TTCかしわオープン 2004
ITF Men's Futures Japan F6 $15K / TTC Kashiwa Open 2004

予選1日目 2004/8/28(土) vol.1  戻る トップへ


柏のフューチャーズの予選初日を見てきました。
毎トーのSFとどっちにしようかと思ってたんですよね。
でも、朝起きたら9時だったのと、雨もどうやら大丈夫そうなのでこっちにしました。
土曜日は道路が混んでるので、1時間じゃどう考えても着かないんです。
それに雨だったらセンターコートだけで進行するらしかったんですが、雨じゃないと4面同時進行だったし。
まー、有明がどういう進行だったか、はっきりは分からないんですが。
会場には11時ちょっと前に着きました。
(試合開始は10時。)
着いた時は当然ながら全試合始まってました。
本戦だったら観客もそれなりに居るんですが、予選だからなのか客がほとんど居ないですねー。
見てたのは、選手達と選手の関係者、大会関係者、スクール帰りの一般人って感じで、観戦目的で来てたのは何人いたんだろう?
5人ぐらいか?
何となく気が引ける感じは有りましたが、試合は面白いのが多かったです。
知らない選手がほとんどなので、日本人は全員、君付けで行きます。
それから、TTCのHPのドローは国際仕様でアルファベット表記になっています。
それをJOPランキング表と付きあわせて漢字表記してます。
もし間違ってたらごめんなさい。
国籍は、日本以外の場合は載せてます。
それでは試合に行きます。


◆比嘉明人 def. 岩谷大介 6-1 6-0

比嘉君は、確か2002年の横チャレで見たような気がします。
あの時は、相手の外国人のフォアハンドが強烈で苦労してた印象が有ります。
でも、フォアさえ打たせなければラリーは互角だったと思います。
今日は、相手の岩谷君が腕の調子が悪かったようで(後半テーピングしてました)、ほとんど一方的でした。
そのせいか、特にバックハンドでミスを量産していましたね。
それに加えて、比嘉君の左右両手打ちからのショットがどっちに来るか分からなかったんじゃないでしょうか?
サービスも好調で負ける感じは全くしませんでした。



◆安藤将之 def. 福垣剛ジェームス 7-5 6-0

福垣君は名前からすると帰国子女でしょうか。
プレイスタイルも日本人っぽくなく、スピン系な感じでした。
安藤君(さんのが良いのかな?)はダブルスは見たこと有りますが、シングルスはたぶん始めて見ました。
試合ですが、ストロークのラリー自体は、ほぼ互角なんです。
でも、小技の上手さで安藤さんの優勢勝ちって感じでしょうかね。
福垣君を左右に振ってからのネットプレイは見事でした。
2NDセットは見てませんが、そんなに大差が付いてたとは。
1STセットの段階では、6−0な感じはしませんでした。



◆和田太一 def. 柏祐輔 6-2 6-1

これはプレイスタイルが違ってて面白い試合でした。
和田君は、インカレのダブルス決勝の時はダブルスプレイヤーかなーと思ってました。
でも、どちらかというとシングルスプレイヤーでしょうかね。
フォアもバック(片手)も大きなスイングが印象に残りました。
スピン系(ループではない)のショットで相手を大きく左右に振ってポイントするパターンが多かったです。
対する柏君は、左右両手打ちで早いタイミングでボールを捕らえてライジング気味に打ちます。
俺が見た時は、この展開で結構ポイントを取ってました。
長いラリーも有りましたが、打点が違うのでポイント後の疲れ具合の差は歴然でした。
まー、これは仕方ないでしょう。
打点が遅い左右両手打ちってあまり居ないだろうし、シングルバックでライジングが得意な選手もあまり聞きませんから。
こんなにスコアに差が付いたのは、ミスの数の差でしょうか。
柏君のショットのわずかなアウトも多かった気がします。
JOPランキング見て分かりましたが、2人とも大学生なんですね。
柏君は京大です。
遠いなー。
まー、一般人の感覚ですよね、これってきっと(笑)



◆深海廣司 def. Ryuichiro FUJIMOTO 6-1 6-1

藤本君はJOPランキングの載ってませんでした。
たぶん、漢字表記すると「藤本」だと思うので、こう書いてます。
予選の前の8/21(土)から26(木)にワイルドカードプレイオフ(予予選、つまり予選の予選)が有ったようです。
その選手でしょうか?
違ってたらごめんなさい。
試合のほうは、深海君のフォアのスピンで勝敗が決まったと言ってもいいでしょう。
これが物凄い回転が掛かってるんです。
バックハンドもスピン系ですが、片手なのでスライスも打ちます。
これでますます藤本君のミスを誘った感じでした。



◆LEE Dae-Dong(KOR) def. SAKURAI Daigo 6-2 6-1

これも面白い試合でした。
リー君は国籍が韓国なのでドローをそのまま載せてますが、桜井君はJOPランキングに載ってませんでした。
あ、リー君って、インカレのドローで見た日大の李大東君でしょうか?
何か発音が似てる気がする。
まー、それは置いといて(笑)
桜井君は低くて大きく構えたフォアハンドが印象に残りました。
これで相手を振ってポイントするパターンですね。
リー君のほうは、回転量の少なくキレの有るショットが特徴です。
彼はシングルバックでスピンも打ちますが、スライスがホントに上手いです。
スライスのウィナーが何本か有りましたから。
長短打ち分けて、早いスライス、止まるスライスと見事でした。
これが段々と効いてきたんでしょうかね。
序盤はほとんど互角な感じでしたから。



◇vol.2へ続きます。


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