AIG OPEN 2005
AIG Japan Open Tennis Championships

本戦1日目 2005/10/3(月) Vol.2  戻る トップへ


◇vol.1からの続きです。


◆Ivo MINAR/Robin VIK (CZE/CZE) def. Stephen HUSS/Wesley MOODIE (AUS/RSA) 5-2 2-5 5-2

ハスとムーディーは今年のウィンブルドンチャンピオンです。
彼らの登場はとても楽しみでした。
前のパウvsコーベックが長引き、彼らもコートサイドで長い間待ってました。
今回から始まった5ゲーム先取でノーアドの試合は初めて見ます。
何か草トーみたいだと思ったのは俺だけではないようで、Tさんも同じ事言ってました。
全体のゲーム数が少ないのでネットプレイヤーが不利になると思いました。
つまり、ダブルス職人達が不利になるということです。
ストロークは序盤から全開で行けますが、ボレーはスピードボールに慣れるのに若干時間がかかるはず。
それと、この試合形式だと一発勝負の要素が多くなるので、よりシングルスプレイヤーが有利になるように思いました。
これは1STセットを見ての感想です。
特にミナールのサーブとリターンが強力で、これにハスとムーディーはミスを重ねてました。
1STセットは4−0になったはずです。
そこからはスピードボールに多少は慣れてきたんでしょう。
ブレイクしかえしますが、そのままミナール/ヴィクが取ります。
2NDセットは序盤にブレイクしたハス/ムーディーが取り返します。
でも、このセットもどちらかと言えばミナールとヴィクのが有利な感じだったかなー。
これはハスとムーディに肩入れして見てたからかもしれないけど。
ファイナルセットは1ゲーム中にちょっとしたボレーミスが重なり、先にブレイクされます。
そして、そのままゲームセットでした。
普通の試合形式だったらどうだったんだろう?
勝敗は分かりませんが、かなり違う展開だったとは思います。
ムーディーはシングルスが残ってますが、ハスはこれで終わりですよね。
WBチャンプにしてこの扱いですから、他のダブルス職人達のモチベーションも下がりまくりでしょう。
ウッドブリッジの引退も、この流れに関係してるのかも。
何となく釈然としないものを感じながらも、この試合形式で職人達も勝っていく様を見たかったですが・・・。
ミナールとヴィクはサービスゲームで面白いことをしてました。
ヴィクのサーブの時ですが、パートナーのミナールは普通はサービスボックス内に立ちますよね。
しかし、サーバーのヴィクのさらに後ろに立ち、サーブを追いかけるように二人でネットダッシュしてました。
客もちょっとざわついてたけど、あれは何ていうフォーメーション?
というか、あれって自分達が不利になっちゃうのでは?
単純にネットダッシュの練習のつもりだったんでしょうかね。
確か、そのポイントはミナールとヴィクが取ったはず。
ハスとムーディーも驚いたのかも(笑)
そんな展開でミナールとヴィクが勝ち上がりました。


◇ジネプリとニエミネンが練習してました。
 試合終了後にサイン貰おうと思ってましたが、ジネプリには貰えず。
 彼は気の向いた時だけサインする感じで、一人置きか二人置きぐらいに軽くサインしてましたね。
 ちょうどその狭間の貰えないほうに入ってしまいました。
 他にも何人も貰えなかった人は多いはず。
 イメージ通りの振る舞いに、逆に爽快感(?)さえ覚えました(笑)
 ニエミネンは最後まで丁寧にサインしてましたね。
 彼のサインはとても丁寧でした。
 フルネームのサインってあまり無いのですが、彼のはフルネームでしたよ。
 ニエミネンのほうもイメージ通りでした。


◆Henrieta NAGYOVA (SVK) def. Tathiana GARBIN (ITA) 6-7(7) 6-1 6-2

これは面白そうな対戦ですね。
対戦カードとしては今日一番見たかったカードです。
しかしながら、他の試合も捨てがたく全部は見てません。
最初に見たときは2NDセットの終盤辺りだったかな?
拮抗した1STセットが信じられないほどヘンリエタが押してました。
鋭いストロークを左右に散らし、タックスが返球するだけって感じのラリーが多かったです。
タックスはネットに出てもあまり上手く行かず、フラストレーションが溜まってるようでした。
次に見たのはファイナルセットの終盤です。
ここでも全体的な流れは変わらなかったですね。
そのまま6−2でヘンリエタが取り、ファイナルセットで勝負を決めました。
1STセットはどういう展開だったんでしょうね?
このセットを見ておけば良かった・・・。
試合後にタックスにサイン貰おうと思いましたが、敗戦後のショックのせいか断られてしまいました。
まー、こればかりは仕方無いので、またチャンレンジしますよ。


◆浅越しのぶ (JPN) def. Maria VENTO-KABCHI (VEN) 6-3 6-3

これはセンターコートで行われました。
あまりセンターは行きませんが、この試合は見たいと思ってました。
見た時は1NDセット終盤だったかな?
確か、しのりんの5−2になって二人ともチェアに戻りました。
しかし、そこでマリアベントが何か主審に話してました。
何だろう?って思ってたら、再び4−2のデュースからやり直しになりました。
最後のポイントを見てないので何とも言えませんが、スコア間違いか何かが有ったのでしょうか?
マリアベントのコーチもレフリーに何か言ってたようでした。
マリアベントはしのりんにも何か説明してたようですが、しのりんのコーチ(谷川さんでしたっけ?)は選手同士が直接話すのではなくレフリーに任せろとジェスチャーで言ってるようでした。
直接話してたのは、彼女達が今回ダブルスを組んでるというのも有ったのかもしれませんね。
愛ちゃんママの芙紗子さんも居ましたが、主審がコールしてチェアに座ってしまったのでスコアは変えられないのでは?ってレフリーに言ってました。
しかし、そのままマリアベントの要求が通りました。
デュースからはマリアベントが簡単に2ポイントを取り、しのりんの4−3になりました。
何となく釈然としませんでしたが、その後の2ゲームはしのりんが取ってセットを取りました。
見たのはここまでですが、2NDセットもしのりんが取って勝ったようです。
内容的には、マリアベントのフラット系のカウンターを打たせずに、先にしのりんが攻撃をした印象です。
しのりんのショットに対してのマリアベントのミスが多かったですね。
そんな展開でしのりんが勝ちました。


◇マリオンの練習です。
 今日も結構激しい練習をしてました。


◇デントとギャンビルです。
 ストロークのチェックと言った感じだったでしょうか。


◇デュルコとキリレンコです。
 今回、彼女達はダブルスを組んでますね。
 この練習中もギャラリーが多かったと思います。


◇ワンが練習してました。
 パートナーはDLOUHYですかね?
 翌日の試合で見ましたが、VANEKと間違えてるかも


◆Jennifer HOPKINS/Mashona WASHINGTON (USA/USA) def. 森田あゆみ/杉山愛 (JPN/JPN) 6-4 6-1

これは1STセットの序盤から終盤を見ました。
内容的にはどうだったかな。
ちょっと時間が経ってしまったので、細かくは覚えてません。
経験不足が心配された森田あゆみちゃんですが、ストロークの打ち合いではそれほどの差は感じなかったかなー。
序盤はあまりネットプレイをしなかったジェニファーとマショーナですが、ゲームが進むにつれてどんどん前に出てくるようになってきます。
そうなってくると展開が変わってきます。
ストロークの打ち合いではウィナーも取ってたあゆみちゃんですが、ネットダッシュされた時はあまり良いショットが打ててなかったかな。
愛ちゃんもいつもよりもミスが多かったかも。
カバーしようとしてたからでしょうかね。
それでも1STセットはゲームは取れてました。
でも、勝つのは難しいかなって思いましたね。
2NDセットは見てませんが、1ゲームしか取れなかったようです。
ジェニファーとマショーナは去年のファイナリストだしネットは上手いので、今回は仕方ないでしょうね。
でも良い経験になったのでは?
今後に期待です。


◇vol.3へ続きます。


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