AIG OPEN 2002
AIG Japan Open Tennis Championships

本戦6日目 2002/10/5(土)  戻る トップへ


◇この日は写真を撮ってません。
 重ーいカメラを持って歩くのは結構キツイので、ひととおり撮った後はもうイイヤって感じでした。
 レポートもあまり書いてないのですが、断片的には覚えてるので思い出しながら書こうと思います。


◆Jill CRAYBAS def. Tamarine TANASUGARN 64 46 64

◇ランキングから考えてもタミーの初優勝のチャンスでは?って思ってました。
 (この時点ではまだ優勝してなかった。)
 ジルがハードヒッターだったらタミーもやりやすかったんでしょうけどねー。
 強打ではなくコースを突いてくるタイプなので、何となくやりにくそうな感じは受けました。
 この日はスタジアムの上の席で見てましたが、タイ応援団らしき人達が近くに座ってました。
 この人達が、盛んに「タミー、ソーソー!」って叫んでました。
 この時は何て言ってるんだろう?って思ってましたが、翌年の修造君の説明によるとソーソーは頑張れとかの意味らしいですね。
 特に劣勢になった試合終盤は声が飛んでましたが、最後はジルが振りきった感じだったと思います。


◆Kenneth Carlsen def. Paradorn Srichaphan 76(4) 76(5)

◇タイの応援団にとっては、自国のエースが続けて惜しい試合を落とすという落胆する日だったでしょうね。
 試合全体としては、カールセンの作戦勝ちって感じでしょうか。
 パラドンの強打に対して無理に打ち合わないで、スライスでうまく合わせてたように思います。
 そうこうしてるうちにパラドンのミスが多くなるって感じでしょうか。
 でも、今回はNO.1のヒューイットに勝ったので収穫は大きかったのでは?
 打ち負けたわけではないので、もしかしたらそんなに落胆はしてなかったのかもしれませんね。
 (いや、負けたんだからそんなことは無いか。)


◆Jeff Coetzee/Chris Haggard def. Wayne Black/Kevin Ullyett 64 76(8)
ウェイン/ウリエット組は、中盤までコッツィー/ハガードに押されてました。
が、敗戦濃厚なセカンドセット3−5からの相手のサービスを際どい所でブレイクしました。
タイブレイクも先にマッチポイントを握られたんですが(26か36ぐらいだった)、そこを凌いで8オールまで持っていきました。
(マッチポイントも合計6回ぐらい有った)
最後は振り切られましたが、さすがと思わせましたね。
この日は、リーチ/マクファーソンも負け、ダブルス職人対決は無くなってしまいました。

◇この試合はレポート書いてました。
 コッツィー/ハガードは全くのノーマークだったんですが、トップシードに勝っての決勝進出です。
 SFの時点では、決勝カードはスペシャリスト対決を望んでたんですけどね。


◆宮城ナナ/浅越しのぶ def. Svetlana KUZNETSOVA/Arantxa SANCHEZ-VICARIO 64 46 64
これは最初から最後まで見ました。
しのりんのポーチが素晴らしく、1STセットは先取しました。
でも、2NDセットは相手も集中力を上げてきてセットオールに。
特にアランチャはさすがと言うか、対戦したら嫌だと思わせるプレーをしてました。
(トップスピンロブ&ドロップボレーとか。)
ファイナルセットも緊迫してましたが、先にブレイクしたナナしのペアが守りきって優勝しました。
このペア、本格的に組めば、かなり行きそうです。
相手が一歩も動けない場面も、多々有ったし。
試合後のウィナーズスピーチで、ナナちゃんがスピーチ中(日本語と英語が半々ぐらい)に泣き出したので、嬉し泣きかと思ったら、通訳が、昨日恩師のコーチが亡くなったと言って驚きました。
この勝利をジョン(だったと思う)に捧げますと言ってました。
アランチャ・スヴェタも驚いたらしく、通訳の人に確認してましたね。

◇亡くなったジョンというのは、アッコも教えてもらってたコーチのようですね。
 彼女はアジア大会の時に知ったと何か(テニス雑誌かな?)で読んだ覚えが有ります。
 寺地君もだったかな?
 ちょっとうる覚えですが。
 試合自体は、かなりスリリングで面白かったです。
 日本ペアが出てるので、観客もかなり盛り上がってました。
 試合内容じゃないのですが、この時は半袖短パンで観戦してました。
 夕方になって暗くなってきて、かなり寒かったのを覚えてます(笑)
 暑いと言っても、もう10月ですからね。


戻る
トップへ