福岡国際2004
ITF Women's Circuit $50K / Fukuoka International 2004

本戦1日目 2004/5/5(水)  戻る トップへ


福岡国際を観に来てます。
昨日までは雨だったらしいですが、今日は快晴と言ってもいい天気でさわやかでした。
日中は日差しが強くて暑いくらいでしたけどね。
会場に着いたのが12時近かったので、第一試合はほとんど見れてません。
さおちん、ダーヤ、里華ちゃんなどは明日以降に持ち越しです。
ちなみにいつもの通り、1試合全部を見た試合は有りません。
俺が見た時の事を書いてるので、その辺は割り引いて読んで下さいね(笑)


◆森上亜希子 def. 久松志保 6-4 6-2
お互いに良いショットとエラーが混在している感じでした。
スコアほどの差は感じないのですが、ちょっとづつ差がついてく感じでしたね。
特に、アッコが何気なく打った(ように見える)ショットがウィナーになるんです。
強打じゃなく、普通のラリー中のボールでですね。
結果的には、これが大きかったのかもしれません。
志保ちゃんは自分も良いショットを打ってるのに、アッコにウィナーを取られてしまう感じだったと思います。
なので、もっと強く際どいところに配球しようとしてエラーしてたように思います。
常に攻撃を考えている為だと思いますが、余裕が無い感じで緩くて深いボールでもミスしてたし。
そう考えると、アッコはやはりトップの選手ですね。
ショットで圧倒しなくても、普通にやって勝てるというのは凄いことだと思います。
明日は、タイプが違うウィーネちゃんが相手ですがどうなるでしょう?
こちらも楽しみです。

◇アッコと志保ちゃんのフォアハンド。志保ちゃんの顔が見えないのがちょっと失敗かな。
 下は志保ちゃんのサーブをリターンしようとするアッコ。
 もちろん、同じ時じゃ有りません(笑)
 画像の大きさ調整などデジカメの付属ソフトだから出来ないのかな?
 やり方不明・・・。というかやると汚くなる。なぜ・・・?
 <注:HPの残領域が少なくなってきたので、画像を整理します。多少汚くなりますが・・・。2004/8/1>


◆Ana IVANOVIC def. Ekaterina BYCHKOVA 4-6 7-6(6) 7-6(5)
先週の岐阜で強烈な印象を残したイバノヴィッチですが、今日、最初に見た時は「アレ、別人かな?」って感じでした。
やまりおさんが印象に残ってないと書いてましたが、まさしくそんな感じですね。
ミスも多いし、動きもあまり良くないし、隣でやってたガドソワの方がよっぽど良い選手に見えました。
シュテフィにも全く似てないしね(笑)
(注:以前にシュテフィに似てると書いた)
これは、相手のビチコワが良かったせいも有るのかな?
2NDセットもファイナルセットも共にビチコワがスコアでリードしていて、内容的にもイバノヴィッチを上回っていました。
ビチコワは強打も有りますが、とにかく良く拾いますね。
やっと拾ったボールもドライブ系で深くコートに入るし、ループボールではないので、イバノヴィッチもそれをなかなか攻撃できないようでした。
ビチコワからしたら、何で負けたのか分からない、といった感じじゃないでしょうかね。
実際、見てた俺もイバノヴィッチはここで終わりだと思ってましたから。
2NDセットもよく取れたなーって思ったしね。
ファイナルセットはビチコワにマッチポイントも有って、各ゲームでも先行を許して何とか追いつくといった展開でした。
負け試合を運で拾ったようなイバノヴィッチですが、明日の相手はトップシードのさおちんです。
今日の出来ではさおちんの相手じゃないような気もしますが、そのさおちんもフルセットまでいってます。
さて、どうなるか?
ちょっと話が変わりますが、博多の森(今回の会場です)のアザーコートって、観客席が少し上から見下ろす感じなのです。
最初はそこで見てたんですが、少ししてから下に降りたら、ボールのスピードの凄さに驚きました。
距離的にはそんなに変わらないのに、この受ける感じの違いは段違いです。
これは東レでも同じでした。
見る方は、時々は下に降りたほうが良いかもしれないですね。
迫力が違いますから。

◇その下から撮った写真です。赤いウェアのアナ。ホントに負けると思った。
 今から考えても何で勝ったのか分かりません。
 後に優勝したことを考えると、神がかってたとしか言いようが無い。
 下は勝ちを逃がしたビチコワ。岐阜・福岡2週間でアナを一番苦しめた選手です。


◆吉田友佳 def. Mi-ra JEON 6-4 3-6 6-4
これはあまり見てないのですが、ミラジョンは岐阜に比べてボールに伸びが無いように思いました。
先週のSFとの違いはそこじゃないでしょうか。
やはり、2週続けて好調を維持するのは大変のようですね。
友佳ちゃんとしても、連続で負けるわけには行かなかったでしょう。

◇ミラジョンと友佳ちゃんのフォアハンド。
 やっぱりミラジョンの顔が見えない・・・。
 写真は難しいねー。


◆Wynne PRAKUSYA def. 米村知子 6-0 7-6(5)
1STセットと2NDセット終盤しか見てませんが、ウィーネちゃんに余裕が感じられました。
これは別に相手を飲んで掛かってるとかではなくて、そういうプレイスタイルなんでしょうね。
コートのせいも有るでしょうけど、ラリー中は無理せずに返球してる感じでした。
そして、チャンスになったら鋭角に打ったりして相手の体勢を崩してから、次を簡単に決めるといった感じでした。
これは相手からしたらやりにくいと思いますねー。
バンバン打ってきて、凡ミスしてくれたほうが楽ですから。(たぶん。)
でも、2NDセットは慣れてきたのか米村さんのショットが良くなったようです。
結局、ウィーネちゃんのようなタイプを崩すのは、自分もそれ以上のテクニシャンか、オーバーパワーするしかないんでしょうかね。
米村さんが良いショットをたくさん打った2NDセットは、かなり拮抗したようです。
タイブレイクに入ると、またウィーネちゃんが先行して、相手のミスを引出して逃げ切りました。


◆Napaporn TONGSALEE def. Chia-jung CHUANG 6-4 6-4
トンサリーは、確かフェドのアジア予選でダブルスだけ見たように記憶してます。
その時の二人のどちらか、ちょっと覚えてませんが、動きが良い方の選手だったかな?
彼女は、センターからの逆クロスのショットが良いですね。
これは、フォアもバックも両方です。
バックの逆クロスって難しいはずなのに、これでかなり相手の体勢を崩してました。
(ま、プロには簡単なのかもしれませんが(笑))
チャンも良いショットは打ってポイントするんですが、少しづつ少しづつ差がついてしまった感じでした。
彼女達、試合後は二人揃って話しながら帰ってました。
プロの試合ではあまり見ない光景ですが、アジア選手同士、仲が良いようですね。
さおちんだったかな?、確か彼女もインタビューでアジア選手は仲が良いと話してたように思います。
そういえば、愛ちゃんのHPにタミーが書き込みしてたことも有ったっけ。
人口比から見たら、まだまだアジアの選手って少ないと思うので、良い事じゃないでしょうか。


◆中村藍子 def. 宮城ナナ 0-6 6-1 6-2
久々にナナ姐さんにシングルス見ましたが、ダブルス同様、面を作るのが上手いんですよね。
相手に攻撃されても、それを切り返してポイントを重ね、1STセットはアッという間でした。
全然ゲームが取れないので、藍子ちゃんが切れそうになってミスを重ねたというのも有りますね。
藍子ちゃん、2NDセット以降は我慢してラリーを続けて、ウィナーを取られても冷静に対処できたのが勝因でしょう。
あのまま切れて、もっと打ち込もうとしてたら、たぶん完敗だったと思います。
やっぱり、シングルスはセミリタイヤ状態のナナ姐さんには負けるわけにはいかないでしょう。
それでも、2NDセット、ファイナルセット共に、一方的というわけじゃ無かったです。
かなり緊迫した展開でした。

◇久々のナナ姐さん。(シングルスでは。)
 そして、ちょっとスリムになった感の有る藍子ちゃん。
 左下は身体がどうなってる?ねじれすぎか? 右下は珍しいシングルハンドの写真です。


明日は、ダブルスを含めてほぼ全試合が面白そうな対戦です。
今日以上に忙しくなりそう。
岐阜でもやったプロ対一般人のタイブレイクマッチもやるみたいです。
これにプロ達がどう対応するのか。
これも選手によって違いそうなので、楽しみです。



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