マリア・シャラポワ ジャパン・ツアー
Maria Sharapova Japan Tour 2005
3日目 2005/12/23(金)
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マリア・シャラポワ ジャパンツアーの最終日に行ってきました。
今回のエキジビは3日連続のスケジュールでした。
初日の21日は夜7時開演の大阪城ホール。
2日目の22日も夜7時開演の名古屋のレインボーホール。
そして、最終日の今日が東京の有明コロシアムでした。
二日目までの内容は同じで次のようになってます。
◇part I Samantha Thavasa ファッションショー
マリア・シャラポワ・コレクション&2006 ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト
◇part II ダブルスマッチ (1セットマッチ)
マリア・シャラポワ/不田涼子組 vs 杉山愛/森上亜希子組
◇part III シングルスマッチ (3セットマッチ)
マリア・シャラポワ vs 杉山愛 ※1セットオールの場合、3セット目はタイブレーク
これは公式HPに出てるものなので、実際は少し違ってたかもしれませんね。
最終日も若干違ってましたから。
今日の予定は下記でした。
◇part I Samantha Thavasa ファッションショー
マリア・シャラポワ・コレクション&2006 ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト
◇part II チャレンジマッチ (1セットマッチ)
タレント軍団がシャラポワに挑戦
◇part III シングルスマッチ (3セットマッチ)
マリア・シャラポワ vs 杉山愛 ※1セットオールの場合、3セット目はタイブレーク
大きく違うところは試合のゲーム数が減ったとこですね。
長くだらだらとやるよりも、短く濃い内容でやるということでしょう。
東京大会の今日は4時開演で、会場に着いたのは4時ちょっと前でした。
今日はひとりじゃなかったので珍しく始まる前に着きました。
でも、チケットを買ってなかったし、売店も混んでたので、結局は始まってから入場しましたけどね(笑)
今日は入場口がいつもと違ってました。
コロシアムの正面からも入れたようですが、りんかい線の国際展示場駅側の入り口が開いてました。
ここに色んなメーカーのブースが有ったし、当日券売り場も有りました。
バスで来た人達はどうだったんでしょうね?
バスの停留所は逆側ですからね。
向こう側にも入り口が有ったんでしょうかね。
電車で来た人にとっては良いですね、入り口が近いのは。
チケットを買う時に自分で席を選べたので空席を確認しました。
コートサイドはほとんど完売、S席も8割方は売れてました。
正直言うと、こんなに売れてるとは思いませんでしたね。
年齢層はかなり幅広いように思いました。
普通の大会に比べると、年齢層が若干高かったですかね。
ここ数年増えてきた10代の若者達が少なかったです。
A席の上のほうには少しは居たようですけどね。
これはチケット代のためでしょうね。
コロシアムの最上段でも6000円ですからね。
これでは中高生は躊躇するでしょう。
エキジビのようなイベントには若者の声援は必須だと思います。
これは数年前のメアリージョーと伊達ックのエキジビの時に実感しました。
伊達ックの怪我で内容が変更になった時のです。
メアリージョーが観客を楽しませようと色々やってましたが、日本人は基本的にこういうのに慣れてません。
会場はかなりシーンとしてました。
楽しんでないわけでは無いんですけどね。
その後は若い観客が増えてきて、会場の雰囲気がかなり変わってきました。
今日も学割みたいのを作れば良いのにと思いました。
前置きが長くなってきたので、そろそろ最初のイベントにいきましょう。
◆Samantha Thavasa ファッションショー
featuring マリア・シャラポワ・コレクション & 2006 ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト
コロシアム内で食べ物やコーヒーを買ってるあいだに音楽が聞こえてきました。
時々空く出入り口のドアの隙間から見ると、場内は暗転していてスポットライトが数多く瞬いてました。
テニスの試合の時とは全く違う感じですね。
最初にスケジュールを見た時は、マーシャもモデルとして出るのかなって思ってました。
しかし、あくまでデザイナーということのようでした。
試合を控えてるというのも有ったようですけどね。
通常のファッションショーと同様に「最後にデザイナーの方です」という形での登場でした。
修造君と通訳の方をも交えて、バッグとジュエリーの説明をしてました。
これをやるのは彼女からの提案だったんでしょうか?
デザインとかしてたら、どこかで大々的に発表したいと思いますもんね。
でも、有明にはスクリーンが無いのが難点ですね。
説明されても遠すぎて分かりません。
まー、今日は愛ちゃんとの試合を見るのが目的なので良いんですけどね。
◆チャレンジマッチ
マリア・シャラポワvsジャンクスポーツアスリート軍団
当初はタレント軍団との対戦ということでしたが、アスリート達との対戦ということになったようですね。
このコーナーはフジテレビのジャンクスポーツで年明けに放送されるとのことです。
海外の方などジャンクスポーツをご存知ない方の為に説明しますと。
この番組はダウンタウンの浜ちゃん司会の番組です。
様々なジャンルのスポーツ選手が毎週10人前後出場して、裏話や苦労話などでトークを展開するという内容です。
テニスからは愛ちゃんが何回か出たこと有りますね。
出場選手は球技に限らず、格闘技、競泳、シンクロ、体操、新体操、競馬、競輪、競艇など、かなり幅広いです。
この番組は俺も好きで結構見てますね。
と言っても、テレビ付けたらやってた時しか見ないので、何曜日にやってるか知らないんですけどね(笑)
今日は4人のスポーツ選手(元も含む)と内田恭子アナが対戦相手でした。
全員は名前が分からなかったなー。
基本的にテニス以外は詳しくないんですよ。
たぶん、他の競技は一般人以上に知らないと思います。
ドライバーの脇坂寿一さん、元プロ野球のパンチ佐藤さん、ゴルフの宮里藍ちゃんのお兄さん、自転車の銀メダリストの方だったかな。
試合のほうは全部で3ゲームやるって話でした。
ジャンクスポーツチームは1ゲーム取れば勝ち。
つまり、マーシャは3ゲーム連取しないと勝てないということですね。
まー、あくまでエキジビですからね。
マーシャも面白い動きをしたりして、観客を楽しませようとしてました。
でも、第一ゲームが長すぎー!
3ゲームまでだったら、最初の2ゲームはマーシャが簡単に取って、最後のゲームでハラハラさせる展開が普通じゃないのかい?
やっぱりスポーツ選手だから反応は結構良いわけですよ。
だから、マーシャが甘く打ったボールをボレーで決めちゃうわけですよ。
何と言っても1対5ですからね。
デュースを何回も繰り返して、最初のゲームだけで15分ぐらいやってたかも。
マーシャも時間が掛かりすぎって修造君に言ってたけどねー。
エキジビなんだから、TPOをわきまえて欲しいって思った。
これだったら1ゲームだけで良いじゃんって思いましたからね。
そういえばウッチーばっかりサーブやってました。
球威は無いながら、フォルトになったのは数本しか無かったですね。
これはこれで凄いと思いました。
全体的には、テレビ収録がメインだったので、会場は置いてきぼりって感じだったかな。
最初は面白かったんですけどねー。
あれだけ長いとだらけますよ。
楽しいのは本人達(マーシャは除く)だけだったのでは?
あれをどういうふうに編集するのか注目です。
◇まずは修造君、フジテレビの三宅アナ、そして今回はコーチという役回りのアッコです。
その後にジャンクスポーツチームがひとりづつ登場。
最後にマーシャの登場という形でした。
右下はジャンクスポーツのマスコット達とたわむれる(?)マーシャです。
この写真、結構気に入ってます(笑)
◇試合はこんな感じです。
写ってませんが向かって右端にパンチさんがいます。
◇試合後の握手です。
この後、表彰式(?)が有りました。
◆シングルスマッチ
Maria Sharapova def. 杉山愛 8-2
ようやくメインイベントです。
最初にも書いた通り、当初は3セットマッチだったのが8ゲームマッチになってました。
やはり、マーシャの肩の調子がよくなかったんでしょうね。
これはマーシャが全豪の前哨戦の欠場を発表してから書いてます。
彼女としては今回のエキジビだけは欠場出来なかったでしょうね。
年初に香港でやるエキジビみたいのだったら、彼女ひとりが欠場してもスター選手が数多くいるので大丈夫でしょう。
しかし、今回は彼女の名前が冠についてます。
これを欠場したら、彼女の日本での信用がガタ落ちだと思います。
テニス選手と言えどもひとりのビジネスマンなので、ここは出場することにしたんでしょうね。
これはテニス選手としてはダメかもしれませんが、ひとりの人間としては正しい選択だと思います。
関係者にも迷惑かけますからね。
とは言え、試合を見てた時はとても調子悪いとは思えませんでした。
低く早い軌道のショットを左右に散らしてました。
特に後半は彼女の攻めばかり印象に残ってます。
愛ちゃんも最初は良かったんですけどね。
来年の彼女はかなりやってくれそうに思いました。
これは最初のウォームアップを見て思いました。
彼女が調子悪い時は、フォアハンドの打点が後ろ気味になって、ラケットを振り切れなくなる時だと思います。
今日はラケットが前によく出てました。
自分がそういう傾向が有るので、見てるとよく分かるんですよね。
ホント他人事に思えませんから、愛ちゃんは。
スコアも2オールまではお互いキープが続きました。
でも、そこからゲームが取れませんでした。
特にサービスゲームでポイントが取れなかった印象が有ります。
こう感じるのは、0−40になったサービスゲームが多かったからかもしれませんね。
しかし、何とかポイントしようとしてました。
まず、自分からのミスは極力減らそうとしてました。
取れなそうなボールにも何とか食らいつき、相手コートに返そうとしてました。
時々はネットにも行ってました。
今日のマーシャは、愛ちゃんがそうやって返球したボールを厳しいコースに決めてましたね。
そんな感じで、後半に行けば行くほどマーシャのペースになっていきました。
それにしても、二人ともエキジビとは思えないほど真剣なプレイでしたね。
試合中の笑顔も一切無かったし、お遊びの要素はゼロでした。
2週間後にはすぐにツアーが始まりますもんね。
ここで遊んでるヒマなんてないんでしょう。
前の試合と違ってプレイヤー同士で戦ってるし、そういう試合で手を抜くと今後のプレイにも影響してしまうんでしょうね。
これは修造君も言ってたことですけどね。
二人の真剣な試合が年末に見れて良かったです。
◇席の関係でプレイ中の写真はあまり撮ってません。
今日はコートエンド側でしたからね。
◇試合後のサインボールの打ち込みです。
マーシャは観客をあおって声が聞こえないって仕草をしてましたが、あまり反応無かったですね。
みんな欲しくて手は上げてましたけど。
ここは中高生達がいて欲しかったところでしたね。
◇インタビューです。
愛ちゃんは来年の抱負を力強く語ってました。
修造君に言わされた感じもしますけどね(笑)
マーシャは観客と愛ちゃん達日本人選手にお礼を言ってました。
今回は集客としては大成功でしょうね。
◇プレゼント用?って言ってたでしょうか?
マーシャがビデオ撮ってました。
みんなにも協力して欲しいって感じだったかな。
今日はこんなところです。
最初はどうしようかなと思ってましたが、観にいって良かったです。
愛ちゃんの調子良さそうなところも見れたし、それを上回る強さのマーシャも見れました。
最初にも書きましたが、今日はいつもと客層が違うように感じました。
これは色んな場面での観客の反応を見て思いました。
普段テニスを見ない人が多かったんでしょうか。
エキジビと言えば、昔はグンゼワールドテニスって大会が有りました。
観にいったことは有りませんが、テレビでやってたのは毎年見てました。
ガビーやサンプラスなどのトップ選手が出てたんですよね。
考えてみたら、エキジビ大会って生で見たの初めてかもしれません。
もっと増やせば良いのにね。
年初に香港でやる大会を日本で出来ないだろうか?
この大会ってリンジーやヴィーナスなどのトップが出てるみたいなので、これを有明とかでやって欲しいなー。
しかし、約1ヶ月後には東レでトップ達を見ることが出来ます。
こちらも非常に楽しみです。
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