デビスカップ2007 ワールドグループ プレイオフ
日本vsルーマニア
DAVIS CUP 2007 World Group Play-offs Japan vs Romania
2日目 2007/9/22(土)
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2日目です。
今日はダブルス1試合だけですが、昨日よりも客が多かったです。
昨日の最後のころの倍は入ってたかも。
今日は12時40分から開会式が有るってことだったので、そのちょっと前に会場に着きました。
会場に入ると、ブラスバンドが演奏してました。
開会式前の会場BGMから、選手の入退場、国家演奏まで全てをこのブラスバンドがやってました。
フェドはクラシックの歌手が呼ばれて両国の国家を歌ってましたが、生音の演奏も良いですね。
中学校で吹奏楽やってたから、とても懐かしかったです。
現地で見てた時は遠すぎてよく見えなかったですが、後から改めて写真見ると女子ばっかりですね。
男がひとりもいない。
俺の時はそれぞれの学年で10人近くいたけどなー。
パワー系金管(と言っていいのか分からんけど)のトランペットやトロンボーンは絶対男のが良いと思うけどね。
女子ばっかりだと、音がおとなしくなるんだよね、どういうわけか。
逆に言えば丁寧なんだけど。
これってたまたま俺の学校だけだったんだろうか?
まー、それはさておき。
しばらくBGMのように演奏した後、彼女達の演奏をバックに開会式が始まりました。
ルーマニア、日本の順に選手団が入場してきました。
見てる時は気づかなかったけど、選手達はそれぞれペナントを持ってますね。
選手達の入場前、ブラスバンドを背に、審判団、レフェリー&主審達が既に配置に着いてました。
コートをぐるっと半周して、選手達はそれぞれ定位置に着きました。
こんな感じで開会式をほぼ正面から見ることが出来ました。
ホントはもっと下の近い位置から見たかったけど、一度に全部見るってことでは、とても見やすい場所でしたね。
選手達の入場後、それぞれの監督から選手紹介が有りました。
この辺はフェドの開会式と同じですね。
一応、全選手の写真を撮りましたが、ピンボケが少なめのテカウと添田君を載せます。
この後はペナントの交換でしたが、ボケボケ写真のため載せられず・・・。
最後に花束贈呈が有りました。
ブラスバンドが演奏するなか選手達が退場し、開会式が終了しました。
開会式の前の会場BGMの時からだから、久々にかなり長い時間ブラスバンドを聞きました。
自分がやってた時は、それこそ毎日何時間も聞いてたけど、もしかしたらその時以来だろうか?
かなーり昔の経験者として、聞いてるときに感じたことなどを書いてみようと思います。
BGMの時は静かめの曲もやってたけど、あの広さだとちょっと物足りないなー。
フルートが大きく出すぎてたりして、クラリネットやサックスや低音金管がもっと頑張らなければ。
でも写真見たら、フルートは5人ぐらいしか見えないですね。
昔からFlやPicの高音が大き過ぎるのは嫌いだったから、ついそういう聞き方をしてしまうんだろうか・・?。
特にピッコロがデカすぎると、全てが台無しになるんだよな。
もし要らない楽器をひとつあげろと言われたら、はっきり言ってピッコロですね。
ウッドベース1台にチューバが2本と、最低音部が計3つ有ったのにはちょっと驚きました。
低音部が充実してるってことは、遠くて見えなかったけど、バリトンサックスやバスーンも有ったんだろうか?
と、その時は思ってたけど、写真見るとチューバ系が3本、弦楽器は2本有りました。
1本はもしかしてユーフォニウムか?
バスーン(ファゴットとも言う)も2本?有るみたいです。
楽器の種類がとても充実してますね。
リーコーダーやハーモニカなど違って、安い楽器でも万単位ですからね。
下手すると10万以上のも有るんじゃないかな。
個人持ちにするか学校のを使うか、楽器によっては悩むものも有るはず。
よく知らないけど、他のスポーツはもっと掛かったりするんだろうか? ちなみに、さっき書いたバリトンサックスはサックスの一番大きいやつ、バスーンは簡単に言えばオーボエの大きいやつです。
サックスって、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類だと思ってたけど、今、ネットで調べたらソプラニーノやバス、コントラバスとかも有るみたいでちょっとびっくり。
別にサックス使いじゃなかったから、知らなくてもいいんだけど。
本職(?)のクラリネットも、E♭、B♭、アルト、バスの4タイプだと思ってたけど、これまたたくさん有るとのこと。
その数、全部で11種類。
CとかDも有るんだね。
俺が吹いてたのは、もっとも普及してるB♭。
ドレミファソラシドの「ド」の指使いで吹いたとき、鳴る音がB♭(シのフラット)になるからこの名前になってるはず。
ところで、ウッドベースの単位は何なんだろう?
学校に有るには有ったけど、担当が決まってなかったから、結局誰も演奏してなかったからなー。
あ、ちょっと自分の世界に入りすぎました(笑)
今もやってるみたく書いてるけど、もう何年も(10年、いや20年以上か?)全く楽器触ってません。
指使いは覚えてても口が忘れてるから、たぶん音はほとんど出ません・・・。
選手退場の時に演奏した曲は良かったですね。
聞いたこと有るような気がしたけど、あれは何て曲なんだろう?
もっと聞きたかったけど、選手達の退場が終わったから、きりがいいところで終了したみたいでした。
前置きが長くなりました。
試合に行きましょう!
◆岩渕聡 / 鈴木貴男 (JPN) def. Florin MERGEA / Horia TECAU (ROU) 6-4 6-4 6-4
入場から勝敗が決まるまで丸ごと見ることが出来ました。
ルーマニアペアはどちらも初めて見ました。
この会場は、試合をやるコート以外にも、テニスコートらしきものが2つ有ります。
「らしき」と書いてるのは、コートが体育館の板張りだからです。
板って物凄く速いサーフェスじゃないですか?、たぶん。
やったことないから推測ですけど。
いくら綺麗に造ったとしても、板の継ぎ目が有るからイレギュラーしそうだし。
試合コートに入場する前、ルーマニアペアはその板コートでイメージトレーニングっぽいことやってました。
ホンの短時間でしたが、ネットダッシュやストロークの素振りをしてましたね。
まー、イメージトレーニングってたいそうな事じゃなくて、単に身体を冷やさないように動かしてたって感じですけど。
そして選手達が入場。
開会式で竹内監督も言ってましたが、並んだところ見るとルーマニアチームはデカイですね。
特にテカウは、今、プロフィール見たら1m92cmってなってます。
そりゃデカイわな・・・。
しかし、相手のデカさと無関係に試合は進みます。
序盤は日本ペアが1ブレイクアップとリードします。
日本ペアは貴男君も岩渕君もリターンが好調でした。
次のサーブを破られてタイに戻りますが、またブレイクを重ねてセットを先取します。
結果的に1ブレイク差でしたが、それ以上に調子の差を感じたセットでしたね。
日本ペアがセットを取られそうな感じはほとんど無かったです。
2NDセットも序盤から日本ペアがブレイクに成功。
だったと思いますが、何しろ3セットとも6−4だから記憶に自信無し・・・。
まー、合ってるとして・・・(笑)
メルゲア(デカいほうじゃなくてガタイがいいほう)は、2NDサーブでステイするようになりました。
確か1STセットからそうだったような?
オリンピックでゴンザレスとマスー(チリペア)が雁行陣で勝ったのは知ってましたが、あれはクレーコートでした。
インドアの男ダブでネットダッシュしないのは初めて見ましたね。
(そもそも世界レベルの男子ダブルス自体を見る機会がほとんどないけど・・・。)
でも、その後の彼のプレイを見ると、ボレーよりもストロークやパスが得意だというのが分かりました。
シングルバックハンドながら、フォアもバックもトップスピン系の強打を打ちまくってました。
サーフェスがクレーだったら、あのスタイルはかなり有効だったかもしれません。
しかし今日はインドアカーペットです。
(公式ページにそう載ってた。)
パス(ストローク)によって試合の流れが大きく変わったという事は有りませんでした。
時々はダウンザラインへのウィナーも有るには有ります。
でも、大半は、1発でボレーを決められないように打つのが精一杯だったように思います。
それでも、かなり頑張ってたんですけどね。
ファイナルセットも日本ペアが序盤からブレイクします。
2NDセットとファイナルセットに関しては、ルーマニアペアに挽回するチャンスが有りました。
相手のサーブをブレイクするポイントや、それに準じたポイントが何回か有りましたから。
でも、ポイントの取り方がちぐはぐでしたね。
苦労してやっとポイント取った後に簡単なミスをしたりして。
これは日本ペアが打つタイミングが早いとか、そういった要素も有ったかと思います。
特に貴男君はスムーズに色んなショットを打ってましたね。
そんな感じで、ルーマニアペアは結局最後までチャンスを掴めませんでした。
日本ペアが勝つべくして勝ったという印象です。
スコア的にも内容的にも、常に先手を取ることが出来てました。
3セットとも1ブレイク差の6−4で日本ペアが勝利し、2勝1敗と王手を掛けた試合でした。
今日はこんなところです。
試合後半は全く写真を撮ってません。
なみはやドームのアリーナ席の入り口辺りで、許可無く撮影禁止って書いてあるのを見つけたからです。
なので、貴男&岩渕ペアの感動的な勝利の場面の写真は有りません。
今日はアリーナ席のチケットでした。
前半は上の席のコートエンドから撮って、その後アリーナで撮ろうと思った矢先に見つけてしまいました。
でも、翌日の最終日の場内放送では「フラッシュを用いての写真撮影はご遠慮下さい。」と言ってました。
と言うことは撮影OKということですよね?
いったいどうなってんの?
まー、撮影禁止だったら関東から大阪まで行くことはなかったから、結果的には良かったんだけどね。
さて、話を戻して・・・。
ルーマニアチームはポイント取った時、「ハイデ!」だか「アイデ!」って言ってました。
昨日から思ってましたが、これって、セルビアのアナ(イワノビッチ)が言ってるのと同じですよね?
ということは、セルビアとルーマニアは同じ言葉を話してるということなのかな?
それとも、たまたまアナと彼らが同じ言語を使う地域だったとか?
日本と違ってヨーロッパは色々と有りそうだから分かりませんが・・・。
ベルギーのキムとエナンも別の言語って話ですからね。
ダブルスの試合の後は抽選会が有りました。
選手のサインが続いてたからなのか、これがなかなか始まらない。
そのうちメインコートでは添田君と杉田君が練習を始めました。
待ちくたびれて帰ろうと思ったけど、それを見ながら抽選番号の発表を耳の端っこで聞いてました。
杉田君は久々に見た気がするなー。
ちょっとフォームが変わった?
練習だからかもしれないけど、気のせいかな、きっと。
インターハイのジャンピングしまくりが凄く印象に残ってるからね。
練習ということも有るだろうし、ボールがあまりバウンドしないコートだからジャンプする必要が無かったんだろうけど。
抽選会の景品は全部で何個有ったんだろう?
100個ぐらい?
かなり長々と当選番号を言ってましたね。
それだけ有るんだったら、特別な商品だけマイクで発表して、あとは会場掲示でいいと思うんですけどね。
少なくとも、関東でやるビッグマッチの抽選会はどこもそうです。
その後は、たけぽんさんから食事のお誘いが会ったので、久々にお会いしました。
食事の後、心斎橋から難波ぐらいまで、地元のたけぽんさんに色々と案内してもらいました。
大阪って、関東の人間からすると、聞いたこと有っても、実際に見るのは初めてのものが多かったりします。
ニュースやバラエティ番組とかで、知ってることは知ってるんですよ。
食い倒れ人形とか、道頓堀川のダイブ場所とか、かに道楽の巨大カニとか。
思いのほか食い倒れ人形が小さくて、思いのほか巨大カニが大きかったなー。
たった今、なんばグランド花月の近くで買ってきたたこ焼き食ったけど、美味かったですよ!
さて、明日はいよいよ最終日です。
どんな試合になるでしょうか?
楽しみです。
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