ニッケ全日本テニス選手権 81st
NIKKE All Japan Tennis Championships 81st

最終日 2006/11/19(日) Vol.2  戻る トップへ


◇vol.1からの続きです。


◆1-飯島久美子/波形純理 def. 8-濱村夏美/前川綾香 7-6(6) 6-3

ウォームアップ時の場内アナウンスで、それぞれダブルスの名手と紹介されてました。
いいくみちゃんと前川綾香ちゃんのダブルスは、今まで何回か見てるから納得しました。
濱村夏美ちゃんのダブルスは見たことが有りません。
シングルスのイメージしかなかったので、かなり意外な紹介のされかたでした。
しかし、序盤を見てダブルスも上手いと感じました。
彼女はポーチのタイミングが良いですね。
ボールの軌道にラケットセットするだけのポーチの場合、両手打ちのほうがやりやすいのかなって試合見てて思いました。
前衛の足元にぶつけるわけだから、コースとタイミングとスピードが重要で有って、スライス回転とか関係ないですもんね。
純理ちゃんはシングルスの成績が飛びぬけてるから、何回かダブルス見てもシングルスのイメージですね。
最初に見た2004年のインカレでのシングルスの印象が強いからかもしれません。
試合のほうは、1STセットの序盤は濱村/前川ペアが優勢に進めてました。
彼女達にはブレイクポイントやそれに準ずるポイントがたくさん有りました。
しかしそれらを全て凌がれ、オールキープでタイブレイクに入りました。
ここでひとつでもブレイクしてたら、かなり違った試合展開になったと思うんですけどね。
タイブレイクも一進一退の展開でしたが、小差で飯島/波形ペアが取り、セットを先取しました。
2NDセットは序盤に飯島/波形ペアがブレイクに成功します。
セットを取った勢いかもしれませんね。
濱村/前川ペアのちょっとしたミスを見逃さずにブレイクした感じでした。
その後はお互いにピンチが有りましたが、キープを重ねて6−3。
トップシードの飯島/波形ペアが初優勝を果しました。

◇表彰式です。
 チャンピオンズスピーチ、記念撮影と続きます。


◆5-石井弥起/近藤大生 def. 2-佐藤博康/黎明 6-1 6-2

本日の第3試合、全日本選手権の最終試合です。
前の2試合が長い試合だったので、5時ちょい前にようやく始まりました。
この対戦は1ヶ月前のMSSフューチャーズの決勝でも見ました。
コートは1番とセンターで違いますが、場所は同じ有明です。
あの時は試合前の予想と違って大差が付いて驚きましたが、またしても同じ展開でしたね。
石井君と近藤君をシングルスプレイヤーと考えてたから驚いたのであって、2試合見た今では別の感想です。
彼らはピンチの時にボレーで粘ることが出来るんです。
逆に佐藤/リーミンペアはミスが多かったです。
この差が、スコアに現れたと思います。
二人のコンビネーションも、長く組んでる佐藤/リーミンペアに遜色なかったです。
ウォームアップ時の場内アナウンスで、石井/近藤ペアのオーソドックスなダブルスをお楽しみ下さい!と紹介されてました。
その時は「?」と思いましたが、試合を見終えた今では俺もそう思います。
ピンチの時でもビッグサーブを打ったり、パスで際どくウィナーを狙ったりということはあまり有りません。
きっちりバックに深いサーブを入れたり、センターにパスを打ったりと、やるべきことをきっちりやってるという印象を受けました。
ビッグショット連発で勝ってるんであれば、それが崩れれば調子を落とすでしょう。
でも、基本に忠実でオーバーパワーではないプレイの場合、崩れることが少ないと思います。
思い出してみれば、MSSフューチャーズで見た時もそうでしたね。
佐藤/リーミンペアがすることがなくなったような印象さえ有りました。
シード順からすれば意外なほど大差が付き、2年前のチャンピオンを倒して石井/近藤ペアが優勝しました。

◇勝利直後の歓喜の抱擁。
 そして表彰式です。


今日は6時過ぎには全試合が終わりました。
あまり遅くなると翌日に響くので、休日は遅くてもこれぐらいに終わるのがよいです。
昨日みたく8時半終了だと、家に帰るのは10時過ぎ。
その後、何に出来ないですから。
平日はナイトセッションが有ってもいいですけどね。
やはり、全試合を見るのではなく、大会や試合を選んで観戦するべきなんでしょうね。
最近は途中で帰ったりしてそういう傾向になってますが、今後はもっとそうしようと思ってます。
ここ数年、観戦やレポートにパワーを使いすぎてます。
楽しみのはずのテニス観戦を、健康を損なってまで見るのは本末転倒です。
今年の観戦はこれで終わりかな。
TTCの車椅子マスターズはいつなんだろう?
もし今年もTTCなら、それが最後の観戦かも。
来年も東レ、日本リーグと試合が続きます。
楽しみです。


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