AIG OPEN 2006
AIG Japan Open Tennis Championships
本戦2日目 2006/10/3(火) Vol.2
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◇vol.1からの続きです。
◆Q-Lilia OSTERLOH (USA) def. 8-Meghann SHAUGHNESSY (USA) 6-2 3-6 6-3
2番コートの第2試合です。
この日のレポートは大会直後に書いてない試合が多いから思い出すのが大変です(笑)
確か、見たのは1STセット終盤辺りだったような気がします。
ドローを見た時は、最近少し復調気味のメガンが有利だと思ってました。
なので、ちょっと意外な感じがしたのを覚えてます。
彼女の最高位は11位です。
もうちょっとだったんですよね、TOP10まで。
だけどポイント的にはノーチャンスだったよなー、確か。
実際どうだったのか、彼女が11位だった頃のランキングを確認してみました。
ランキングは相対的なものなので、他の選手の好不調の大きく影響されます。
彼女が11位だった時は、リンジー、ジェニファー、モニカの世代がまだまだ元気です。
晩成型だったトージアもいます。
ヒンギスはバリバリのトップ、ヴィーナスとセリーナも少し後にはトップに駆け上がってきます。
アメリー、キム、エナンの現在のトップもTOP10内です。
こりゃ割り込む隙間無いですよ。
他に最高位11位の選手ではフランチェスカ(スキアボーネ)がいます。
フランチェスカもポイント的にはノーチャンスだったように思いますが、現在もTOP20なのでまだチャンスは有るかな。
微妙なところでは有りますが。
今は10位のポイントが低いのでチャンスでは有るんですよね。
11位止まりの選手がいる一方、逆にたった1回のチャンスを活かした選手もいます。
パオラ(スアレス)はフレンチでベスト4に入り、その次の週だけ10位内の9位にランクされました。
この時のQFは日の出の勢いのマーシャとの対戦でした。
彼女は直後のウィンブルドンで優勝を遂げます。
そのマーシャ相手にクレー巧者らしく相手の調子を出させずに完勝。
この大勝負に見事に勝って初のTOP10を実現します。
年末TOP10と言う意味では、愛ちゃんもですね。
2003年の年末はリンツで優勝してTOP10に肉薄します。
そして、初のチャンピオンシップスに出場。
ラウンドロビンの最後の試合で年度末1位を決めたエナンを破り、初のTOP10を実現しました。
彼女は翌年に8位まで上昇しますが、年度末TOP10かどうかはとても重要だと思います。
時々、色んな資料にそれまでのランキングが出たりしますよね。
そういう時って年度末TOP10が出る場合が多いです。
(最近はあまり無いようだけど昔は多かった。)
その意味では最終戦の1勝は大きかったですよ。
試合と全く関係無い話ばかりになってますね(笑)
予選上がりのリリアがシード選手のメガンをフルセットで破った試合でした。
◇Z. Yanの練習
今回の彼女はダブルスだけの出場でした。
シングルス予選にもエントリーしていてドローにも出てましたが「Still competing」によりウィズドローでした。
こういう場合って普通はドローに大会名まで載ってるんですけどね。
中国のティアVのダブルスでSFまで進出したからでしょうね、きっと。
AIGのダブルスではデュルコと組んで第2シードでしたが、QFはWalk Overになってます。
どうしたんでしょう?
二人のダブルスは週末に見れそうだったから楽しみにしてたのに。
◇A. Morigamiの練習
アッコの練習です。
相手は誰だったかな?
不田涼子ちゃんだったかもしれない。
写真を撮りにくい位置だったから、後で撮ろうと思ったような記憶がかすかに有ります。
結局撮らなかったけど・・・。
◇T. Robredoの練習
場所はBコートの一番センター寄りのコートでした。
この時はサーブを重点的に練習してました。
始めは、箱一杯に入ったボールを前にコーチと長々と話してました。
何話してたか分かりませんが、打つコースの順番やコートの状態とか話してたんでしょうか?
そうこうしてる内にようやく打ち始めました。
センターならセンターばっかり、ワイドならワイドばっかりを打ってましたね。
コート入り口にはギャラリーが結構いましたが、こっちに向かって彼が何か言ってるのが聞こえました。
何だろう?って思ってると、アドサイドからワイドのサーブを打ち始めました。
ちょうどギャラリーのところに飛んでくるコースです。
そっちに打つよって言ってたんですね、きっと。
そんな感じでじっくりとサーブを打ってました。
練習終わってから長々とコーチとベンチで話した後、コートから出てくるところでサインを貰いました。
彼の試合は楽しみにしてましたが、シングルスは全く見れませんでした。
センターコートのモニターでは見たんですけどね。
もうちょっと試合が長ければコロシアムに入りましたが、既に彼のマッチゲームでそのまま終わってしまいました。
シングルバックハンドを見たかったですけどね。
◆WC-中村藍子 (JPN) def. WC-Caroline WOZNIACKI (DEN) 6-3 6-3
ウォズニアキはジュニア期待の選手ですよね。
彼女のプレイは見たこと有りませんでしたが、ネームバリュー的には藍子ちゃん危ないかもと思ってました。
しかし、実際に試合を見ると、危なげない勝利といった印象でしたね。
彼女は早いタイミングで相手を振り回し、ラリーの主導権を握ってました。
相手の展開の時にペースを変える、そういうテクニックはジュニア選手はまだまだなのかもしれません。
試合前に考えてたよりも意外なほどあっさりと藍子ちゃんが勝利した試合でした。
◇V. Ruano Pascual & P. Suarezの練習
GSで何度も優勝してるペアの練習です。
まだ二人とも試合が無いので、かなりリラックスした練習でした。
内容的にはオーソドックスで、ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブを一通りやってましたね。
練習後に二人にサインを貰いました。
ヴァージニアは観客からヴィヴィって呼ばれてましたが、それが彼女の愛称なんでしょうか。
VirginiaのVIから来てるんでしょうかね。
ということでネットで調べてみました。
やっぱりViViが愛称のようですね。
エナンのジュジュと同じパターンかな。
短くて書きやすいし、今後はヴィヴィって書くことにしよう。
写真はパオラばかりになってしまいました。
彼女を生で見たのが初めてでしたからね。
◆Kevin KIM / Hyung-Taik LEE (USA/KOR) def. 4-Chris HAGGARD / Wesley MOODIE (RSA/RSA) 6-4 7-5
あまり見てませんが、キム&リーのダブルス巧者ぶりに驚いた覚えが有りますね。
相手のハガード/ムーディーはダブルススペシャリストです。
それに引けを取らないプレイでした。
特にリターンとボレーでしょうかね。
シードペアのハガード/ムーディーを破り、キム/リーが勝ちあがった試合でした。
◆Yung-Jan CHAN (TPE) def. Julia SCHRUFF (GER) 6-3 6-0
Yung-Jan強いですね。
この試合も終始彼女のペースで進んだ印象です。
シュルフの名前はドローやランキングで何回も目にしてましたが、実際に見るのは初めてでした。
何となく独特なテニスという印象ですかね。
いや、その時は思ったことが有るはずですが、全試合が終了した今となっては明確には覚えてません。
同じドイツのマルチナ・ミュラーと似てると思ったか?
いや、違うような?
どのうち思い出すかもしれないけど・・・。
試合のほうは、攻守に優れたYung-Janが終盤に行けば行くほどジュリアを圧倒した内容だったと思います。
FeedUpのYung-Janが初戦を突破しました。
◇Z. Yan & J. Kostanicの練習
打球時の写真も撮ったけど、あまり良いのが無いので下の1枚を載せます。
周りの風景を見ると、たぶん場所は16番コートですね。
この時はエレナがサーブを打って、Yanがリターンをしてました。
◇vol.3へ続きます。
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