ニチレイ・レディス
Nichirei Ladies

本戦2日目 1991/9/17(火)  戻る トップへ


前日の雨(?)と違って、この日は良い天気だったようです。
写真も断然綺麗に仕上がってます。
それでは試合に行きます!


◆平木理化 (JPN) def. 宮内美澄 (JPN) [Q] 4-6 6-4 6-0

雨降ってないと言っても、晴れてはいないようですね。
それでも室内とは段違いに撮りやすいです。
スコアを見ると、最初は好調だった宮内美澄ちゃんですが、最後は息切れ状態だったんでしょうか。
彼女は予選を勝ちあがっての本戦ですね。
予選勝つのってホントに大変だなーって思いますねー。
このレベルの大会だったら尚更ですよ。
彼女ってどういうプレイスタイルだったのかな?
長身からのサービスは良かったと思います。
ネットも出来たんでしょうかね?
こうやって少しづつ記憶が無くなってくんでしょうねー・・・。
いや、思い出せないだけなのか?
対する平木さんの方は、1回見たら忘れないスタイルですね。
彼女は左右両手打ちの強打が目を引きますが、フットワークも良いし、ダブルス上手いんで分かりますが小技も上手いです。
歯切れ良いというか小気味良いというか、見ていて気持ち良いですよね。
ちょっと前まではダブルス出てましたが、今はやらないんでしょうか?
また見てみたいですけどね。
彼女は何となくですが、スポーツ選手っぽくないイメージが有ります。
文系のにおいがするというか、これは仲の良いエイミーも同じようなイメージかもしれない(笑)
理化ちゃんとは書きにくいというか、彼女は「平木さん」ってイメージですね。
考えてみれば、彼女は数少ない日本人のGS覇者の一人です。
もしかしたら、沢松さんのおば様の和子さん、愛ちゃん、平木さんの3人だけでしょうか?
戦前とか昔はいらっしゃったかもしれませんが、ここ十数年では彼女達だけかなー。
どこかにビデオが有るんで、また見てみたい試合です。
ところで試合はどういう展開だったんでしょうねー。
すいません、ちょっと思い出せません・・・(笑)


◆Andrea Strnadova (CZE) def. 飯田栄 (JPN) 6-7(0) 6-3 6-4

これは1番コードですね。
ストルナドバは今でいうOVA族ですねー。
(WOWOWの岩佐さんが言ってた。)
当時は今ほどではなかったですが、この名前は結構いました。
東欧系に多い名前ですよね、この名前って。
昔は、男女で語尾が違うとかまでは知りませんでした。
プレイスタイルですが、ストロークの強打が持ち味の選手だったんじゃないかな?
対する飯田栄さんは、今でも時々試合会場でお見かけします。
(もちろん知り合いじゃないです。(笑))
今は選手育成に力を入れてるんでしょうか。
この時の試合は、スコアを見ると惜しい試合でした。
2枚目の写真は、たぶんローボレーだと思いますが、しっかり面が出来てて綺麗なフォームですね。
最近の女子でこういう打ち方が出来る選手って、あまりいないような気がしますねー。


◆沢松奈生子 (JPN) def. 遠藤愛 (JPN) 6-3 6-1

これは懐かしいですねー。
今では2人とも解説者として見る事が多いので、そっちのイメージが強い方も多いんじゃないでしょうか。
彼女達の試合は当時からテレビでも結構見てました。
でも、俺もやっぱり同じで「えー、こんな感じだったんだー。」って思いましたね。
俺のイメージでは、沢松さんは若くしてTOPに立った選手、遠藤さんは序々に力を付けてった選手って感じです。
沢松さんは、確か15歳で全日本を取ったんですよね?
世界ランクも順調に上昇して、日本女子のNo.1だった時期も長かったと思います。
波の少ない選手で、大崩れしないという印象も有りますね。
彼女の発言(解説?)で印象深いのは、ランキングの目標設定の話です。
ランクが50位の選手は翌年は40位を目標に設定します。
同じように40位は30位、30位は20位と設定して、やっと現状維持できるという話でした。
50位の選手が50位を維持しようと考えると、もう転落するしかないと。
つまり、常に前年よりも強くなってないと落ちてく一方になってしまうという事なんでしょうね。
彼女はツアーで本戦ダイレクトインするようになってから、引退するまで予選に出たことが無いって聞いたことが有ります。
(テニス雑誌で見たのかな?)
常に上昇志向で、怪我も少なかったから出来たことでしょうね。
彼女の解説は、こういう彼女の体験に基づく話が多く、俺は好きですね。
あれ、この話って神尾米ちゃんが話したことじゃないですよね?
ちょっと自信ないですが、たぶん沢松さんだったと思います(笑)
まあ、これが沢松さんじゃなくても、この手の話は彼女の得意とするところですからね。
試合の客観的な解説は見てれば分かることも有りますが、こういう話は選手だった人しか話せないことですよね。
彼女の解説は、こぼれ話的なのも多くて俺は好きです。
遠藤さんは前にも書いたように、少しづつ少しづつ実力を付けていって、いつの間にか上位にいたって感じがします。
当時は日本女子が100位内にかなりの人数がいたと思います。
なので、100位ぐらいだとあまり印象に残ってないっていうのも有りますけどね。
彼女は、このずーっと後ですが、全豪(?)で風の強い中でヒンギスとやった試合が印象に残ってます。
風の強い試合は何試合かテレビで見てますが、これは今まで最強(?)の風ですねー。
何しろボールがバウンドしても、次にどこに弾んでくるのか分からないんですから。
一般人じゃ空振りですよ、きっと。
今日は風強いから止めようって言えないから仕方ないですけど。
それからリンジーに勝った試合ですね。
これは全豪か全米だったかな?
彼女はスライスも上手く使ってた選手だったようです。
当時、同じぐらいのランクに長塚京子ちゃんが居ました。
彼女は遠藤さんには1回も勝てなかったみたいですね。
バックのスライスで強打を上手くいなされて、彼女の展開にさせてもらえなかったと聞いたことが有ります。
という誰かの話(すいません、忘れました。)がテニス雑誌(テレビかも)に載ってました。
長塚さんのコーチだった方の話だったかな?
解説者としては、彼女の話はとても聞きやすくて好きですね。
WOWOWは開局当時から見てますが、どう話したら良いかとかかなり勉強してるんじゃないかなーって思います。
彼女は試合の状況というか、なぜそうなったのかの解説が上手いと思います。
あー、なるほどねって納得されられることが多いです。
それから、WOWOWでトップ選手の打ち方の解説をするコーナーが有って、とても興味深く見ました。
彼女が解説しながら自分でその打ち方でボールを打つんですが、色んな選手に対応するのはかなり大変だったでしょうね。
次の日は筋肉痛じゃないかって言ってました(笑)
キムのフォアハンドや、ロディックのサービスを実践してましたが、トップ選手ならではの打ち方を分かりやすく解説してました。
ここまで書いてきて、試合の事を全く書いてないことに気付きました(笑)
スコア的には結構一方的になってますよね。
この当時は、まだTOP30の選手と100位以下の対決って感じだったんでしょうかね。
どういう試合だったのかあまりよく覚えてませんが、また見てみたいカードですよね。
WOWOWやGAORAでイベント的にやってほしいなー。


◆Debbie Graham (USA) def. Pam Shriver (USA) [6] 7-5 6-4

パムって何年ぐらいまでプレイしてたんでしょうかねー。
ナターシャと組んで全米(全豪?)取ったのはいつ頃だったか?
この当時はシードも付いてるので、まだまだトップ選手だった頃でしょうね。
彼女は長身からのサーブ&ボレーのイメージが強いですが、特徴的なのは何と言ってもフォアハンドでしょう。
こういう打ち方は、他のトップ選手ではコナーズぐらいしか思い浮かびません。
つまりスライス気味のフォアハンドなんでしょうね。
今じゃこういうフォア打ってる人って、ほとんど見ないですけどね。
プロじゃ全くいないでしょう。
彼女のシングルスの試合で印象に残ってるは、確か年末のチャンピオンシップスですね。
クリス、シュテフィという超難敵を倒して決勝進出したんじゃなかったけ?
日本でテレビ放送はされなかったと思いますが、テニス雑誌でドローを見たのはよく覚えてます。
決勝の相手は誰だったんだろう?
クリス、シュテフィ、とくれば、あとはマルチナかガビーでしょうか?
確か優勝は出来なかったんだったと思います。
それから、この年だったか分かりませんが、有明での出来事ですね。
パムは、有明の入退場口の上の3角コーナーみたいなところの関係者席に数人で座ってました。
誰の試合だったかは覚えてませんが、デュースを何10回と繰返してたんですよ。
で、ゲームが決まった時に、その数人と一緒にバンザーイってやってました。(笑)
これは何故かよく覚えてます(笑)
相手のデビー・グラハムは当時、新進気鋭の選手だったように思います。
彼女はストロークの強打の印象が有りますね。
スコアが競ってますが、内容的にも競ってたと思います。
でも、どちらかというとパムは自分のやりたいことがあんまり出来なかったって印象ですね。
ネットでのミスやアプローチのミスが多かったような記憶が有ります。
そう言えば、パムは引退してからWTAの会長みたいなことしてました。
いや、現役当時からだったのかな?
WTAじゃなくて選手会のようなものだったかもしれません。
今はどうしてるんでしょう。
弁の立つ人だったと思うので、政治家とかやってても全然不思議じゃ有りません(笑)


◆Laura Gildemeister (PER) [5] def. Yayuk Basuki (INA) 7-5 7-5

これは面白そうな対戦ですね。
でも内容はあまり覚えてません・・・。
バスキは、当時のアジアのトップ選手だったと思います。
いや、この頃はまだランキング低かったかな?
プレイスタイルは、ネットプレイも含めたオールランドだったと思いますね。
彼女は宮城ナナちゃんとダブルス組んでたことも有りました。
この日は、2人一緒にいるところをサイン貰いました。
ナナちゃんとは一言二言話したような覚えも有りますが、緊張してたので何話したかさっぱり覚えてません(笑)
それから、最近、またダブルスに出始めてますよね。
確か、1勝するのは早かったんじゃないかなー。
試合の方は、ともにロングセットになりましたがローラママがストレートで勝利です。
バスキがネットに出て、ローラママがパスする展開だったんでしょうね、きっと。
写真見ると1番コートですね。
最後の方は薄暗くなってるので、かなり長い試合だったんでしょう。


◆Marianne Werdel Witmeyer (USA) [7] def. 宮城ナナ (JPN) [Q] 6-4 6-3

そして、この日の最後の試合です。
撮った写真という意味ですけど。
どういうわけか、ダブルスの写真が全然無いんですよね。
当時はダブルスあまり見なかったのかも。
選手もトップ選手か日本人選手しか知らなかったし。
ワーデルは、当時は後ろの「ウィットマイヤー(で良いのかな?)」は付いてませんでした。
結婚して増えたんでしょうかね。
ナナちゃんは予選からの本戦入りだったようです。
この時は、あまり自分の展開が出来なかったんじゃなかったけなー。
先に攻撃されて、それを凌ぐような展開だったと思いますね。
まあ、細かいところまでは覚えてないのですが。
シード選手のワーデルが2回戦に進みました。


◇これはダブルスでしょうかね?
 シングルスの続きかとも思いましたが、立ち位置がダブルスだし。
 それに、5セットマッチじゃないから、ここまで暗くなるまで終らないってことないでしょう。
 ダブルスドローが無いので、どういう対戦だったか分かりません・・・。

 後で調べてみると、彼女はカニンガムと組んで決勝まで進出してます。
 この日は初戦でしょうか?
 1回戦は長野宏美さんと横堀美紀さんのペアに6−0、7−5で勝ってます。
 長野さんは今では新聞記者ですよね。
 テニス雑誌にも自分のコーナーを持ってます。
 横堀さんはトレーナーとして愛ちゃんのツアーに同行したり、大会の専属トレーナーになったりしてますね。
 残念ながら写真は撮ってませんでした。


◇会場に有ったランキングボードです。
 左が年末チャンピオンシップス用、右が通常のランキングです。
 当時は、チャンピオンシップス用と通常のランキングで獲得できるポイントが違ったと思います。
 ボードでも1回戦敗退で18ポイントになってますから。
 まあ、そもそも通常のランキングはアヴェレージ制だったってのも有りますけどね。


この日のサインGETは、カテリーナ・マレーバ、ナナちゃん、バスキ、ローラの4人でした。
チャンスは一杯有ったはずなのに、何でこれしか貰ってないんだろう?
貰えたら貰うって感じだったんでしょうね、きっと。
写真見ると、センターコートは途中で屋根が閉まったんでしょうか?
パム対デビーの試合から急に暗くなってます。
それより後に撮ってるローラ対バスキは外の1番コートでやってるのに何でだろう?
雨降ったけど、その後止んだとか?
全く覚えてませんねー(笑)
この後はQFの金曜日を見に行ったようです。
こちらも楽しみです!


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