AIG OPEN 2005
AIG Japan Open Tennis Championships
予選2日目 2005/10/2(日) Vol.2
戻る トップへ
◇vol.1からの続きです。
◆添田豪 (JPN) def. Sergiy STAKHOVSKY (UKR) 7-6(5) 6-3
これは1STセットの中盤辺りと、2NDセット終盤の数ゲームを見ました。
確か、1STセットはリードを許してたのでは?
STAKHOVSKYに先にブレイクされてたと思います。
相手のSTAKHOVSKYはボレーが上手く、サーブも超強力でした。
リターンの上手い添田君が相手コートにほとんど返球できてませんでしたから。
これはキツイなって思ったのを覚えてます。
次に見たのは試合終盤です。
スコアを見て、あー、逆転してセット取ったんだーって思いました。
そして内容的にも試合序盤とは明らかに変わってました。
相変わらずSTAKHOVSKYのサーブは強烈です。
しかし、それをリターン出来るようになってました。
ストロークラリーの展開に持っていけるようになり、最後は添田君のウィナーかSTAKHOVSKYのミスというケースがかなり有りました。
序盤はボレーに出てたSTAKHOVSKYですが、前に出ても抜かれるので出ないことが多くなってました。
2NDセットの終盤は、添田君が押せ押せな感じでポイントを重ねてました。
試合序盤を見た感じでは信じられない展開です。
添田君の試合は数年前から見てますが、ショット自体もパワーアップしてますが、何より試合の経験値が上がってきたことが大きいような気がします。
昔はパワー負けしたらそのまま終わってたところが、慣れてくればどうってことない、もしくは、そういうのが2セットも続くはずが無いって分かってきたのかも。
それと、パワー負けすること自体が少なくなってきたんでしょうね。
というか、今日の終盤とかは、逆にオーバーパワーしてましたよ。
今年以降、彼も出てきそうですね。
フューチャーズで優勝したり、既にその気配は有ります。
雑誌のインタビューなどを見るとマイペースな性格のようなので、変に周囲に惑わされることもないでしょう。
最近の日本男子選手では、彼と松井君が一押しです。
寺地君が復活してくれば、もっと期待出来そう。
3人は全く違うスタイルですが、今後が楽しみです。
◆Eric TAINO (USA) def. 松井俊英 (JPN) 6-2 3-6 6-3
これはファイナルセット中盤から最後まで見ました。
お互いにピンチとチャンスが有ったと思います。
しかし、途中までは共にキープが続きます。
この辺から松井君の1STサーブの確率が悪くなってきました。
セット序盤に比べて、若干調子が落ちてきたんでしょうか。
3セットずっと好調ってことはまず無いと思うので仕方有りませんが、勝負所で調子が落ちたのは残念としか言いようが有りません。
彼はボレーヤーなので、こういうちょっとした調子の波の影響は大きいと思います。
ボレーは瞬間的な反応を要求されますからね。
それでも何とかキープしてましたが、3−4からのサーブを競った末に落とします。
あれ、2−3からだったかな?
1ブレイク差での敗戦だったので、どちらかのはずです。
このゲームは1STサーブの確率が悪い上に、ちょっとしたボレーミスが重なりました。
相手のタイノは何回か見たこと有りますが、試合をきちんと見るのはたぶん初めてです。
彼は松井君のようなサーブ&ボレーヤーと対戦するのに慣れてるような印象を受けました。
ネットダッシュされても特に慌てた様子は有りません。
強打だけではなく色んなコースを突いて、パスは上手い選手ですね。
まー、このレベルの選手の場合は、皆そうなのかもしれませんけど。
それと、打ってる感じよりも打球に伸びが有るように思いました。
そんなに強打してるように見えないんですけどね。
バウンドしてからのボールに威力が有るように見えました。
そんなに感じで最後のサービスゲームも彼が先行して勝利を決めました。
彼はランキングを見ると250番台のようです。
やはり、とんでもなく層が厚いです、男子テニス界は。
◇男子選手が一般人とラリーをしてました。
こういう募集もしてたんですね。
かなりの人数がいましたよ。
30〜40人ぐらいいたような?
写真はパウとムーディー(たぶん)です。
選手は、もう二人いたように記憶してます。
写真が無いので誰だが分かりませんけどね。
◇マリアベントとキリレンコの練習です。
マリアつながりでしょうか?
そんなわけないか(笑)
◇ピアとミルザの練習です。
サーニャはすぐ分かりましたが、相手が誰だか最初分かりませんでした。
どっかで見たことあるなーって思ってたんですけど。
今日はこんなところです。
今日はかなりの枚数のサインGETに成功しました。
逃したのも多いですが・・・。
今日の収穫は、
女子は、ミュラー(マルチナ)、ハークルロード、ズボナレワ、ナギョワ、マリアベント、キリレンコ、ミルザ、マリオン。
男子は、パウ、アンチッチ、ミュラー(ギレス)、シュトラー、ユーズニー。
以上でした。
この日は試合終了後、かなりの時間、会場にいました。
色んな選手の練習を見ることが出来ました。
印象的だったのはマリオンの練習です。
彼女からしたら試合前の調整だったのかもしれませんが、こっちからしたらそんなにハードな練習を試合直前にするのかい?って感じです。
ウォームアップ後、まず、コーチが間近から手で球出しをして、それを強打するのを20分ぐらいやってました。
ほとんど休み無しだったので、これだけでかなり疲れると思います。
死んだボールを強打しつづけるってかなり大変です。
多少は活きたボールのほうがスピード出しやすいですからね。
しかも、間近からボールを出してるので、ドロップショットを強打するようなものです。
左右のコーナーに走らされてたしね。
その間、ちょっとでもフットワークが乱れると、すぐに指摘されてました。
その後はコーチがネットの向こうから球出しして、これも強打します。
取れるか取れないかぐらいの場所に球出しすることも有りました。
この間もフットワークとフォームの細かいチェックが入ります。
これだけで1時間は超えてたと思います。
マリオンはコーチの言うことに素直にうなづいてましたが、あれだけハードにやれば、普通はしゃべれないほど疲れますよ。
でも、息が乱れてる感じはしなかったなー。
この辺はさすがトップ選手です。
その後はサーブのチェックの念入りにやってました。
最初はゆっくりなフォームで細かいチェックをして、少しづつ強打するようにしてったようです。
これもかなりの時間やってました。
全部で何本ぐらいサーブ打ったんだろう?
100や200じゃないような?
最後は、また強打の練習をして終了のようでした。
終了直後にコーチが戻ってしまい、マリオン一人で大量のボールを拾ってました。
言ってくれれば手伝うのにってぐらいの量です。
さすがに疲れてるらしく、ゆっくりと拾ってました。
その内にコーチも戻ってきましたが、かなり時間が経ってたので、既にボール拾いは終了してました。
疲れてるところ悪いとは思いましたが、コートから出てくる所でサインGET。
2ショット写真撮ってる人もいましたね。
◇マリオンの練習です。
こんな明るい時からやってたようですね。
サイン貰ったのが完全に暗くなってからなので夜に練習してたと思ってましたが。
マリオンの隣のコートでは、これまたハードな練習をしてる男子選手が。
片手バックの選手ですが、彼が誰なのかちょっと分かりませんでした。
(注:後で写真を整理してたら、昨日松井君と対戦したFRUTTEROだったと分かりました。)
こちらも全体的には各ショットのチェックという感じでしたが、打つ本数が半端じゃなく多かったです。
そこまでやるのか?って感じですね。
コーチの球出しも厳しいところに行くケースが多かったです。
本人が納得するまでやるって感じだったでしょうかね。
こっちはマリオンの練習が終わっても、まだやってたと思います。
試合直前にここまでハードにやってる日本人選手っているんですかね。
愛ちゃん、しのりん、アッコなどのトップ選手はやってそうですけどね。
テニス雑誌にも載ってましたが、トップ選手ほどハードな練習をするそうです。
それだけ危機感が強いんでしょう。
そんな感じで、この日は7時過ぎまで会場にいました。
いよいよ明日から本戦です。
こちらの試合もかなり楽しみです。
戻る
トップへ