東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
最終日 1991/2/3(日)
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最終日です。
写真を見たら、場外に掲示されてるドローを撮ってました。
シングルスだけですが予選も有るし、タイブレイクのスコアも分かりました。
ダブルス予選は無かったのかな?
ガビー対シュテフィのファイナルセットのタイブレイクのスコアは、何と8−6でした。
これでは1ポイントの差は大きかったですよね。
あのジャッジが無ければって俺でも思いますもんね。
マルチナ対ローラママの2NDセットは7−5。
レイチェル/ナターシャ対コリンズ/ピナッツルーイの2NDセットも7−5。
メアリージョー/ロビン対伊達ック/マヤちゃんの1STセットは8−6でした。
ダブルスのシードは、アランチャ/モニカが3シード、レイチェル/ナターシャは4シードですね。
(モニカはダブルスだけはプレイしたようですね。)
前日までのレポート直せばいいんですが、ま、気が向いたらやります(笑)
(注:後に修正しました。)
それから、これは掲示を見た時も思ったんですが、沢松さんのつづりが「SAWAMATSUZ」になってるんです。
最後に「Z」が付いてて、これって南米系の選手っぽい感じです。
いつの間に改名したのか?って思いましたよ(笑)
予選ドローを見ると、懐かしい名前やエッってのも有りますね。
今と違って日本人選手ばっかりな印象も有ります。
レネも出てます。
この頃はシングルスもやってたんですね。
当時がデジカメだったら、かなりの枚数撮ってたはずだと思います。
そこに懐かしい選手もいっぱい入ってたはずなのに・・・。
何とも惜しい。
試合もいっぱい見てるはずなのに、写真が無いと今ひとつ思い出せないですねー。
さて、この辺にして試合に行きたいと思います。
◇それから、試合前にメアリージョーが練習をしてたようです。
1枚だけ写真を撮ってました。
よく見るとWTAのTシャツ着てます。
当時は、こういうの有ったんですね。
今はどうなんでしょうね?
女子テニスの宣伝の標語みたいのは有るようですが。
(詳しくは覚えてないのですが・・・。)
◆Gabriela Sabatini (ARG) [5] def. Martina Navratilova (USA) [3] 2-6 6-2 6-4
アリーナ席じゃなかった為か、思ったほど写真を撮ってないです。
載せたのもので、ほぼ全てですね。
1STセット取った時点では、マルチナが勝つと思ったんですけどねー。
スコアほど圧倒した印象は無かったですが、サーブ&ボレーがよく決まってたと思うし。
ガビーは、相手がマルチナだからなのか、それほどサーブ&ボレーをしてた印象は無いですね。
パッシングで抜くシーンはかなり覚えてるんですが、逆はあまり印象に無いです。
マルチナのパスがあまり抜けなかったのも有りそうですけどね。
このガビーのパスですが、早いボールと沈めるボールの使い分けが良く、マルチナに的を絞らせなかったんだと思います。
でも、要所ではガビーもネットに行ってました。
ネットで勝負するのではなく、その前のアプローチで勝負が決まってるようなのも多かった感じがしますね。
2NDセット以降は、2人ともネットに出るチャンスをうかがう感じでのスライスのラリーが印象に残ってます。
出ようと思えば出られるけど、決められる可能性が高いからもうちょっとチャンスを待とうって感じでしょうか。
試合を決めたのは、やっぱりパッシングの決定力の差でしょうかね。
ガビーのパスが決まったシーンは、かなり鮮明に覚えてますから。
翌年の決勝も同一カードですが、これと覚えてる内容がかぶってる可能性は高そうな感じはしてます(笑)
考えてみたら、この年はランキングの1位〜5位が全員来た年でした。
こんな年って他に有りました?
ちょっと記憶に有りませんね。
ガビーとシュテフィがQFで当たったのだって、ガビーが第5シードだからだし。
当時はアヴェレージ制ですが、GS勝者が5位って、たぶんポイントが凄く接近してたんでしょうね。
逆にGSチャンプじゃないのに4位のメアリージョーは安定した成績だったってことでしょう。
◇試合終了です。
ガビーは前日に続いてインタビューを受けてました。
◇表彰式です。
当時のトロフィーは普通な感じでした。
今は漆塗りっぽいプレートですもんね。
貰うほうからしたら、どっちが嬉しいんだろうか?
物珍しさで言ったら、今のが断然上ですよねー。
まあ、勝ったことが重要で、それ以外は付加価値って気もしますけどね。
◇そして退場です。
この写真が一番間近で撮ってますね(笑)
◇これは井上悦ちゃんの表彰でしょう。
このシーンは覚えてますよ
確か、長年の功労を称えてという感じだったはずです。
と言うことは、彼女はこの年(または前年)に引退したんでしょうかね。
彼女がいなければ、その後の日本女子がここまで躍進したかどうか分かりません。
そういう先駆者的な存在でした。
そして、何とプレゼンターがビリージーンですね!
この頃まではスリムだったんですが、その後は・・・。
アメリカフェドチームの監督の時だったかと思いますが、見てびっくりしてしまいました。
ま、それはさておき、悦ちゃん、お疲れ様でした!
◆Elizabeth Smylie/Kathy Jordan (AUS/USA) [1] def. Mary Joe Fernandez/Robin White (USA/USA) [2] 4-6 6-0 6-3
これも試合の写真は少ないです。
アリーナじゃないとどうしても遠くなるし、仕方ないですね。
決勝はトップシード同士の対戦となりました。
勝ったリズ&キャシーですが、彼女達ってビッグショットは無いんですが強かったです。
男子で言うとウッディーズ(ウッドブリッジ&ウッドフォード)のような感じでしょうか。
全てのショットが平均以上でクォリティが高く、メンタルも2人合わせると安定してます。
彼女達はGSは取ってたかなー?
テレビで見たような記憶は有るので、決勝は出てたかもしれません。
当時の他ペアの強豪は、マルチナ/パム、ヘレナ/ヤナ、ラリサ/ナターシャ、シュテフィ/ガビーなどでしょうかね。
メージ的にはリズ&キャシーが勝てる感じはしませんよね。
それでも勝っちゃうみたいなところがこの2人には有ったと思います。
これはこの時じゃないかもしれないですが、選手紹介のアナウンスで、
「ジョーダン選手は自分の名前が日本語でどういう意味かを知ってます。」と言ってました。
これには、会場から笑いが漏れてました(笑)
そのキャシーですが、これより前の彼女はシングルスでもTOP10選手だったようですね。
この当時はシングルスは出てたのかな?
彼女がシングルスやってるのは見たことないし、ドローでも見た記憶が無いですね。
今で言うとレネみたいな感じで、ダブルスONLYのトッププレイヤーという印象でした。
リズのほうはシングルスもやってたと思いますね。
彼女も序々にダブルスにシフトしてったと思いますが。
そう考えると、単複で活躍出来る選手って得な感じがします。
だって、選手人生を2回出来るようなもんじゃないですか?
自分がプレイヤーだったら、絶対こっちのが良いと思う。
試合の方はフルセットで彼女達の勝利でした。
2NDセットが6−0になってるけど、各ゲームはそんなに差はなかったと思いますね。
でも、ゲームは取る感じで、彼女達の持ち味が出た試合だったと思います。
◇表彰式です。
と言うか、1枚目は表彰式を待ってるところですね。
表彰式自体の写真は、右の1枚しか撮ってなかったです。
◇そして優勝カップを持っての退場です。
この時って最高の気分でしょうねー。
いや、控え室に帰ってから実感が湧いてくるんでしょうか。
まあ、でも、GSでもない限り、いちいち優勝の味に浸るって感じではなく、さー次の試合!って感じかもしれないですね。
何しろ1年中、世界を回ってるわけですから。
◇これは会場に有ったランキングボードです。
左が今で言うポルシェランキング(年末チャンピオンシップス用)、右が通常のランキングです。
左側を見ると、雉子牟田姉さんが14位ですね!
彼女は何となく大物食いな印象が有ります。
調子が良い時と悪い時の波が激しかったのかな?
これで91年の東レは終了です。
試合内容よりも思い出話が圧倒的に多いですが(笑)、こういうのっていくらでも書けそうな気がしてます。
試合内容も結構覚えてるもんですね。
逆に2001年のAIGのレポートはかなりしんどかったですねー(笑)
試合もあんまり覚えてないし、書くネタも少ない・・・。
ま、それは置いといて、非常に充実した1週間でした。
(全部は見に行ってないけど。)
写真を見ながら思い出してく作業はシンドイ面も有りますが、楽しかったですね!
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