東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
本戦3日目 2006/2/2(木) Vol.1
戻る
トップへ
本戦3日目です。
この日はGS3、4回戦と言ってもおかしくないカードが並びました。
単複ともにどちらが勝つか分からない対戦が多く、とても楽しみでしたね。
今日の試合開始は11時でした。
しかし、会場に着いたのは、例によって1時間半ほど過ぎてからです。
というわけで、試合に行きましょう。
◆7-Elena LIKHOVTSEVA (RUS) def. Marion BARTOLI (FRA) 6-2 7-5
これは2番コートの第一試合です。
残念ながら、最後の数ゲームしか見られませんでした。
しかも、1番コート側から見てたので、内容は詳しく分かりません。
隣から見てた感じではですね。
マリオンがハードヒットしたショットを、リホが上手く流してウィナーを取ってたかな。
この場面は何回か見ました。
2NDセットのスコアが7−5ということは、最後はかなり競ったようですね。
もうちょっときちんと見たかったですが仕方有りません。
リホが最近好調のマリオンを下してQFに進出しました。
◆Maria KIRILENKO (RUS) def. 8-Ana IVANOVIC (SCG) 6-4 6-4
こちらは1番コートの最初の試合です。
これも最後の数ゲームだけ見ました。
リホvsマリオンが先に終わり、その時点でこちらもすぐに終わりそうな雰囲気でしたね。
確か、マーシャが2NDセット5−1(4−1?)とかでリードしてたはずです。
しかし、そこからアナが逆襲。
ゲームを連取して振り出しに戻しそうになってたような?
すいません、これは金曜日の晩に書いてます。
たくさん試合を見たんで、最初のころの試合のスコア展開はすっかり忘れてますね・・・。
アナの試合を生で見たのは約2年ぶりです。
プレイスタイルは同じですが、さらにパワーが付いたように感じました。
あの時とコートが違うってのも有りそうですが(前回はオムニで見た)、ランキング上昇と共にパワーアップしたんでしょうね。
ランキングが上がると対戦する選手がパワフルになるので、強打に対する耐性も出来そう。
今年はシドニーでアメリーに勝ってますから。
調子が良ければトッププレイヤーと対等に戦えるようになったようです。
試合に戻りますね。
アナがゲームを取った時は、彼女のハードヒットがコーナーに突き刺さった時でした。
逆に言うと、これしかポイントパターンが無い感じでしょうか。
マーシャが上手く展開してアナのミスを誘ってたように思いました。
注目の若手対決を制してマーシャがQF進出です。
◆Samantha STOSUR (AUS) def. 6-Daniela HANTUCHOVA (SVK) 7-6(5) 6-2
これは2番コートで行なわれました。
ダニエラが2番?とちょっと驚きました。
注目カード目白押しであぶれてしまったんでしょうね、きっと。
試合のほうは、確か、最初のころはダニエラがリードしてたはずです。
5−4とか5−3でサーブという場面が有ったような?
しかし、そこを逃してタイブレイクに入ると、サマンサが序盤からリード。
ダニエラも追いつきそうになりますが、そのままサマンサがタイブレイクを取ってセットを先取しました。
2NDセットはナタリーvsマルティナが始まってたのであまり見てません。
もっと競うと思ってましたが、あれ?って感じで結構早く終わってしまったのを覚えてます。
単複に勢いの有るサマンサがダニエラを破った一戦でした。
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
試合中の珍しいひとコマ ↓ 仲良く冷蔵庫探索 |
↓ 魔法?
|
 |
 |
 |
◆WC-Martina HINGIS (SUI) def. 3-Nathalie DECHY (FRA) 4-6 7-5 6-2
これはどうなるか分からないという意味で、とても楽しみな試合でした。
復帰後のマルティナはTOP10(キム、エナン)相手には敗戦、それ以下の選手には勝ってます。
(途中で怪我して?負けたペンネッタ戦は除く。)
全豪の結果でちょっと下がりましたが、その前のランキングが13位のナタリーは、彼女の今の実力を計る上で適任です。
しかも、以前の対戦成績は4勝0敗でマルティナが勝ち越してるとのこと。
ナタリーとしても、今ではそう簡単にやられないと思ってたはず。
そういう意味で、内容、結果ともに楽しみでした。
試合のほうは、序盤はナタリーのペースで進みます。
彼女を生で見るのは初めてです。
今まであまり強打の印象は有りませんでしたが、かなり威力の有るショットを打ちますね。
特にフラット系のフォアハンドは伸びが有りました。
これでマルティナを守勢にさせてラリーを支配してました。
マルティナは試合勘がまだまだなのか、サーブに難が有りますね。
ダブルフォルトも多かったし、威力の有るサーブを打ててませんでした。
でも、リターンゲームでは攻撃的でした。
特にバックハンドは全盛期よりも強力になってるようにさえ思いました。
お互いにリターンが得意からなのか、今日はブレイクゲームがとても多かったです。
印象としては半分ぐらいブレイクが有ったような感じですね。
1STセットは序盤のリードを活かしたナタリーが先取します。
2NDセットも同じようにブレイクが多かったですが、最後の最後でわずかなチャンスを活かしたマルティナが取り返します。
はっきり言って、このセットで決まっててもおかしくなかったですよ。
流れが行ったり来たりして、ナタリーがセットを取ってもおかしくない展開でした。
ファイナルセットに入ると、ナタリーの集中が少し落ちてきたように思いました。
2NDセットの後半を取りきれなかったのが響いたんでしょうか。
実はこのセットは中盤以降を見てません。
サイン待ちだったからです。
そしてマルティナのサインをGET!
またしてもお宝が増えました。
今日の試合を見ると、彼女がトップに返り咲くにはまだまだ課題点が有りそうです。
プレッシャーが掛かった時の2NDサーブや、相手にオーバーパワーされた時の対応などです。
まー、そんなことは言われなくても本人が一番よく分かってることでしょう。
彼女の今後に注目です。
負けはしましたが、ナタリーのプレイも素晴らしかったです。
後一歩で勝利を逃しましたが、ロシアンフラットとも異なるタイプのフラット系で、これまた今後が楽しみです。
◆Ana IVANOVIC/Maria KIRILENKO (SCG/RUS) def. Angelique WIDJAJA/Jie ZHENG (CHN) (INA/CHI) 6-0 2-6 6-1
これは2番コートの試合でした。
かなり大味なスコアですね。
あまりよく見てないので内容は詳しくは覚えてないな。
アナ/マーシャは、アナが後衛、マーシャが前衛の時がポイントしやすい感じだったと思います。
アナはダブルスに不慣れな感じもしましたが、マーシャはアプローチやボレーが上手いですね。
アンジーとジェンも2NDセットはポーチとか決まってたように思うんですけどね。
簡単に取られた第1&第3セットは良いところがあまり無かったです。
強打を打たれて先にミスをしてしまうか、ポーチで決められる感じで。
ダブルスの実績の有る(それぞれ別の選手とのペアですが)アンジー/ジェンをアナ/マーシャが破った試合でした。
◇vol.2へ続きます。
戻る
トップへ