岐阜 $50K / カンガルーカップ Kangaroo Cup 2003

本戦5日目 2003/5/3(土)  戻る トップへ


土曜日の岐阜のカンガルーカップに行ってきました。
関東以外に試合観に行くのは初めてです。
朝は4時起きして始発電車に乗り、大金掛けて(笑)新幹線で移動!
眠いこと、眠いこと!
Yさんの大変さが、良ーく分かりました(笑)
岐阜には朝の8時半過ぎに着いたんですが、店はどこも閉まってましたね。
(当たり前か。)
帰りも、7時過ぎだったんですが、土産ものでも買おうかと思ったら、ほとんど閉まってた(笑)
地方はこんなもんなんでしょうか?
あ、それから路面電車(名称違います?)も久々に見ました。
東京には無いですからね、これは。
会場の岐阜メモリアルセンターでは、テニス以外に色んなスポーツの高校生の大会みたいのをやってました。
(ユニフォームを見ると野球とか、あと陸上かな?、詳細不明です。)
さて、試合の感想です。


◆小畑沙織 def. 藤原里華 67(5) 75 63
今日は、里華ちゃんのテニスの完成度がかなり良かったです。
前に見た時は、攻め急いだり、突然ミスが重なったりというのが有りましたが、今日はそれは無かったと思います。
さおちんは、第2セット中盤ぐらいまでショットのタイミングが悪く、前につんのめる感じになったりしてのアウトが多かったですね。
「何やってんの!」(だったかな?)と独り言言ったり、ラケットを叩きつけるのを我慢してるようなしぐさを頻繁にしてました。
それでも、何とかテニスをまとめられるのは彼女の良い所ですね。
その為か、オムニのせいも有るとは思いますが、全体的にスコアが拮抗していて1STセットはタイブレイクにもつれました。
ここは、さおちんが5−1とリードしてのサイドチェンジ後、里華ちゃんが6ポイント連取!の大逆転でセットを取りました。
たぶんですが、若干、風が吹いていて、その影響じゃないですかね。
審判台の左側サイドの時に、食い込まれたりしてのミスが二人とも多かったです。
2NDセットも、最初はさおちんが2−0とリードしましたが、里華ちゃんが逆転して5−3とリード。
このセットの序盤は、さおちんのほとんどのサービスゲームで里華ちゃんにブレイクポイントが有り、もっと一方的になってもおかしくない展開でした。
そこを踏みとどまったのが、今日のさおちんの勝因でしょう。
4−5から3ゲーム連取して、セットを取り返しました。
ファイナルセットも里華ちゃんがリードしてましたが、同じような展開での逆転勝ちでした。
里華ちゃんは雑誌のインタビューでフォアハンドのグリップを厚くしたと言ってましたが、その影響か、食い込まれた時に打点が後ろになってのネットミスがかなり有りましたね。
(風の影響も有るかも。)
その為、さおちんは里華ちゃんのフォアハンドを攻めようとしてた感じでした。
対する里華ちゃんの今日の戦略としては、さおちんのフォアハンド側に深く配給して釘付けにして、バックのダウンザラインでポイントを取るといった感じに思いました。
なので、コート半面でのフォアハンドのラリーが時々続くことが有って、練習みたいで面白かったですね(笑)

◇この日は物凄く日差しが強かったので、ブレブレ写真は無かったですね。
 表紙に使った里華ちゃんの写真ですが、正面からのアングルで打ったボールを見てる写真って他に撮ってないんです。
 しのりんの超高い打点のフォアハンドの写真と、どっちを使うか迷いましたが、珍しさの点で里華ちゃんにしました。


◆浅越しのぶ def. 森上亜希子 75 31ret.
今日は、この試合を観に行ったと言っても過言じゃないんで、すごく期待してました。
二人とも、オムニでやってるというのを全く感じさせないショットを連発していましたね。
しのりんはサーブとフォアハンドが好調で、アッコも前に見た時よりも全体的にスピードアップしてるように感じました。
何より、アッコは打球音が他の選手より大きいように思いました。
それだけ、厚い当たりになってるんでしょうか。
試合は一進一退の展開でしたが、第一セット終盤にアッコがインジュリータイムを取ってから動きが悪くなり、内容が一変してしまいました。
アッコは、リタイヤした最後のゲーム(その前かも)で逆をつかれた時に、足がガクッとなった感じで、ゲームを取られた後に棄権しました。
でも、前半の打ち合いは凄かったです。
コートは、砂が多めで滑りそうなオムニでしたが、やっぱり一般人と違ってきちんとしたテニスができるんだなーと思いました(笑)

◇里華ちゃんの写真と争そったのは、一番下のしのりんの写真です。
 これって、もうちょっと上だったらスマッシュの高さだと思います。
 これを普通に打つのって凄く難しそう。
 彼女はバックハンドでもこれぐらいの高さから強打できますよね。
 凄い技術だと思います。


◆藤原里華/小畑沙織 def. Ting Li/Tian-Tian Sun 61 63
この試合は、前の試合が早く終ったため、終了後30分(ぐらい)後に開始するというアナウンスが有ったため、アザーコートの練習を見てたので、最後の数ゲームしか見てません。
フェドでも見た中国ペアは、オムニコートの為打っても打っても返って来るので、もっと強打しようとしてのミスが多かったです。
ポーチも自分達のボールが早いせいか、ほとんど出来ず、逆に里華ちゃんやさおちんには少しでも甘くなると、速攻ポーチされてました。
16、16で終りそうな展開を、日本ペアのミスでちょっと挽回しましたが、勝てる感じは無くそのまま試合終了でした。

◇まずはソロ(?)写真です。
 この試合は、あまり写真撮ってません。
 ほとんど1人1枚って感じ。
 それにしては、まあまあの出来かな?
 里華ちゃん以外は静止写真ですが(笑)

◇そして、ペア(?)写真です。
 里華ちゃんとさおちんの表情が良いですね。
 プレイ以外の写真を、こんなに連続して載せるのは初めてかも(笑)
 それに対して中国ペアは浮かない表情です。
 試合の状況を物語ってるようです。
 (たまたまって気もするが・・・。)


◆浅越しのぶ/宮城ナナ def. Bryanne Stewart/Vanessa Webb 36 63 64
これは面白い試合でした。
Stewart/Webbは二人ともバックハンドがシングルハンドの両手打ち度(勝手に命名):0の今時珍しいペアで、どこにボレーすれば相手が嫌なのかが分かってる感じでした。
対する両手打ち度:3のナナ/しのは、最初は調子が出ないようでしたが、後半はナナちゃんのミラクルボレー(両手打ちのドライブハイボレーですが(笑))が決まりまくり、競い勝ちました。
この両手ボレーが見てるほうもどこに打つか分からない感じで、相手は見送るしかないようでしたね。
でも、展開的には負けてもおかしくなかったです。
両手打ち度:4(つまり、左右両手打ちどうしが組んだダブルス)っているんでしょうか?
ちょっと記憶にないなー。
それから、2NDセットの途中で、サイドチェンジの休憩後にナナがサーブしようとしてもボールボーイがくれないって事が有ったんですが、ホントは相手のサーブなのに、しのりんが勘違いして前衛に行ってしまい、それにつられてナナちゃんもサーブしようとしたようでした。
しのりんは、主審に言われて、「あれ、私、さっきサーブしたんだっけ?」って感じで大受け(笑)
たぶん、Webbがインジュリータイムを長々と取った為に分からなくなった気がしますが、プロの試合であんなシーンは始めてみました。
でも、これで良い脱力具合になったようで(笑)、ショットも良くなったと思います。
前の試合でもそうでしたが、日本人選手だと話してることが分かるので、より楽しいですね。
前述したWebbのインジュリータイム中も、大会レフェリー(だと思う)の人の顔が日焼けすぎみたいな話をしていて、その人が日焼け止め塗ったことないと言うと、それに対してまた盛り上がってたようです。
あの調子だったら、インジュリータイムが10分以上かかっても、全然、苦じゃなかったかも(笑)
その後、すっぽ抜けサーブを打った時も「あれ?」、相手にスマッシュ当てられた時は「ワッ!」(ギャ!だったかも)。
以上、全てしのりんの反応です(笑)

◇ナナしのって、最近(書いてるのは2004年5月)は組みませんね。
 スチュワートも最近はストサーと組んでます。
 女子の場合って、年毎に違う場合が結構多い感じがします。
 (ナナしのは結構長かったけど。)


これで、決勝は、全員日本人ですね。
今日は見にいけませんが、初の関東以外の遠征は楽しかったです。


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