏で自国の記者(たぶん)からインタビューを受けてました。


今日はこんなところです。
貴男君が2セットアップした時は、日本チームにかなりチャンスが有ると思ったんだけどなー。
残念でしたが次回に期待です。
デ杯は個人戦にはない真剣さが有りますね。
個人戦が真剣ではないという意味ではないですが、デ杯じゃなければハネスクは棄権してたでしょうね、きっと。
やっぱり選手に負担が大きすぎるんじゃないかな。
この戦いをした翌週は、とてもトーナメントで勝てるとは思えませんから。
それどころか、怪我して出られなくなるかもしれません。
5セットじゃなくて3セットで良いんじゃないでしょうか。
男子テニスの感動的な試合に、5セットフルに戦った試合が多いのは分かってます。
しかし、昔に比べてアスリート的な能力をより求められる今のテニスでは、5セットフルに戦うのは身体への負担が大きすぎるように思います。
特に国別対抗戦ではね。
デ杯を敬遠する選手が多いのもよく分かります。
話が変わりますが、今日も会場が寒かったなー。
熱い試合で忘れてる時が多かったですが、気が付くと手足が冷たくなってて寒さを思い出しました。
会場の外だとまだまだ暑いから、半袖短パンで全く問題ないんですけどね。
低い位置のアリーナ席で半袖短パンだったから余計寒かったのかも。
またまた話が変わりますが、大阪ってやっぱりエスカレータの追越しが左側です。
関東とは全く逆ですね
ついつい逆側に行きそうになりました。
京都チャンレンジャーの時も書いたような気がするけど、また書いてしまいました(笑)
さて、次回の生観戦はAIGの予選です。
30日の日曜日は、フェデラーと錦織君の練習を金取って見せるんだとか。
チャリティーってことだから、まー、それも有りかなって感じですかね。
そうじゃなかったら、何考えてんだって思いますけど(笑)
車椅子テニスの斎田君と国枝君も出場とのこと。
国枝君は年間グランドスラムを達成したそうですね。
おめでとう!!
車椅子テニスのGSは普通のテニスのGSとは違っていて、日本の大会も4大会に含まれてるようです。
USオープンも1ヶ月遅れでサンディエゴで開催されたようなので、フラッシングメドウでのタイトルとは別みたいです。
国枝君は両方とも取ったわけだから、文句なしにUSオープンチャンプですね。
30日のイベントも見たいですが、開始が3時だから、たぶんアザーコートではまだ予選やってると思います。
さて、どうするかな。
錦織君も国枝君も、今みたいに強くなってからは見てないので、久しぶりに見たいけどなー。
どちらを見るにせよ、来週がとても楽しみです。


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