AIG OPEN 2006
AIG Japan Open Tennis Championships

予選2日目 2006/10/1(日) Vol.2  戻る トップへ


◇vol.1からの続きです。

これ以降に載せる試合は、途中までアウトドアで行なわれた試合です。
その後は雨で2時間ほど中断しました。
降ったり止んだりして何回かのコート整備後、2時からセンターコートで開始ということになりました。
いつもは写真を撮った順にレポート書いてますが、降雨中断後の試合はセンターコートでの試合順で載せることにします。
なので、アウトドアの時とインドアの時の写真が混在してます。


◇M. Kirilenko & C. Castanoの練習

コロシアムが開放されたのでセンターコートへ入りました。
その時に練習してたのがマーシャとカタリナでした。
やはりインドアなので打球音が凄く響いてましたね。


◆Ioana Raluca OLARU (ROM) def. 8-Abigail SPEARS (USA) 2-6 6-4 7-6(4)

スリリングな試合でした。
ファイナルセットのAbigailの1ブレイクアップの3-0から試合再開です。
インドアになればビッグサーブとボレーが上手い彼女がますます有利になると思いました。
実際そのとおりで、途中でマッチポイントが何本も有りました。
しかし、マッチゲームのサーブをロングゲームの末に落とし、タイブレイクにもつれこみます。
タイブレイクでも彼女がリードし、ここでも確かマッチポイントが有ったはずです。
そこをIoana Ralucaが際どく逃げ、逆にタイブレイク終盤はポイントを重ねます。
この辺りではそれまであまり良くなかった1STサーブの確率が良くなり、自分から展開出来るようになったのが大きいと思います。
誰もがAbigailが勝利すると感じた展開でしたが、最後の最後でIoana Ralucaが逆転に成功して勝利しました。
たぶん、Abigailは負けた気がしないのでは?
マッチゲームでちょっとミスが有りましたが、それでも彼女のプレイが悪くなった印象はあまり無いです。
まさかの勝利でIoana Ralucaが予選決勝に進みました。


◆瀬間友里加 (JPN) def. 1-Kaia KANEPI (EST) 6-3 6-4

瀬間友里加ちゃんの76、43からセンターコートで再開です。
長くなるのかなーと思いましたが、あれよあれよという間に瀬間友里加ちゃんがポイントを重ねた感じでしたね。
再開後の最初のKaiaのサービスをいきなりブレイクし、その後はお互いにキープして計3ゲームで終わってしまいました。
ほんとにあっという間でしたよ。
瀬間友里加ちゃんがまさかのアップセットで予選トップシードのKaiaに勝った試合でした。


◆4-Wayne ARTHURS (AUS) def. ALT-Dmitri SITAK (RUS) 6-3 6-4

これはどこから再開だったかな。
2NDセットの初めのほうだったかもしれません。
内容はよく覚えてませんが、アーサーズのサービスが炸裂したのかも。


◆7-Viktor TROICKI (SCG) def. 6-Benjamin BALLERET (MON) 7-5 3-6 6-1

1STセットの第2ゲーム、BALLERETの1-0から再開です。
見てませんが、アウトドアでは1ゲームしか出来なかったようです。
センターでの再開後は、とても長い試合でしたね。
スコアもさることながら、ロングラリーが続くので1ポイントが長いんです。
お互いにサーブは早いですが、ストロークでの決め手に欠いたというのも有りそう。
もっともこれは、勝つためにリスクが大きいことはしない、ということだったかもしれませんが。
全体的には、攻めてたのはどちらかというとTROICKIのほうでした。
逆に言うと、それを凌ぐパターンが多かったのがBALLERETということになりますね。
フォアは二人とも強打が有りますが、バックは押し出すようなスウィングのコントロールショットが多かったのも長くなった理由かもしれません。
セットを分け合ったファイナルセット、拮抗した展開の序盤のゲームを取ったのはTROICKI でした。
そうなるとBALLERETは集中力が落ちたようでミスが増え、ますますゲームを離されるという展開でした。
後から考えると、ここでTROICKIが勝ったことでフェデラーの初戦があれだけ緊迫した試合になったわけです。
BALLERETが勝つ可能性も充分に有ったので、トーナメントというのはホントに何が有るか分かりませんね。


◆1-Yen-Hsun LU (TPE) def. 寺地貴弘 (JPN) 6-4 6-3

1STセット2オールから再開です。
この試合はルーのサーブに寺地君がやられた感じだったかな。
あまり詳しい内容は覚えてませんが、試合全体としてルーが優勢だったように思います。
寺地君には珍しくミスが多かったような気もしますね。
ルーがストレート勝利で本戦に進んだ試合でした。


◆5-Marin CILIC (CRO) def. Kyu Tae IM (KOR) 7-5 6-2

今日の最終試合です。
これ以外にも今日予定された試合は有りましたが、時間的に遅くなると大会側が判断したのでしょう。
明日に延期されました。
杉田君vs茶園君を見たかったですけどね。
試合の方は1STセットのイム2-1から再開です。
1STセットはとても緊迫した展開でした。
お互いにピンチとチャンスが交互に訪れるような感じだったようにも思います。
チリッチはクロアチアの伝統か(?)、手足がとても長いですね。
動きはあまり早いほうではなさそうですが、遠いボールにも届いてしまいそうです。
そして、これまたクロアチアの伝統か(?)、サーブが良いです。
2NDセットはこのサーブが確率良く入り、常に先行してました。(だったはず。)
イムは、前のラウンドの松井君戦の前半とは打って変わって、集中した良い内容のプレイでした。
彼は基本的にはストローカーですが、実は何でも出来るオールラウンダーなんじゃないでしょうか。
ネットプレイも結構やってたように思うし、シングルバックからのパスも上手かったです。
でも、この試合って引き締まった良い試合だったのは記憶に有るのですが、細かい内容までは今ひとつ覚えてないなー。
アップダウンが有ればそれを覚えてますが、常に緊迫感有る展開だと逆に細部まで覚えてないのかも。
2NDセットは2オールまでは拮抗してましたが、それ以降を競いながらもチリッチが取って本戦出場権をゲットしました。


今日はこんなところです。
途中で雨が降ってきたのが非常に残念でした。
色んな選手の練習を楽しみにしてたのに。
一旦雨が止んで、スタッフ達が各コートを雑巾がけとかして整備したんですよ。
しかし、そんな努力をあざ笑うかのように大粒の雨が降ってきて、その後はとても試合どころではない本降りになってしまいました。
今日のサインGETは、パウとウドムチョクの2枚のみでした。
明日は仕事終わってから行けたら行きます。
1試合か2試合は見れそうかな。
明日も楽しみです。


戻る
トップへ