福岡国際2004
ITF Women's Circuit $50K / Fukuoka International 2004

本戦4日目 2004/5/8(土)  戻る トップへ


今日は単複SFの4試合です。
アザーコートで行われたダブルスは結構もつれましたが、それ以外は内容はともかく時間的にはアッという間に終わってしまいました。
だいたいオーダーに「Not Before **:**」って書いてあっても、その時刻には前の試合が終わってないのが普通ですが、今日は既に終わっていて待ち時間が有りました。
これだったら、全部センターコートでやっても良かったですね。
まあ、昨日は長い試合が多くて7時半ごろまでやっていて、この辺は読めないので仕方ないですけど。
今日は、2時ぐらいには全試合終わってしまいました。


◆Ana IVANOVIC def. Bahia MOUHTASSINE 6-2 6-2
寝坊して1STセットは見てませんが、今日のアナも好調のようでした。
モータシーネは、各ゲームで苦労してやっと先行したとしても1本のショットですぐに挽回されてしまうので、息つくヒマが無かったでしょうね。
しかも、強打でポイントされるのではなく、逆をつかれる感じでポイントされるので気分的にも滅入りそう(笑)
昨日は有効だった早いショットも、リーチの有るイワノヴィッチに楽々と追いつかれて、逆にカウンターを食らってました。
時間的には52分だったかな?、1時間かからずに終わってしまいました。
でも、5万ドルクラスでは簡単に勝てても、その上ではどうでしょうねー。
さおちんに楽勝してるので実力は有りますが、TOP100相手に研究されてくると、簡単には勝てなくなるかもしれませんね。
それを打ち破れるだけのチカラは有りそうですが、どうなるでしょう。
来年の今頃は、ヨーロッパのクレーコートで戦ってるような気はしますけどね。

◇アナの1枚目と2枚目の写真を見てください!
 この日は、こんな感じで強烈なショットを打ちまくってました。

◇アナのお母さんとコーチだと思います。(どちらも推測ですが)
 岐阜の決勝で心配そうに見てた姿が印象的でした。


◇この試合を見てたアッコ、古庄さん、涼子ちゃん、坂本さんです。(合ってます?)
 アッコと涼子ちゃん、最初は静かに見てましたが、そのうちに気付かれ始めてチェンジエンドの度にサインしてました。


◆Jarmila GAJDOSOVA def. Tiffany DABEK 6-1 6-4
ガドソワ、昨日のアッコ戦とは違ってリラックスしてたように思います。
昨日は笑顔もなく、顔つきが緊張してましたからね。
試合序盤は、ダベックのプレイに力みが感じられました。
たぶん、パワー負けしないようにと思ったのか、自分からもかなり打っていってましたね。
でも、その展開ではハードヒッターのガドソワに敵わなく、ガドソワが比較的楽にセットを先取しました。
2NDセットに入ると、ダベック本来のスピンボールやムーンボール系のショットを打つようになりました。
逆襲を食らうシーンも有りましたが、ゲームを取れるようになってきます。
これがもっと深く入り続けていれば、2NDセットを取れたかもしれません。
浅めに入ったり、アウトするポイントも多かったです。
ガドソワは、選手紹介時にジュニアランクがシングルス5位、ダブルス1位と紹介されてました。
今までダブルスのイメージは全く無かったのですが、そのランキングの通り、今日はボレーも結構見せてました。
アプローチ&ボレーで結構ポイントしてましたね。
アプローチと言ってもスライス系ではなく、ドライブ系のストロークで相手を追い出してのボレーですが。
ドロップボレーも結構上手く、これは意外な一面でした。
ストローク戦では余裕が有るのか、ダベックのムーンボールに付き合う場面も有りました。
これを強打しようとしてのミスが多かったかもしれませんけどね。
ダベックの方もボレーの回数こそ少なかったものの、スライス系のボレーは結構上手かったです。
この試合も、時間的には1時間半は掛かってなかったと思います。
決勝は、岐阜SFの再現です。
イワノヴィッチが連勝する確率が高そうですが、ガドソワがミスを減らしつつウィナーをたくさん取れれば、プレイスタイル的には勝てる相手かもしれませんね。
エラーなく強打し続けるって、矛盾してるのでかなり大変そうですが。

◇ジャルミラのフォアハンドの打点の高いこと!
 ここに載せた写真以外だと、もっと高いのも有りました。
 (写真としてはボケボケで、ちょっと・・・って感じだったけど。)


◆Monique ADAMCZAK/Nicole KRIZ def. Leanne BAKER/Francesca LUBIANI 7-5 6-4
アダムザック/クリッツ組、シングルスのアナに続いて予選からの決勝進出です。
彼女達って、ホント、昔のダブルスって感じです。
どちらかというと、男ダブに近いスタイルかもしれません。
ネット勝負だし、ストロークもハードヒットなのでミスも多いですが、全く気にせず、どんどん打ちます。
でも、明日はどうでしょうねー。
サーフェスがグラスとかならともかく、優勝はかなり厳しいかも。
でも、面白い試合にはなりそう。
負けたベイカー/ルビアニ組ですが、以前、ほとんど会話のなくなるところまでいって負けそうになったと書きました。
が、その後の試合を見ると、これが彼女達の持ち味(?)かもしれないと思いました。
ルビアニ(細くてちょっと美人系)が盛んに話しかけたりするんですが、ベイカー(大柄でちょっと太めかな?)は顔も見ずに無視状態(笑)
でも、一応、返事はしてるみたいなので、本人は無視してるって気はないのかも。
これを見て前述の話を書いたのですが、実はいつもの事のようです。
このベイカーという選手、ルビアニがラリー中は構えてなかったり(つったてる感じ)とあまり真剣にやってるように見えないのですが、ボレーにキレが有るし、ストロークもかなり強力です。
ちょっと面白い選手だな、と思いました。


◇この日はアザーコートは早めに終わったんですが、その空いたコートでダーヤとルーシー(サファロワ)が練習していました。
 確か、コーチの指示が盛んに飛んでたように思います。(その辺はあまり覚えていない・・・。)
 ちなみに、最初のダーヤの写真は観客の多くが見てる、ちょっと上の場所から撮ったものです。
 ルーシーの方は下から撮ったものです。迫力が大違いです。


◆藤原里華/小畑沙織 def. Yoon jeong CHO/Mi-ra JEON 6-1 6-3
チョー&ミラジョン、今日は良いところがあまり無かったです。
早い段階でポーチに出られたり、時間的に余裕が無かったというのが大きいかもしれませんね。
さおちんがサウスポーというのも大きそう。
時々は良いプレイも出るのですが、ほとんどは彼女達のミスか、里華&さおちんのウィナーでゲームが決まる感じでした。
この試合も早々と終わってしまいました。
里華&さおちんは、昨日の苦戦が嘘のようです。
今日もお互いに声を掛け合ってました。
こうなったら、優勝するしかないでしょう!

◇この日は絶好調だった里華ちゃん&さおちんでした。
 でも、ミラジョン&チョーも楽しそうに試合してました。


その後ですが、センターコートでは里華ちゃんとさおちんのサイン会が行われ、かなりの人がサインしてもらってました。
選手は大変でしょうけど、こういうサービスは良いですね。
こういう積み重ねが観客の増加に繋がってくのでしょう。
室内コートでは、ナナ友佳が一般人相手に試合をしてました。
こちらもアウトボールも取ってあげたりして、かなりのサービスぶり。
それから、アッコ&涼子ちゃんが練習をしてました。
練習の最後にはコーチとの練習マッチで、観客も結構いて内容的にも面白かったです。
そのコーチですが、一人は坂本正秀さんですが、もう一人はもしかして古庄大二郎さんでしょうか?
(漢字に自信無し・・・。)
サウスポーでバックがシングルハンドでした。
アッコ涼子vs坂本さん/古庄さんの組み合わせで、サーブ無し(ラリーから開始)のポイントマッチでした。
観客の拍手に乗せられて坂本さんと古庄さんも結構マジになり、ダウンザラインに強打したりして白熱していました。
ショットの威力ではアッコ&涼子ちゃんも全く引けを取りませんが、コートカバリングはやはり男性の坂本さんと古庄さんのが凄いですね。
ポイントマッチは、球出しの位置をそれぞれ替えての11本先取ぐらいの試合でした。 それを4回やって2−2のタイになり、3ポイント先取ぐらいのワンマッチ勝負もタイになりましたが、最後は坂本さんのフォアハンドがアウトになって、アッコ涼子が勝ったようです。
この時の会話が、全員日本人なので英語でした。
アッコがいるからだったのかな?
室内コートの外に出ると、こちらではナナ友佳のサイン会をやってました。
こちらにも人がたくさんでした。


◇里華ちゃんとさおちんのサイン会です。
 センターコートで行われました。


◇室内コートでやってたアッコ&涼子ちゃん vs 古庄さん/坂本さんです。
 向こう側の奥が涼子ちゃん、手前がアッコ、こちら側は手前が坂本さん、ネット側が古庄さんです。
 暗くてあまり良い写真は撮れませんでした。


◇そして、室内コートの入り口でやってたナナ友佳のサイン会です。
 ナナちゃん、マニュキュアしてますね。
 この時は気がつかなかったけど、こういうところにも写真の良いところが有りますね。


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