東レ パン・パシフィック・オープン
Toray Pan Pacific Open Tennis
最終日 1990/2/4(日)
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◆Steffi Graf (GER)[1] def. Arantxa Sanchez-Vicario (ESP)[2] 6-1 6-2
これはスコア以上に一方的だったような記憶が有りますね。
アランチャが何をしても、シュテフィの一発のショットで吹っ飛んじゃうような感じでした。
前年(89年)のフレンチでアランチャの劇的な勝利を見てるので、結構楽しみにしてたんですけどね。
サーフェスの違いがこんなに大きいものなのか、と当時は思ったような気がします。
当時はテニスしてなかったので、よくは分かりませんでしたけど。
その前年のフレンチですが、まさかアランチャが勝てるとは思ってませんでした。
シュテフィの対抗と見られてたガビーは、4回戦で分が悪かったメアリージョーに負けました。
だったらメアリージョーかなーと思ってたら、彼女もSFでアランチャに負けました。
その時はアランチャの事は良く知らなかったので、1STセット取った時は驚きました。
当時はネットも無い時代で、テレビ中継が唯一の情報源だったため、生だろうと録画だろうと関係なかったですね。
よく覚えてるのは、シュテフィのドロップショットをアランチャがやっと取った場面です。
アランチャは、これでもかってぐらいにバックスピンを掛けてました。
ボールがかなり変化して、シュテフィは追い付いてたのにネットに掛けました。
解説の川廷さんが、何とかして勝とうという意思がみなぎってるというような事を言ってたのも覚えてますね。
そう、この試合の解説は今では信じられませんが、あの川廷さん、実況はテレ東の藤吉さんでした。
2NDセットは、シュテフィ何とか取り返しました。
が、ファイナルセットの終盤では突然コートを離れるという場面も有りました。
確か、気持ち悪くて吐いてたと後で聞いたような覚えが有ります。
食べ物に当たった(食中毒)という記事も読んだような気がします。
シュテフィとしては、短時間で試合を終らせかったでしょう。
でも、アランチャのコートカバーリングが素晴らしく、珍しく苛立ったように叫ぶ場面も有りました。
終盤の競り合いをアランチャがものにして、7-6 3-6 7-5でアランチャの勝利でした。
SFのシュテフィ対モニカの打ち合いも素晴らしく、テニスにハマるきっかけになった大会でした。
今でも、大会のインパクトで89年のフレンチに敵う大会は無いと思ってます。
相変わらず、試合と関係ない事書いてますが(笑)、この東レの時はシュテフィ圧勝でした。
◇写真は、やっぱりピンボケが多いですね。
まあ、雰囲気を味合うしかないでしょう(笑)
◇これはチェンジエンドの休憩からコートに戻る時です。
これがシュテフィはとっても早かったです。
相手の選手は、常にシュテフィに待ち構えられている感じです。
ポイント間も、今のジェニファー以上に早く、相手はますますシュテフィペースにハマってしまうようです。
焦らすとか、そういうものを許さない雰囲気が、当時の彼女には有りました。
それが女王、No.1の貫禄というものでしょうね。
◇あっという間に試合終了でした。
たぶん、1時間掛かってないのでは?
◇インタビューを受けるシュテフィ。
◇そして、表彰式です。
◆Gigi Fernandez/Elizabeth Smylie (USA/AUS)[2] def. Jo-Anne Faull/Rachel McQuillan (AUS/AUS) 6-2 6-2
試合はよく覚えてませんが、ジジ&リズの貫禄勝ちのスコアですね。
レイチェル達からすると、何をやれば良いのか分からない感じだったのかも。
ところで、ジジやリズは何個のダブルスタイトル持ってるんでしょうね?
30個は確実に取ってるでしょう。
50は行ってないかなー?
このクラスの選手が組むと、誰が誰と組んでもかなり強そうな感じはします。
たぶん、負ける感じは全くしないでの試合終了だったと思いますね。
◇休憩中の両ペアです。
◇試合終了の握手です。
◇そして表彰式です。
初めての東レ、一方的な試合も多かったですが、楽しめたと思います。
この後、マルチナが1度目に引退するまでは毎年見に行ってました。
その後はちょっと遠ざかりますが・・・。
写真ももっと撮ってれば良かったですねー。
当時からデジカメが有ればって思いますね。
現像代がバカになりませんからね(笑)
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