AIG OPEN 2003
AIG Japan Open Tennis Championships

最終日 2003/10/5(日) Vol.1  戻る トップへ


AIG、最終日も行ってきました。
試合開始は11時予定だったので、駐車場の混雑を予想して10時ごろには会場に着くようにしたんですが、10時の段階で既に7、8割ぐらいは埋まってました。
11時以降に来た人はどうだったんでしょう?
以前、他の駐車場に案内された方が居たと聞きました。
チケットの方は、修造君によると指定席は全て完売だったらしいですね。
第1試合のカプロス対シャラポワの最初の方はかなり空席が有って、修造君も「なんで来ないの?」って言ってましたが(笑)
でも、この試合の終盤にはかなり埋まってました。
それでは試合の感想です。

◇試合前だったと思いますが、HNKの前振り(って言うのか?)の撮影をしていました。
 解説は福井さんだったようです。(ビデオ見返せば分かりますが。)

◇センターコートではシュトラーが練習していました。
 直前にセンターで練習出来るあたりは、第一シードの特権でしょうかね。


◆Maria Sharapova def. Aniko Kapros 26 62 76(5)
これは、手に汗握る内容で非常に面白い試合でした。
この試合だけで帰っても良いぐらい(笑)
1STセットは、相変わらずセットの序盤にミスの多いシャラポワに対して、ミス無く攻めたカプロスが2−0と先行する立ち上がりでした。
シャラポワも徐々に持ち直しますが、カプロスの例のゆるゆるセカンドサーブに手を焼き、ネット、アウトを繰り返してました。
そんな展開で、競いながらもカプロスがゲームを取って6−2でセットを先取しました。
2NDセットに入るとシャラポワの強打が決まり始めて、カプロスも必死に返球するんですが最後のボールをミスさせられる感じで、逆に6−2でシャワポワが取り返しました。
ファイナルセットは、お互いに絶対負けたくないという気持ちが感じられて、観客も引き込まれる凄い内容でした。
1、2セットは両者ともにゲームを簡単にブレイクされた感じでしたが、ファイナルの3ゲーム以降は終盤までキープが続き、サービスを落とせない展開でしたね。
でも、両方のサービスゲームでブレイクポイントが結構有って、特に5−4シャラポワでのカプロスのサービスゲームは15−40になり(たぶん)、デュースに追いついた後もマッチポイントが有って、あのゲームはスリリングでした。
タイブレイクに入ってからは5−2とカプロスがリードして、これは勝負有ったなと思ったんですが、そこから開き直ったようなシャラポワのショットが入り始めて大逆転でシャラポワが勝利しました。
カプロスは、試合後に修造君がインタビューしようとしても悔し泣きで応えられる状態じゃなかったようです。
(修造君が遠慮したんだと思いますが。)
内容的には、試合前に修造君が「シャラポワの弱点はフォアハンドに走らされた時の返球」と言ってた通り、フォアハンドの打ち合いが多く、特に試合の終盤の8割ほどはこの展開だったと思います。
最初は有ったバックハンドの打ち合いも、後半はあまり見なかったような気がしますね。
シャラポワは、あのカプロスのゆるゆる2NDサーブも、試合後半は強打しないでコースを狙い、甘くなったボールを決める作戦を取ってました。
カプロスの方は、これまでの試合で見られたように強打じゃないけど相手からは攻められない感じのボールでの返球が多く、これを左右に散らしてのポイントが多かったです。
でも、試合後半は、やはりミスを恐れてかフォアハンドに返球する事が多かったですね。
その為、実際には両者ともにダウンザラインに打つ事はあまり無かったんですが、お互いに「いつ来るか?」と思っているので、それで逆を突かれてウィナーになる事が多かったと思います。
お互い緊張してたと思いますが、特にシャラポワは緊張してたようで、1STセット終盤から2NDセットにかけて1STサーブが入らなくなり、1STサービスでもカプロスの2NDサーブっぽいサーブを打ってました。
ホント、こわごわ打ってる感じで、打球音もあまりしなく明らかに入れにいってるサーブでした。
いやー、今日観に行ってホントに良かったです。
俺の場合、完璧な試合よりはお互いのメンタルが分かるような試合が好きなんですが、今日の試合はまさしくそれでした。
シャラポワは、表彰式でもとっても嬉しそうでしたね。
彼女がどれぐらいの選手になるか、まだまだ未知数ですが、筋力や体力が付いてくればもっと上に行けるでしょう。
彼女の最初の優勝が見れたのはラッキーでした。

◇この試合はかなりの枚数の写真を撮ってます。
 ホントはもっと載せたいんですけどね。
 ま、出来る限りということで・・・。

◇そして、激闘の末に勝利を掴んだのはシャラポワでした!

◇ボールにサインをして、その後はHNKのインタビュー。
 通訳は昨日と同じく、高木たまかさんですね。

◇表彰式です。
 まずは優勝者の表彰。

◇次は準優勝の表彰です。
 観客の大きな拍手に、アニコも笑顔が戻りました。
 最後の写真は何を話してるんだろう?(笑)

◇ウィナーズスピーチです。
 初優勝にも関らず、四方に気を配るマーシャ。
 大物の予感を感じさせます。

◇最後は、優勝カップの確認も兼ねて(笑)、記念撮影です。


と、ここで終わっても良いんですが(笑)、その後の試合も良い試合だったので(特にダブルス)レポートします。


◇vol.2へ続きます。


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