AIG OPEN 2006
AIG Japan Open Tennis Championships

予選1日目 2006/9/30(土) Vol.2  戻る トップへ


◇vol.1からの続きです。


◆Shikha UBEROI (IND) def. I-Hsuan HWANG (TPE) 6-3 6-2

Shikhaは今年の東レの予選で見ました。
あの時は負け試合ということも有り、あまり思ったようなプレイが出来なかったかもしれません。
彼女はカーペットのような早いコートより、ハードコートのほうが得意のようですね。
全身を使った大きなモーションのサーブやストロークは見ていて気持ち良いです。
見た時はほとんど彼女のペースで試合が進んでいて、相手のHWANGに主導権を渡しませんでした。


◇M. Kirilenko & M. Domachowskaの練習

マーシャがBコートの端のコートで練習してました。
この時は分かりませんでしたが、練習相手はマルタ(ドマチョウスカ)です。


◇Y-T. Wangの練習

ワンが練習してました。
コートは上で書いたマーシャ&マルタの隣です。
相手は誰でしょうか?
名前が分かりません・・・。
片手バックの選手でした。


◆3-Lars BURGSMULLER (GER) def. WC-竹内研人 (JPN) 6-2 6-4

竹内君の試合を見るのはたぶん初めてです。
彼はサウスポーでシングルバックハンドの選手でした。
ジュニアで同じスタイルだと藤井貴信君がいますね。
一番少ないプレイスタイルなのですぐに思い浮かびました。
見たのは確か2NDセットだったと思いますが、バーグスミュラー相手にかなり良い打ち合いをしてました。
プレイスタイルはストロークがメインですが、ネットプレイも積極的にやってましたね。
しかし、少しづつ体勢を崩される場面が増え、先にブレイクを許します。
試合終盤は見てませんが、スコアを見るとそのまま1ブレイク差で2NDセットを落としたようです。
バーグスミュラーが2回戦に進出しました。


◇G. Dulko & M. Shaughnessyの練習

7番コートでの練習です。
今回はデュルコママを何回も見ましたが娘に雰囲気が似てますね。
一緒に歩いているのを見て、お母様だとすぐ分かりましたよ。
あー、でもIDを見たわけじゃないから実は違ってたりして(笑)
メガンは痩せたんでしょうか?
前は筋肉質なイメージでしたが、今回はあまり感じなかったですね。


◆寺地貴弘 (JPN) def. 8-Mikhail LEDOVSKIKH (RUS) 6-1 6-1

これはとても選手と近い位置から見ることが出来る12番コートで行なわれました。
寺地君らしからぬ(?)、大味で淡白な試合でしたね。
彼のサービスゲームは、ほとんどサービスだけで決まってしまうんです。
相手のLEDOVSKIKH(何て読むか分からない)もエースが多かったと思いますが、ラリーになるとポイントが取れてませんでした。
2NDセット序盤辺りしか見てませんが、その流れで、このスコアになったと思います。


◆9-Ti CHEN (TPE) def. WC-一藤木貴大 (JPN) 6-4 6-0

去年は本戦WCだった一藤木君ですが、今年は予選WCでの出場です。
ラペンティ相手の去年の試合は、故障も有ってかあまり面白い試合ではなかったですが、今年は彼のやりたいテニスが見えました。
まずサービスで主導権を取り、そこからストロークで押しまくって最後はウィナーという感じですね。
こう書くと誰でもやってるように思えてしまいますが、彼のは徹底してます。
1STサーブは、あの身長からは信じられないようなスピードボールが放たれます。
フォアハンドも相手のチェンが1歩も動けないショットを連発してました。
バックハンドにも共通しますが、スウィングスピードがとても速いです。
しかし、あれを1試合ミス無く打ち続けるのは大変だと思いました。
とても集中力が必要だし、柔軟性も求められると思います。
やはりテニス自体がクレーコート向きなんでしょうかね。
チェンのほうはウィナーを取られても、とにかく相手コートに返球しようとしてました。
そして隙あらばオープンに打って反撃です。
見たのは1STセット終盤から2NDセット中盤まででしたが、終始この展開でした。
一藤木君は2NDセット途中でトレーナーを呼びました。
そこまでしか見てないので何が原因か分かりませんが、その後は1ゲームも取れなかったようです。
2NDセットをベーグルで取ったチェンが2回戦に進みました。


◆4-Wayne ARTHURS (AUS) def. 岩見亮 (JPN) 6-3 6-4

9番コートの試合です。
見たのは2NDセット中盤以降です。
このコートは金網越しなので写真が撮りにくいし、何となく試合も見にくいような印象が有ります。
なので終盤の数ゲームしか見てませんが、とにかくアーサーズのサービスが凄かったです。
エースは何本有ったんだろう?
特に圧巻だったのは、彼のサービスゲームで凡ミスが続いて0−40(たぶん)になった時です。
ここからエース連発でキープに成功してました。
全部エースだったかは分かりませんが(岩見君のラケットに触ったのも有ったかも)、そのゲームを間近で見たせいか、アーサーズのサービスばかり思い出します。
あのゲームを岩見君が取れてたら展開が変わったかもしれないですけどね。
アーサーズがストレート勝ちで2回戦進出です。


◆Alina JIDKOVA (RUS) def. Napaporn TONGSALEE (THA) 6-4 3-0 Ret.

いつの間にかアリーナは300番代までランキングを下げてました。
今年は予選からの出場です。
ナパポーンは岐阜で毎年見てるせいか、5万ドル大会に出てるイメージが強いです。
その5万ドル大会の有明に引き続き、WTAの大会であるAIGに出場です。
見たのは確か1STセット終盤辺りだったはずです。
どういう内容だったかな。
あまり詳しいことは覚えてないですが、ナパポーンのミスが多かったような?
いや、アリーナも多かったような?
ナパポーンが絶好調だったらウィナー連発になったと思いますが、そうではなかったですね。
後でスコアを見たら彼女はリタイヤしてます。
何が有ったんでしょう?
相手のリタイヤながら、アリーナが初戦を突破しました。


◆WC-杉田祐一 (JPN) def. 2-George BASTL (SUI) 6-3 2-6 7-5

これは楽しみでした。
早稲田入学や三菱との契約で話題になってた杉田君が、ウィンブルドンでサンプラスを破ったことのあるバストルにどう挑むか。
1STセットは互角のラリーが続きます。
いや、序盤はどちらかというとバストル有利だったかな。
しかし、杉田君もキープを重ねます。
そしてセット中盤で1チャンスを活かしてバストルのサーブをブレイク。
そのままセットを先取します。
2NDセットは、バストルのかなり一方的な展開だったように思います。
杉田君はセットを取ってちょっと一息といった感じだったのかもしれません。
序盤にブレイクされたから、その後がそうなったというのも有るでしょうね。
これはこれで仕方無いと思います。
きちんと見たのはここまでです。
それ以降は携帯のリアルスコアや、時々通りかかって見る程度でした。
2NDセットを見た感じだと、ファイナルセットも一方的かなーと思ってました。
しかし、拮抗したスコアの上に何と勝ってしまいました。
これは大アップセットですよ!
彼の最大の魅力は、軽快なフットワークと、伸びの有るショットを連続して打てることだと思います。
今日はそれが最大限に発揮されたと感じました。
大会中、彼はフェデラーを初めとした上位選手とたくさん練習をする機会に恵まれてました。
やはり、この勝利が大きかったんでしょう。
あのバストルに勝った日本人か、と言った具合に練習をOKしてくれたような気がします。
今日はバストルにも油断が有ったかもしれません。
しかし、「善戦」が多い日本人若手が多い中、勝ちきったのは大きいです、
今後に多いに期待ですね。


◇vol.3へ続きます。


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