東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
本戦4日目 2003/1/31(金)
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今日も観に行ってきました。
やはり、コートがひとつだと集中できて良いですね。
◆Chanda RUBIN def. Elena DEMENTIEVA 36 61 63
さっそく第一試合のデメ対ルビンです。
試合開始から2NDセットの始めにかけて、チャンダのフォアハンドがやや振り遅れてるようでした。
というか、詰まらされて食い込まれる感じですかね。
その為のネットミスが多かったです。
これはデメちゃんのショットが鋭く、コースも良かったんでしょうね。
2NDセットに入ってもデメちゃん好調だったんですが、序盤のゲームで40−0からサーブを落としたのが痛かったです。
それ以降、チャンダは強打を控えてコントロール重視のショットに切り替えたらしく、振り遅れは無くなりました。
攻められた時は深くプレースメントして、甘くなったらハードヒットする感じでした。
サーブも緩急を付けてましたね。
チャンダは生では初めて見たんですが、かなり好きになりました。
カウンターパンチャー型の選手は好きなので、試合が面白かったです。
フォアハンドが若干、愛ちゃんと似てると思いましたが、気のせい?
◇チェンジエンド時にリップクリームを塗るチャンダです。
確か、セット間でデメちゃんがバスルームブレイクを取った時だったかな?
かなりあやふやな記憶ですけど(笑)
◆Monica SELES def. Lina KRASNOROUTSKAYA 64 64
リナ対モニカ、かなり競ってました。
が、やはりトッププレイヤーですね、モニカは。
無駄なミスがほとんどなく、攻撃された時は面を合わせたようなアンダースピンで深く返して、リナの返球がちょっとでも甘くなると途端に強打!
ハードヒッター+粘りも有るので、若手の選手には壁になるのでしょう。
若い選手はモニカに勝たないと、一段上に上がれないような気がします。
リナもバックのクロスが素晴らしく、このショットでかなりポイントを取ってました。
ダウンザラインがもうちょっと入れば、試合展開が変わってたでしょうね。
でも、モニカ相手につないでもしょうがないし、難しいところです。
◇この試合以降のシングルス3試合は、2階席(3階か?)で試合全体を見てたんで、写真を撮ってませんでした。
アリーナじゃ飲んだり食べたり出来ないし、長時間はやっぱり無理です。
この時にHP作るって知ってれば(?)たくさん撮ったんですけどね(笑)
◆Lisa RAYMOND def. Jelena DOKIC 64 62
試合の最初は、ドキッチの強打が炸裂していましたね。
リサはそれに慣れてくると、スライスが滑るようになってきました。
そんな感じで、少しづつドキッチのミスが増え始めました。
この展開は、昨日のマギー戦と同じですね。
スライスのストロークウィナーって滅多に見ないんですが、今日は逆をついたようになって決まったポイントが有りました。
最後は、お決まりのようにドキッチの集中が途切れた形で終了でしたね。
ドキッチのプレーにはワクワクするような感じが無いと思ってたんですが、この無抵抗で負ける試合を何試合も見せられてるんでそうなんだなーと改めて思いましたね。
(ドキッチファンのみなさん、ごめんなさい。)
◆Lindsay DAVENPORT def. Tamarine TANASUGARN 75 76(3)
早いコートが得意なタミーですが、やはりこのコートに合ってるらしく、競った試合でした。
タミーは上位選手とやる時は、今日のように凄く面白い試合なんですが、下位とやる時は締まらない試合が多い気がします。
粘り合いのような試合には弱いんでしょうか。
全豪のセリーナ戦もスコアは簡単でしたが、かなり面白い試合でした。
今日は、サービスゲームではワイドに振ってからのダウンザラインが良く決まって、攻撃された時のカウンターショットも良かったですね。
タミーは頑張りましたが、問題はリンジーですよ。
復帰後、競った試合を落としまくってますが、今日も危なかったと思います。
数センチのコントロールミスだと思いますが、アウトミスが多かったですね。
明日リサに勝っても、決勝やばいんじゃないでしょうか?
◆Tina KRIZAN/Katarina SREBOTNIK def. Jelena DOKIC/Nadia PETROVA 76(5) 76(5)
最終試合のドキッチ/ペトロワ対カタリナ/ティナKですが、これも非常に競った試合でしたね。
まず、ペトロワに驚きました。
彼女のダブルス見るのは始めてなんですが、動きがダブルスプレイヤーって感じでした。
ショットや動きのキレは、外見が似てるせいか、レネに似てると思いました。
もちろん、バックハンドが両手/片手と違いますけどね。
サーブもかなり早く、ここまでダブルスが上手いとは思わなかったです。
それから、カタリナ/ティナペアは何回も見てるんですが、ここまで上手いペアだったかな?と思いました。
特にティナのポーチが素晴らしく、リサ/レネ解消後は絶滅したと思ってた、正統派ダブルスという感じでした。
今日のサインGETは、チャンダ、リサ、カタリナ、ティナ、それから遠藤愛さんでした。
遠藤さんは、元スポーツ選手とは思えないほどスリムでしたね。
最後のダブルス後、両ペアにもらえないかなーとスタンバってたんですが、先に退場したドキッチ/ペトロワに「ィエレーーナ!、ナージャ!」(注:ヨーロッパ風発音(と勝手に思っている))で呼びかけたんですが、声は聞こえたらしく二人ともこっちを見ましたが、結局誰にもサインせずお帰りになりました・・・。
ドキッチとは、やはり相性が悪いんでしょうか?
これまで、何回も振られまくってます。
その後、カタリナは近くだったんですぐ貰えましたが、ティナが少し離れてたので「ティナ!」と呼ぶと、目で「分かった」と合図くれたので、おとなしく待ってると来てくれてサインもらえました。
そう言えば、サイン待ってる時に、雑誌か何かのカメラマンに写真撮られましたが、あれは何だったんだろう?
◇変わった時にかなり話題になった(?)新しいトロフィーです。
日本人には「何だ、これ?」って感じですが、外国人には良いかも。
エキゾチックな感じで・・・。
◇シングルス優勝トロフィーの、どアップ写真です。
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