AIG OPEN 2005
AIG Japan Open Tennis Championships
予選2日目 2005/10/2(日) Vol.1
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予選2日目です。
この日は、珍しく試合開始とほぼ同時刻に会場入りしました。
今日も最初の予定では試合がメインでした。
しかし、大量のトップ選手の登場で途中から変更に。
サイン待ちもしてたので、昨日よりは試合を見てません。
でも、去年までよりは確実に多くの時間、試合見てます。
ちなみにこの文章は木曜日に書いてます。
細部は他の試合と混じって違っちゃってるかもしれません。
かなり疲れて家に帰ってくるので、その日にレポートを書くのはとてもじゃないが無理です。
というわけで、試合に行きましょう。
◆Vilmarie CASTELLVI (PUR) def. Shenay PERRY (USA) 7-5 6-3
ペリーは初めて見ました。
色んな大会のドローで名前は知ってましたけどね。
試合のほうは1STセットの中盤辺りを見ました。
ペリーは何でもフォアで打ってたので分かりませんでしたが、彼女はシングルバックです。
時々、バックのスライスは打ってましたけど。
フォアは、相手のCASTELLVIに比べたらスピン気味です。
と言っても、ハードコート育ちのように見えたので、あくまで比較論です。
スコアはCASTELLVIがかなりリードしてたはずです。
2ブレイクアップだったかも。
その後は他コートを見てたので分かりませんが、7−5ということはあそこから追いついたわけですね。
終わったらサイン貰おうと思ってましたが、次に行った時は既に終わってました・・・。
◇森田あゆみちゃんの練習です。
上の試合は8番コートで、通路を挟んだ7番でやってました。
丸山淳一コーチの球出しで色んなショットを打ってました。
◆Ashley HARKLEROAD (USA) def. Petra CETKOVSKA (CZE) 3-6 6-3 6-4
これは楽しみな対戦でした。
美少女対決と言っても良いのでは?
見たのは1STセットの中盤です。
チェトコフスカのコーチが1ポイントごとに声を掛けてたのを覚えてます。
茨城の時もそうだったような気もしますね。
声掛けるって言っても、コーチングみたいのじゃなくて、良いショットやサーブに対してのですけどね。
グッドサーブとかグッドショットって言ってたはずです。
グッドじゃなくてナイスだったかな?
記憶があやふやですが。
彼女もそれに答えてハークルロードのサーブをブレイク。
1STセットの最後までは見てませんが、そのままセットを先取したようです。
その後は競ったスコアながら、ハークルロードが2セットを連取して逆転勝ちしてますね。
今日のチェトコフスカは、それほどバックのスライスを使ってませんでした。
茨城ではこれでもかってほど使ってましたけど。
と言うことは、あれは勝つ為にやったとことでしょうかね。
だとしたら、自分の調子や状況を考えて色んなことが出来るのはとても良いですね。
コーチの指示が有ったのかもしれませんけど。
もちろん、自分のプレイのベースにそれが無ければ出来るわけないですけどね。
今後も要注目な選手です。
ハークルロードのほうは、既に100位を窺う位置までランキングを戻してます。
復帰してそんなに経ってないように思いますが、あっという間ですね。
ミセスとなった彼女の今後も注目です。
◆Su-wei HSIEH (TPE) def. Jessica KIRKLAND (USA) 6-1 6-1
試合前は、ここまで差が付くとは全く思いませんでした。
見たのはどの辺だっただろう?
たぶん、少ししか見てないはずですが、エッ?って思ったのは覚えてます。
なので、試合終盤でしょうかね。
それとも、序盤を見て、その後に結果を見て驚いたのか?
今となっては思い出せません・・・。
スーウェイは強打に対する耐性はかなり有りますね
耐性って、何か変な文章かもしれないけど(笑)
打たれたボールに対して、ちょっと腰砕けにも見えそうな体勢で返球します。
しかし、これが結構威力が有りそうで、これが彼女のスタイルなんでしょうね。
そして、その内にラリーがスーウェイのペースになっていき、最終的に彼女がポイントするという流れです。
やっぱり対戦相手だったら嫌なタイプですよね(笑)
スーウェイが予選ファイナルに進出しました。
◆波形純理 (JPN) def. Martina MULLER (GER) 7-5 6-1
カルカッタで本戦入りするなど、最近好調な純理ちゃんを見るのは非常に楽しみでした。
彼女を最初に見たのは2004年のインカレです。
その後も何試合か見てますが、ツアーで良い成績が出てきてからは初めてです。
昨日の試合も見たかったんですが、入口から一番遠い1番コートだったので、近い方から順番に見てたら終わってました・・・。
今日見て思ったのは、彼女のプレイスタイル自体は大学時代と変わりません。
でも、打つショットは明らかに違ってました。
大学時代よりも力強いストロークを打ってましたからね。
攻撃された時のフットワークも良かったです。
まー、大学時代は純理ちゃんが攻撃され続けるって少なかったですが。
それから、ちょっと左右に振られた時の返球も違ったように思います。
大学時代は中ロブ気味に返球するケースも有ったと思いますが、俺が見てたときはやってませんでした。
WTAツアーになると、そういう逃げのボールは打ち込まれてしまうからでしょう。
そういう時はクロスの深いところに、より強いボールを打ち込んでました。
これはGSで戦うトップ選手もやってることだと思います。
自分のコートに空きが出来るのはどちらも(ムーンボールもクロスの強打も)同じですが、WTAの大会に出てくる選手達に、より攻撃されにくいのはクロスへの強打ってことでしょう。
もちろん、思いっきり逆を付かれた時とかはロブしかないと思うので、こっちのケースは仕方有りません。
今日の試合は、競い合いになった1STセット終盤から、彼女の良い所ばかり出てたように思います。
ミュラーのスピンボールを早いタイミングで広角に打ってました。
これで相手の体勢を崩して返球を甘くさせ、最後は純理ちゃんのウィナーというケースが多かったです。
ミュラーも何とか立て直そうと頑張ってましたが、ゲームがなかなか取れなかったです。
ツアーにデビューする前から知ってる選手が強くなってく様が見れるってとても嬉しいことです。
少しづつ戦い方が分かってきてるみたいなので(だから結果が出てきてると思う)、今後が非常に楽しみです。
◆Carly GULLICKSON (USA) def. 佐伯美穂 (JPN) 2-6 6-1 6-1
これは1STセットの中盤から2NDセットの初めを見ました。
上の試合(純理ちゃんvsミュラー)の試合の隣の試合です。
最初、誰がやってるか分からなかったんですよ。
佐伯美穂ちゃんのことです。
ドローやオーダーを見れば分かりますが、特に確認してなかったので。
彼女は身体付きが変わりましたね。
前から均整が取れた身体でしたが(いやらしい意味じゃないですよ!)、よりトレーニングを積んだように感じました。
これはちょっと前(去年辺り?)のアッコにも感じたことです。
彼女のその後の活躍はご存知の通りです。
こういうのってテレビで見ても分からないんですよね。
自分の目で見て初めて分かることって多いと思います。
ボールを打つ時の躍動感も、全日本の時と変わったように思いました。
彼女のフォアハンドは元々パワフルですが、空中でのバランスが良くなったようで、より強いショットが打ててる感じです。
前はバックハンドの時ってジャンプして打ってましたっけ?
全部では有りませんが、今日はジャンプしながら打つ場面も結構有りました。
試合のほうは1STセットを良い内容で取った後の2NDセットの序盤を競いながら落としました。
確か、ゲームポイントも有ったはずです。
それ以降は見てませんが、そこから2ゲームしか取れなかったんですね。
ガリクソンの強打が効率よく入り始めたのかもしてません。
しかし、今日の内容を見ると、美穂ちゃんはもっとランキングを上げてくると思います。
今後に期待です。
◆Denis GREMELMAYR (GER) def. Uros VICO (ITA) 7-6(5) 7-5
えーと、これはどういう試合だったかな?
両方とも知らない選手ですが、試合をちょっと見て感じるものが有ったから写真を撮ったはずなのですが。
ヴィコは、昨日、宮崎君に勝って予選から勝ち上がった選手です。
見たのは1STセットの中盤辺りです。
確か、最初は彼がリードしてたんじゃなかったけ?
GREMELMAYRがイラついてたような記憶が有ります。
そこから競いながらもストレートで勝ったようです。
彼は翌日、同じ国のパウの試合を見に来てましたね。
他の国の選手達もですが、AIGってこういうの結構見ます。
日本の選手達も海外では同じかもしれませんね。
◇vol.2へ続きます。
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