AIG OPEN 2006
AIG Japan Open Tennis Championships

本戦6日目 2006/10/7(土) Vol.1  戻る トップへ


本戦6日目です。
結局、木金の2日は観に行けませんでした。
木曜日は雨でセンターコートのみで行われ、夜中の3時半まで試合をしたそうです。
当初の予定では最終試合は第6試合のツルスノフvsリーでしたが、その後にモナコvsニエミネン、ノヴァクvsベッカーの2試合が追加になりました。
最後の試合は夜中の1時半試合開始だったとのこと。
ノヴァクがこんな時間に試合始まったことなんて無いよって話してたそうです。
これは見に行きたかったなー。
試合自体も面白そうでしたが、歴史の証人っていうか、後々まで語り草になるような試合は見ておきたかった。
でも、前日の水曜日までの疲れが溜まってて、この日はとても行けるような状況じゃなかったです。
金曜日が仕事休みだったら、無理してでも絶対行ったんですけどね。
ちょっと重要な仕事が入ってて職場でぼーっとしてるわけに行かなかったから徹夜も出来なかったし・・・。
金曜日は仕事終わったのが夜の10時過ぎ。
一応会場に向かいましたが、この時間は電車が少なくなってて思ったより時間がかかってしまい、新木場に着いた時点で11時ぐらいになってしまいました。
ここは思案のしどころです。
今なら自宅に帰れますが、ここから先に行けば今日はもう帰れません。
携帯のリアルスコアを見ると、最終試合のヘンマンvsアンチッチは既に始まっていて、ヘンマンがサクサク勝ちそうなスコアです。
これが長くなりそうだったら、強行したかもしれないですが・・・。
試合のほうは6−2、6−2でヘンマンが短時間での勝利で、11時半ぐらいには終わったようです。
行っても結局数ゲームしか見れなかったと思います。
その後が大変でした。
大雨の影響で電車が止まっていて動き出すのにかなり時間が掛かり、家に帰ってきたのは夜中の3時前でした。
新木場まで行かなかったら、この路線を使うこともなかったから普通に帰れたのに・・・。
試合も全く見れなかった上に、この仕打ち。
まったく散々な1日でした。
まー、誰が悪いってわけじゃないんですけどね。
このレポートは一応日記も兼ねてるので、試合とは全く関係ないですが、その日の出来事など書いてみました。
さて、土曜日の今日は各種目のSF、男子ダブルスのみQFも行われます。
大会スケジュールとしては、今日は女子ダブルスは決勝が行われる予定でした。
雨天時恒例の荏原SSCでの試合も有り、今年はとてもスケジュール通りには行きませんでしたね。
「今年は」というか「今年も」かもしれませんけど。
男女共催じゃなければここまで試合が押さなかったと思いますが、この体制(男子インターナショナルゴールド、女子ティアV)は崩して欲しくないです。
女子がメインの自分としては、男子のトップどころと女子の中堅が見られること大会は非常に価値が有ります。
逆よりは全然良いです。
逆っていうのは、女子のが賞金総額が大きいってことです。
トップ選手はテレビ中継や東レで見られる可能性が有りますが、50位〜100位前後の選手は名前しか知らない場合が多いです。
そういう選手達を見ることが出来るAIGはとても重宝してます。
これから上がってくる選手達をたくさん見れますからね。
今日はチケットがどうなるか分からなかったので、開場時刻の9時ぐらいには会場に着くように家を出ました。
りんかい線から陸橋を渡って会場入りすると、陸橋付近まで行列が並んでました。
何の列だろう?と思ってると、センターコートに入るための行列と係員がアナウンスしてました。
チケット買うためじゃなくて単に会場に入るための行列って凄いなー。
今まではそこまでじゃなかったと思いますけどね。
まー、去年までは、まだ会場に向かってる時間だったってだけかもしれませんが。
当日券売り場も長蛇の列でしたが、JTA会員なのでそれを横目に専用入り口ですぐにチケット引き換えが出来ました。
貰ったチケットは自由席でした。
指定席じゃなかったけどあの長い列に並ぼうとは全く思わず、速攻でアザーコートを見に行きました。
前置きがかなり長くなりました。
そろそろ今日の試合に行きましょう。


◇P. Goldstein & J. Thomasの練習

アザーコートを周ってると、9番コートでゴールドステインとトーマスが練習をしてました。
彼らはセンターコートの第1試合に登場予定です。
見た時はサーブとリターンを集中的に練習してました。


◇A. Nakamuraの練習

センターコートに行ってみました。
あと20分ほどで第一試合開始でしたが、この時点では自由席以外はガラガラでした。
コートを見ると、2組がコートをシェアして練習してました。
こちらは中村藍子ちゃんです。
原田夏希コーチ(ですよね?)とラリーをしてました。
藍子ちゃんの写真は、対角線側のコートのYung-Janにボールが行ってしまって謝ってるところです。
(だったと思う。)


◇Y-J. Chan & C-J. Chuangの練習

藍子ちゃんとコートをシェアしてたのは、Yung-JanとChia-Jungの台湾ペアです。
彼女達は女子ダブルスに登場予定です。
その前にYung-Jangは藍子ちゃんとシングルスで対戦します。
対戦する二人が同じコートで練習するのはあまり見たこと有りません。
珍しい光景でした。


◇C. Castano & M. Domachowskaの練習

こちらは3番コートです。
カタリナとマルタがストロークラリーをしてました。
彼女達は既に負けてますが、まだ日本にいたんですね。
次週のバンコクに行くまでは東京に滞在してるのでしょう。


◆Paul GOLDSTEIN / Jim THOMAS (USA/USA) def. Andy MURRAY / Jamie MURRAY (GBR/GBR) 7-6(4) 6-1

センターコートの第一試合です。
試合開始から1STセットの中盤辺りまでを見ました。
今日は週末の土曜にも関わらず、この試合はまだQFです。
勝ち進めばSF、Fと、あと2試合ですね。
今日はSFが組まれてないので、明日SFとFの2試合が組まれるようです。
試合は短時間しか見てないので詳しいことは覚えてません。
後で結果を見た時に、「へー、あそこからゴールドステイン/トーマスが勝ったんだ」って思ったような記憶が有るので、マレー兄弟が有利な展開だったのかもしれません。
確か、最初はブレイク合戦だったような気がしないでもないな。
改めて見るとマレー兄弟は雰囲気が似てますね。
まー、兄弟だから当たり前だけど。
間違えるってほどはないけど、遠くから見たら分からないかもしれません。
試合を見れば、ジェイミーは左利き、アンディは右利きなのですぐに分かりますけどね。
アンディは、しばらく前はアンドリュー(Andrew)と表記されてました。
海外の選手にはよく有りますが、より簡単な愛称に表記を変えたんでしょうね。
競った1STセットを取ったゴールドステイン/トーマスが、2NDセットは簡単なスコアで取って勝ちあがった試合でした。

◇ほとんど同じ格好のゴールドステイン/トーマスペアと、雰囲気が似てるマレー兄弟。
 自分では写真を撮ったからハッキリ分かりますが、HP見た方は分からないかもしれないですね。
 写真の配置はこうなってます。   ※それぞれこの選手を表してます。
 G ・・・ P.GOLDSTEIN
 T ・・・ J.THOMAS
A&J  J ・・・ J.MURRAY
 A ・・・ A.MURRAY


◇A. Fisher & T. Phillipsの練習

センター第一試合の中盤以降はアザーコート巡りをしてました。
まずは1番コートです。
男子ダブルスSFに登場するフィッシャーとフィリップスが練習してました。
試合直前の練習らしく、各ショットをチェックするような練習でした。


◇R. Federer & Y. Sugitaの練習

2番コートです。
ここは近藤大生君と杉田祐一君が練習してました。
しかし、その内に警備員の数が多くなり、柵の用意とか始めました。
これは何か有るぞ!と思って待ってると、車に乗ってフェデラーが登場!
この時点では観客の数も少なく、警備が要らないぐらいでした。
ロジャーは加藤純君と一緒でした。
彼らはスイスのジュニア時代の仲間だと聞いたことが有ります。
言葉も自国後で通じるだろうし(たぶん)、その縁で一緒だったんでしょうね。
時間的には30分ぐらいの練習でした。
かなりリラックスしていて、一通りのショットのチェックという感じでしたね。
その内、噂を聞きつけたのか客が増えてきて、終わりごろにはかなりの人数になってました。
ロジャーは帰り際に数人にサインをし、カトジュンと一緒に来た時の車で去っていきました。
彼が荷物を置いた近くで観てたから、今回はサインGET出来るかもと思ってましたが、またしてもダメでした。
まー、こればっかりは仕方有りませんね。
右上の写真のロジャーは、たぶんこの後はフォアのスライスを打ったと思われます。
彼の練習で特徴的だったのは、こういう場面で思い切りアンダースピンを掛けたショットを打ったりすることでした。
練習の序盤には上手くいかなくて大きくアウトしたりしてましたが、全く意に介することなく遊び心を交えた感じで打ってました。
アウトボールをラケットで止める時とかにもよくやってましたね。
ここまでヘヴィースピンを掛けるには、手首が柔らかくてリラックスした状態でなれけば出来ないと思います。
練習では感じませんでしたが、試合ではトップスピンにもこれを感じました。
やはり稀代の天才、テクニシャンといった印象が強いですね。


◇vol.2へ続きます。


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