カンガルーカップ2006
ITF Women's Circuit $50K / Kangaroo Cup 2006

予選3日目&本戦1日目 2006/5/2(火) Vol.1  戻る トップへ


今年もカンガルーカップにやってきました。
1年ぶりの岐阜です。
この時期は日差しが強いという印象が有りますが、会場に着いた頃は、暑くもなく寒くもなく丁度良い陽気という感じでした。
しかし時間が経つと、例年通りにちょっと暑くなってきました。
会場に着いたのは11時半ぐらいだったでしょうか。
既に、第一試合の予選決勝4試合は全て終わっていて、第2試合の本戦1回戦4試合が始まってました。
4試合とも数ゲーム進行していて、同じぐらいのゲーム数でしたね。
予選の4試合がどういう内容か分かりませんが、ほとんど同時に終わったんでしょうか?
75、63の試合と61、62の試合が同時に終わったとは思えないんですけどね。
本戦ドローは昨夜、大会HPで見ました。
アリシア、ちゃんと来てますね!
しかもダブルスは藍子ちゃんと!
シングルス同様、ダブルスも楽しみです。
同じく期待してたタミーは来てませんね。
怪我とかじゃなければ良いですが。
さてさて、早速試合に行きましょうか。


◆高瀬礼美 (JPN) def. Katie O'BRIEN (GBR) 4-6 6-2 6-4

1試合目でいきなりですが、これはどういう試合だったかな。
このレポートは本戦2日目終了後の夜に書いてます。
20試合近く見てからなんで、記憶の中で混じってますね。
あ、ちょっと思い出してきました。
序盤はKatieのショットが強力で、彼女がラリーを支配する場面が多かったです。
その流れで1STセットは彼女が取りました。
次に見たのは2NDセットの終盤だったはずです。
その辺りでは、高瀬礼美ちゃんがラリーのペースを握ってました。
緩急とコース取りが上手く、彼女が先に攻めを展開してましたね。
ファイナルセットの終盤は見てませんが、その流れが最後まで変わらなかったのかもしれません。


◆瀬間友里加 (JPN) def. 小島典栄 (JPN) 6-1 6-0

小島典栄ちゃんは学生プレイヤーですよね?
名前に聞き覚えが有りました。
日本語のドローを見ると、やはりそうでした。
所属が日本大学になってました。
試合序盤は良い試合になりそうなラリーが多く、ここまでスコアに差がつくとは思いませんでした。
しかし、その後は少しづつ瀬間友里加ちゃんの展開になっていったようです。
サーブやリターン等の最初の攻撃で優位に立ち、その後のラリーを支配してました。
このコートは、写真を撮ってるコートのサイド側からちょっと遠いです。
スコアやポイント展開を詳しくは分かりませんが、そういう展開が多かったと思います。
WCの小島典栄ちゃんを破り、瀬間友里加ちゃんが2回戦進出です。


◆1-中村藍子 (JPN) def. Kristina CZAFIKOVA (SVK) 6-2 6-0

これは楽しみな対戦でした。
見たのは2NDセットの終盤です。
Kristinaは去年11月の須玉で見た選手です。
元気一杯なプレイがとても印象的で、須玉のレポートの表紙にした覚えが有ります。
前回見た時と髪型が違うし、ウェアも違うから(あの時は長ズボン)、レポート書いてなければ別の選手だと思ったかもしれません。
今回もあの時と同じように躍動感有るプレイを期待しましたが、させてもらえなかったですね。
というか、強打を放っても、それがポイントに繋がらないんです。
藍子ちゃんは左右両手ということも有り、攻めに比べれば守りは得意では無いと思います。
しかし、さすがWTAツアーが主戦場だというところを見せてくれました。
攻められた時は無理せずに深く返球し、ラリーがニュートラルな状態に戻るとすかさず攻めに転じる。
その使い分けでKristinaの攻めを封じてました。
逆にKristinaは、藍子ちゃんの攻めにミスを連発してました。
これではゲームが取れませんね。
藍子ちゃんがトップシードの貫禄を見せつけて勝利した試合でした。


◆3-Chin-Wei CHAN / Su-Wei HSIEH (TPE/TPE) def. Sarah BORWELL / Jane O'DONOGHUE (GBR/GBR) 6-4 6-2

今回はChin-WeiとSu-Weiが組んでるんですね。
Su-Weiは台湾籍ですが、確か日本を拠点にしてたはず。
Chin-Weiを始めChia-JungやYung-Janなど、他の台湾の選手との関係はどうなんでしょう?
ロシアとかだと育った環境によって派閥が有ったりするらしいですからね。
まー、ダブルス組んでるってことは、そういうことは無いんでしょうけど。
試合は正直あまり見てません。
最初の数ゲームだけですね、見たのは。
印象に残ってるのは、BORWELLとO'DONOGHUEがリターンのポジションを寸前で変えたことですね。
事前に打ち合わせてたのと反対のサイドでプレイしようとしてしまったみたいでした。
最初のリターンゲームの、台湾ペアがサーブを打つ直前に間違えに気づいたようです。
(あまりに直前だったからサーブ打ってしまってましたけどね。)
あと数秒遅かったら、間に合いませんでしたよ(笑)
一度サイド決めたら、そのセット間は変えられませんからね。
試合のほうは、台湾ペアがシードを守り、QFに進出しました。


◇vol.2へ続きます。


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