東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
予選1日目 2004/1/31(土)
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東レ予選、行ってきました。
徹夜明けで見たせいか、文章書こうと思っても何かいつものように出てきませんが、思い出しながら書こうと思います(笑)
まず、予選ドローとオーダーがWTAのHPで発表されたものから変わっていました。
という事は、寸前で欠場した選手も居ると言うことでしょうね。
知らなかったんで、「アレ?」って思うことが多かったです。
◆森上亜希子 def. Janet LEE 6-1 6-2
アッコは、去年後半の不調を感じさせないプレイでした。
ジャネットもネットを混ぜたりして対抗しましたが、ショットの鋭さでアッコが一枚上といった感じでしたね。
というか、この試合は会場に着いた時にやってた試合で、その時は色々な事を思ったはずなんですが、もう忘れてます(笑)
とにかく、アッコの好調ぶりが光った試合でした。
と言うことで・・・(笑)
あ、そうそう、試合を見てると、相手の選手のクリーンポイントに外国の選手が納得した感じで「ヤー!」って言いますよね。
このシーンって結構好きなんですが、今日、アッコも言ってました。
彼女って、確か外国育ちなので全然おかしくないですが、好きなだけに俺も試合してて時々言いそうになることが有ります。
まー、全然似合わないので、実際は言わないですけどね(笑)
◇ホントは、画像ソフトで修正してからって思ってたんですよね。
でも、どれを買ったらいいかも分からないし、いつになるか分からない・・・。
なので、とりあえずそのまま載せることにしました。
アッコは結構鮮明に撮れてるんじゃないかな?って思いました。
◆Janette HUSAROVA def. Tathiana GARBIN 1-6 6-4 6-3
これは、面白かった試合ですね。
ガルビンは(たぶん)初めて見ますが、シングルバックハンドのオールラウンドプレイヤーって感じでした。
バックハンドは、面を作っての超どフラットのカウンターショットや、打点前過ぎ?って感じで横振り気味のスライスが特徴でネットも出来ます。
コートが速いせいで打点を前にしてるのかもしれませんが、その為、ボールが思ったより遅いとふかしてましたねー。
でも、面白いプレイでちょっとファンになったかも(笑)
試合の方は、1STセット不調だったフサロワが2NDセットからは急に集中を増して拮抗した展開でした。
全体的には、ガルビンが展開を作って決めるorミス、またはフサロワのカウンター気味のショットが決まる感じでしたが、ファイナルセット3−4の時のガルビンのサービスで、そこまでは良い集中でプレイしてたんですが急に集中を失ったようにダブルドルトでサービスを落とすと、最後のフサロワのサービスではリターンで凡ミスを連発。
あっけなく試合終了でした。
でも、俺の中では今日見た試合で一番面白かった試合でした。
◇この時は、ちょっとデジカメの設定をいじって、暗くなってもピントが合うようにしたんだっけ?
ちょっと覚えてないんですが・・・。
この試合は今でもまた見たい試合ですね。
タックスは、今年(2004年)のローランギャロスでも、この時とほとんど同じ試合をしてました。
サーフェスの違いは有るけど。
(つまり変化が有って面白い試合ですね。)
◆Lioudmila SKAVRONSKAIA def. Angelique WIDJAJA 6-1 6-4
勝ったスカフロンスカイアはロシアの選手ですが、シングルバックハンドでロシアン・フラットなんです。
いやいや、驚きましたよ。
背はかなり高いほうで、たぶん180cm近くでしょうかね。
ボヴィナとリナを足したような感じで、どんどんハードヒットしてました。
対するアンジーは、高いボールの打ち込みは得意だと思いますが、世界最速とも言われる東レのコートではプレイしずらかったんじゃないでしょうか。
1STセットはアッという間に取られてました。
でも、2NDセットは先にブレイクするなどしたんですけどね。
スカフロンスカイアという選手、今後は要注意かも。
この試合は、2番コートだったので写真は有りません。
これ以降も写真が無いのは2番コートの試合です。
◆中村藍子 def. 佐伯美穂 6-2 6-3
中村藍子ちゃんは見るたびに成長を感じさせてくれる選手ですねー。
今回は、フィジカル面の充実を感じました。
全身バネのような感じで跳びはねながらプレイしてる感じで、佐伯さんの決め球を拾いまくり、ちょっと甘くなれば高い打点からのハードヒットでウィナーを量産と言った感じでした。
美穂ちゃんも悪くはなかったと思うんですが、今日はどうしようもなかったでしょう。
スコア的にも内容的にも、藍子ちゃんの完勝でした。
左右両手打ちは他にはアッコがいますが、アッコの場合は身体とショットのキレを感じますが、藍子ちゃんの場合はバネを感じますね。
次に見る時はどんなふうに成長してるのか、楽しみです。
◇藍子ちゃん、好調でした。
ランキングも、今ではGS予選に入れるまで上昇したようです。
◆Bethanie MATTEK def. 山本麻友美 6-1 7-5
山本さんは初めて見ましたが、下半身が安定していて粘りも強打も出来る選手だと思いました。
1STセットは場慣れしてない感じで、各ゲームは競りながらも落としました。
2NDセットからは相手のボールとコートと慣れてきたのか、思い切りの良いショットが決まり始めて、51(52かな?)とリード!
2NDセットは取れそうだ、と思った次の瞬間には5オールに。
(すいません、寝てました(笑))
結局、ストレート負けでしたが、WTAツアーデビュー(ですよね?)としては満足いく試合だったんじゃないでしょうか。
こっちの期待以上のプレイを見せてくれました。
◆Wynne PRAKUSYA def. Samantha REEVES 6-4 6-1
リーブスは去年ぐらいからランキングを上げてきた選手だと思います。
ですが、今日はウィーネちゃんに上手くやられた感じですね。
序盤はかなり競ってましたが、攻めてもフラット系の返球で凌がれて、ちょっとでも甘くなればフォアに回り込んでガツンと打たれる展開でした。
微妙なラインコールなども有り、後半は完全にウィーネペースでした。
◆Marie-gayanay MIKAELIAN def. Anna-lena GROENEFELD 6-4 6-1
スカフロンスカイアにも驚きましたが、グロエンフェルトにはもっと驚いた!
彼女は身長も結構大きい選手ですが、何でもライジングで返球しようとするんです。
しかも、面を合わせる感じじゃなく、ハードヒットで。
その為か、序盤はバックフェンス直撃のようなミスを連発して、一気にミカエリアンの4−0となりました。
が、5ゲーム目辺りからそれが一気に入り始め、ミカエリアンが一歩も動けないショットを連発して一気に4ゲーム連取して4オールに。
次のゲームをやっとの思いでキープしたミカエリアンが、次のゲームでまたミスが増え始めたグロエンフェルトのサーブをブレイク。
1STセットを取りました。
2NDセットはミスとエースが混在する感じでしたが、要所を締めたミカエリアンがスコア的には簡単に取りました。
でも、いつ、あのショットが入り始めるか分からないので、全く気の抜けない展開でした。
グロエンフェルトは、今日見た感じではちょっと無理有るかな?と思いましたねー。
でも、足が早そうに見えないけどボールの落下地点に行くのは非常に早かったりして、あのテニスをする素質は有るように思いました。
今後、順調に成長すれば面白い存在になるかもしれませんね。
◇典型的なベテランと若手の試合といった感じでした。
いや、ミカエリアンがベテランというわけじゃなく、試合展開が、ということですが。
◆Zi YAN def. Meilen TU 6-4 7-6(3)
これは、お互いにフォースドエラーが多かった試合ですね。
凡ミスは少ないんですよ。
ウィナーも少ないんですが、相手の打球の勢いに押されてのネットやアウトが多い感じでした。
全体的に今日の試合を見て思ったんですが、2階席で見た時はあまりボールの勢いやスピードを感じないんですよね。
でも、アリーナで真横から見ると、実際は物凄い凄いボールの打ち合いをしてるんです。
この試合も何回か席を移って見てたんですが、アリーナから見る打ち合いは迫力満点でした。
いま流行のエッグボールって言うんですか?
トップスピンで相手をのけぞらせるボールを、二人に限らず他の選手も打ってたと思います。
なので、決め球はもちろん速いんですが、普通のラリーのボールが一般人ではとても打ち返せないと思わせるショットが全試合通じて多かったです。
スライス面での返球なら出来そうですが、フルスウィング(強打という意味ではない)しての返球をし続けるのは無理でしょうね。
もちろん、慣れの問題も有るとは思いますが。
サービスも1STサーブは、バウンド前にバックフェンスに届くようなサーブを打つ選手が多かったです。
女子全体がパワー&スピードアップしてると感じましたね。
◆不田涼子 def. Kelly LIGGAN 6-4 6-7(3) 6-1
涼子ちゃん、やりましたね!
彼女の場合、他の日本人選手と比べてショットの早さは感じませんが、スピンや緩急の使い方が上手いと思いました。
サーブもスライスサーブとスピン気味のサーブを混ぜて使っていて、ラリーでもサイドスピンをかけたショットを有効に使っていました。
試合展開としては、序盤は競ってましたが、1STセット中盤ぐらいからは涼子ちゃんペースに。
2NDセットも涼子ちゃんペースでしたが、リガンも終盤はブレイクを許さずにタイブレイクへ。
タイブレイクはちょっと集中を上げたリガンが先行して、涼子ちゃんのミスも有ってセットオールに。
ファイナルは、序盤にブレイクした涼子ちゃんが押せ押せな感じになって相手を振り回し、リガンもかなり抵抗しましたが61で勝利!
彼女は最初に見た試合があまり良い印象じゃなかったですが、展開の上手さとサービスもかなり早くなっていて、今後が期待できますね!
◇涼子ちゃんは、最近、ますますショットが良くなった印象が有りますね。
でも、まだ年齢的にはジュニアなんですよね。
GSジュニアにも出てますからね。
◆Els CALLENS def. Tian tian SUN 6-0 6-1
これは、カレンスの横綱相撲ならぬ横綱テニスというか、ここまで一方的な試合も始めて見たかもしれません。
スンはフラット気味のドライブの強打が特徴ですが、あまり変化のあるショットは打ちません。
これは持ち味なので仕方ないですが、カレンスにとってはそれがやりやすかったんでしょうね。
他の選手の場合、2階席から見ればそんなに早く感じなくてアリーナから見たら凄いって感じなのですが、カレンスの場合は2階席から見ても、凄かった(笑)
サーブもコーナーに決まりまくり、スンのウィナー級のボールもスライスで上手く返球して、チャンスになればドカンと打ち込むって感じです。
スンも苦笑いしたり声を上げるシーンが多く、途中までダブルベーグルかと思う展開でした。
1STセット序盤は見てないのですが、俺が見たカレンスのサービスゲームは、試合を決めた最後のサーブが40−15になった以外は、全て40−0からのキープ(つまりラブゲーム)でした。
去年も思いましたが、カレンスってチャンスボールを1箇所に決め打ちする傾向が有りますね。
相手のフォアサイドだったらずっとフォアサイド、バックサイドだったらずーっとバックサイドって感じで。
でも、いつ打つサイドが変わるか分からないので、打ち込まれる方としては結局同じかなとは思いますが(笑)
このプレイでも、去年は本戦に上がれなかったんですよね。
だから、試合は何が起こるか分からないけど、今年も予選の選手の中でこのコートに一番有ってる選手だなーと思いました。
昨日、途中まで書いたんですが、さすがに眠くて断念(笑)
今日、書き足しました。
トップ選手ではドキが既に来ていて、フサロワの応援をしてました。
今日は全ての席が自由席だったんですが、アリーナ特別席(っていうのかな?)も開放されていて、全て席がうまってたんですが、ドキちゃん(&コーチ3人ぐらい)は席が無いと係員にゴネて、2番コート側はプレイヤーオンリーですよと説明されても、それじゃ試合が見られない(フサロワの試合は1番コート)とこれまたゴネて、誰も座って無くて荷物が少なそうな席を強引にGETしてました(笑)
でも、そうしたい気持ちも分かりますね。
だって、全席自由なのに既に荷物が置かれてキープされていて、ひどい時なんかそのゾーンに半分も人が座ってない(食事タイムか?)のに誰も座れないですもん。
自由席って、席からどいたらおしまいじゃないの?と遅れていったから思いました(笑)
ま、立場が変われば、遅くいったほうが悪いじゃんと思った事でしょう(笑)
だからなのか、今日はそのゾーンは全て指定席になってました。
ドキちゃん、フサロワのスーパーショトにスタンディングオベーションしてましたが、ダブルスでも組むんでしょうか?
デメちゃんがフサロワ先生(って感じかな?)と組んでダブルスで大舞台を経験してからシングルスも好調になったように、2匹目のドジョウを狙ってるんでしょうか?
フサロワ再生工場、今度はどうなるか?
と言っても、フルタイムで組むかどうか、ましてや今大会でも組むかどうかも分かりませんけどね(笑)
という事で、今日の試合の分は書けたら書きます(笑)
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