カンガルーカップ2004
ITF Women's Circuit $50K / Kangaroo Cup 2004

本戦5日目 2004/5/1(土)  戻る トップへ


今日の分です。
忘れないうちに書いとかないと、永久に忘れそう(笑)
なので、まだまだ行きます!!
(注:この日は前日分と合わせてホテルのPCにて書き込みました。)

◆Mi-ra JEON def. 吉田友佳 7-5 6-2
昨日も思ったんですが友佳ちゃん、以前とプレイがかなり変わったように思います。
前はカウンターショットが多い感じで、何となく非力な印象を受けました。
が、今はミスをしたとしても自分から打ってくようにしてるようですね。
(と言ってもミスショットは少ないんですが。)
特に、体の力を使って返球しようとしてると感じました。
これは愛ちゃんとかにも共通してると思いますが、面を作ってライジングで返球するのではなく、一歩下がった所から体をぶつけていくというか、ヒットポイントにジャンプして食らいつく感じでしょうか?
ちょっと表現が見つからないですが・・・。
特にバックハンドでこれを強く感じました。
でも、これってかなり疲れると思います。
トレーニングしてないと全身つりそうだし、体が柔らかくないと怪我しそう。
これをやってるためのミスも有るとは思いますが、それはそれと割り切ってるんでしょうね。
俺もこの方向で頑張ってほしいと思います。
いや、とは言ってもトレーニングの詳しいこととか、専門的なことは全く分からないですけどね(笑)
対するミラジョン(何故かフルネーム・・・)ですが、彼女もカウンターパンチャーから脱皮しつつあるようです。
特に伸びのあるフォアハンドが印象に残りました。
今までこんなショット打ってたっけ?って感じです。
彼女の場合、バチンと打つというより、前に押す時間が長いんでしょうかね?
よく分かりませんが、東欧系のフォアハンドとは違うように思います。
試合の方は、1STセット5−4で友佳ちゃんサーブでしたが、これを長々とデュースを繰り返した末にブレイクされて5オールに。
そこからは、なかなかゲームが取れなかったですね。
ちょっと疲れてきてたのかなー。
これでミラジョンも決勝進出です。
ちょっと低迷してましたが、彼女も復活でしょうか。
今日はファイナリストにふさわしいプレイだったと思います。

◇この日は前日とは逆に、友佳ちゃんの良い写真がたくさん撮れたのに、ミラジョンのはあまり良いのが有りませんでした。
 何とか枚数を合わせた感じです。
 やっぱり写真は難しい・・・。


◆Ana IVANOVIC def. Jarmila GAJDOSOVA 6-1 1-6 6-1
これは昨日の試合が終わった時から楽しみにしていました。
いったいどんな試合になるのか?
スコアを見ると大味ですが、内容的には面白かったです。
1STセットは、ガドソワがイケイケのプレイで何でも強打してウィナーとエラーを量産していました。
イバノヴィッチは、ただ深く返球しとけばゲームを取れるといった感じでしたね。
2NDセットは、そのガドソワが少しボールのスピードを落としてのアングルショットと、ライジング気味にダウンザラインに流して流れをつかみました。
でも、これって昨日、志保ちゃんがやったのと同じ戦法ですね。
彼女、昨日の試合見てましたが、人の試合ってやっぱり見ておくものですね。
(と言っても、一般人とはレベルが違うけど(笑))
ファイナルセットは、1STゲームをキープしたガドソワが2NDゲームもブレイクポイントを何本か握りますがこれを逃しました。
そして、逆に3RDゲームの自分のサービスではリードしながら落としたのが敗因でしょう。
チャンスの後にはピンチ有り(アレ、逆でしたっけ?)というのがモロに出た感じでした。
何とか挽回しようとしてたんですけどね。
ネットのテープに当たるショットやホンのちょっとのアウトなど微妙なエラーが重なり、スコアとしては大差がついてしまいました。
勝ったイバノヴィッチですが、彼女の場合、ガドソワに代表されるような今風の東欧系のプレイヤーとは少し違うんですよね。
何でなのかな?ってずっと思ってたんですが、何か、シュテフィに似てるかも?ってちょっとですが思いました。
彼女はバックハンドが両手打ちですが、サーブ時の右手の振り方とか、フットワークとか、特にフォアに振られた時の返球の仕方が似てるかなー、って思いました。
もちろん、シュテフィほど軽いフットワークの選手は後にも先にもいませんけど。
早いという点では、アランチャ、アマンダ、またはヴィーナスなど(リーチも有るが)、フットワークの優れた選手は居ると思いますが、軽さを感じさせるという点ではシュテフィに適う選手は居ないと俺は思います。
そのシュテフィに、ちょっとですが似てる感じがしました。
イバノヴィッチはフォアのグリップが薄めなんでしょうかね?
差し込まれる、ということも有ったとは思いますが、打点が他の選手よりも後ろのような気がしました。
顔はフォトジェニック(死語?)な感じで似てないですけど。
(シュテフィファンの方、ごめんなさい(笑))
ガドソワの方ですが、彼女は自分の試合後に他の試合を見る時も、化粧バッチリ香水もバッチリで、イバノヴィッチとは違った意味で女を感じさせて良いですねー。
あ、またオヤジだと思われるか(笑)
この香水がかなり広範囲に匂っていて、ついついフラフラと・・・。
すいません、酔ってはいません(笑)
それと、彼女は注目されるのが好きそうな感じでした。
アザーコートでやった昨日の試合よりも、センターでやった今日の試合の方が明らかに良いショット打ってたし、集中してたように思います。
試合後は二人とも写真やサインにひっぱりだこ(これも死語か?)でしたが、嫌な顔せずに長々と応じていました。
いや、色んな意味で面白い試合でした、この試合は。

◇今回は打球時の写真以外のも使ってみました。
 この対戦が、将来は名勝負数え歌になってくれれば嬉しいです。


◆Yoon jeong CHO/Mi-ra JEON def. 不田涼子/岡本聖子 6-4 6-0
1本1本のショットでは、スコアほどの差は無かったと思うんですけどね。
やっぱりポーチのタイミングとボレーのテクニックの差でしょうか。
チョーもミラジョン(またもフルネーム(笑))も面を作るが上手かったです。
それから、フォアハンドが良かったですね。
コートの外に出るぐらいまで回り込んでのフォアハンドを結構打ってました。
チョーは久々に見たんですが、髪を切ったせいかかなり印象が変わってましたね。
彼女もかなりランキングが下がってますけど、ミラジョンともどもアジアのテニスを盛り上げて欲しい選手です。

◇日本ペアは、後半はポイント取るのも大変な感じでしたねー。
 この日はホントに暑くて、どこが見やすいとかより日影はどこかと考えてました(笑)


今日はこんな感じでしょうか。
テニスとは関係ないですが、岐阜の街を歩いてたら、またまたプロレスのポスターが。
今日の夕方から、GAORAでもやってる闘龍門の試合が有ると書いて有りました。
というわけで、デ杯の時は大阪プロレスでしたが、今回は闘龍門に行ってきました。
GAORAでやってるから時々見る方も居るかと思いますが、かなり楽しかったです。
マグナムとSUWA以外はほとんどフルメンバーな感じで、チケット安いなー、これは。
(注:後から考えたら、斉了とK-ness.もだった・・・。)
さて、カンガルーカップの方は、明日はいよいよ決勝です。
シングルスはまさかの組み合わせですよね。
面白そうな試合になりそう。
ミラジョンはダブルスも決勝進出なので、ダブル優勝の可能性も有ります。
いずれにしても楽しみです!


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