フェドカップ2006 ワールドグループU 1回戦
日本vsスイス
FED CUP 2006 World Group II 1st Round
Japan vs Switzerland
最終日 2006/4/23(日) Vol.2
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◇vol.1からの続きです。
◆森上亜希子 / 杉山愛 (JPN) def. Timea BACSINSZKY / Stefania BOFFA (SUI) 6-2 2-6 6-0
今日最後の試合です。
チームの勝敗は決まったので、言わば消化試合です。
でも、ダブルスを見たいって客が多かったらしく、思ったよりも客が減らなかったですね。
半分以下とかになっちゃってもおかしくないですから。
日本は傷心のしのしんに変えて、アッコをダブルスに起用してきました。
愛ちゃんとアッコのペアは初めて?
どっかで見たような気がしないでもないんですけどね。
スイスは予定通りのペアだったと思います。
ダブルスとは言え、単複トップ10経験者の愛ちゃんと試合出来るのはジュニアにとって大きなチャンスでしょう。
しかしながら、やはり、1STセットは日本ペアが圧倒して先取。
愛ちゃんの素早い動きとアッコのストロークが上手く噛み合った展開でした。
このままストレートで決まると思われた2NDセットですが、序盤でスイスペアが最初にブレイクします。
相手のショットに慣れてきて、緊張もほぐれてきたんでしょうね。
エースのティメアと組んで試合に出てきたのは、今回のスイスの最年長のボッファでした。
最年長と言っても、まだジュニアの年齢の、1988年8月生まれの17歳です。
彼女の動きが良くなってきたのが挽回出来た一因ではあるでしょう。
でも、一番の要因は作戦が良かったんでしょうね。
彼女達は、愛ちゃんとは極力打ち合わず、アッコに攻撃を集中しました。
2NDセットのボールをヒットした数は、愛ちゃんが一番少ないと思います。
たぶん、スイスの監督の作戦でしょうね。
アッコもシングルスで愛ちゃんと対戦すれば引け目は全く無いでしょうが、ダブルスで組むと少しは感じるんでしょう。
自分ばかりがミスしてるように思うと、余計に動けなくなりますからね。
でも、2NDセットの後半からは、失敗しても積極的にポーチに出たりしてました。
これがファイナルセットの序盤のブレイクに繋がったのかもしれません。
ファイナルセットは競ったゲームも有りましたが、日本ペアが連取します。
そして、そのまま押し切り、6−0で勝利。
日本が最終スコアを4−1として全試合を終了しました。
◇日本チームの勝利です。
勝利の抱擁!
◇チームメイトと喜びのハイタッチ。
観客の声援に応えます。
◇スイスチームです。
彼女達には収穫の多い遠征だったのでは?
ティメアは今日も長々とサインに応えてました。
左下はスイスの監督です。
以外に若いですね。
チーム全員が着てるこの赤いウェアですが、背中に"FEDERER"と入ってるのを着てるスタッフがいましたよ。
◇チームの勝利、そしてダブルス勝利を喜ぶ日本チームです。
しのりんも復活!
◇恒例(?)のマイクタイムです。
年齢順ということで、愛ちゃん、しのりん、アッコ、藍子ちゃんの順でした。
最初と最後は植田監督が締めました。
◇友佳ちゃんと言葉を交わす愛ちゃん。
何の話をしてたんでしょう?
◇選手、スタッフ、協会の方達総出で記念撮影です。
最後は監督を挟んで選手達全員での記念撮影です。
今日はこんな感じです。
昨日は暖かかったですが、今日はかなり寒かったです。
薄着で行って失敗でした。
いつも思いますが、国別対抗戦は1試合をじっくり見ることが出来るのが良いです。
試合レポートにも書きましたが、この文章は1週間経ってから書いてます。
1週間も経つと、じっくり見ても、やっぱり細部は忘れてきますね。
今週は仕事が忙しかった、というのも有るんでしょうけど。
今回はテニスやってると思われる子供がたくさん来てました。
すぐに飽きちゃってたみたいですけどね。
彼らには有明コロシアムのような大きなところで遠くから見るんじゃなくて、アザーコートで迫力有るプレイを間近で見れたほうが良いんでしょう。
目の前で見てた子供達が面白かった。
その付近は何人かの子供達が座ってましたが、その時は女の子二人の真ん中に男の子が座ってました。
既に観戦に飽きてるみたいで、ビニール棒で遊んだりしてましたね。
そのうちに、ポイントが決まって拍手する時に、その棒を真ん中の男の子にぶつけ始めました。
これが楽しかったらしく、どんどんエスカレート。
男の子もだまってなくてビニール棒を投げたりして反撃。
このやりとりが面白くて、ついつい笑っちゃいましたよ(笑)
しばらくすると、それにも飽きたのか、どっか行ってしまいましたけど。
今回のフェド、試合前は日本圧勝の予想が多かったですが、スイスチームの頑張りで面白い試合になりました。
フルセットになった初日のシングルスのどちらかを落してたら、どうなったことでしょう。
それにしても、ダブルスを含め、日本が勝った4試合は同じようなスコア展開ですね。
セットオール後のファイナルセット序盤をリード出来たのは、やはり経験の差でしょうか。
スイスジュニア達も経験を積めば、そこを乗り切れるようになるんでしょうね。
数年後がとても楽しみです。
さて、次の観戦は岐阜のカンガルーカップです。
今年はトップシードの藍子ちゃんを始め、病気から復帰のアリシア、復活を掛けるタミーをかなり豪華です。
いつから行くか未定ですが、例年通り、通い詰めの予定です。
どんな試合が展開されるのか、楽しみです!
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